大腿骨インピンジメント症候群

手術しない右股関節唇損傷の第1回目のリハビリ

昨日のジムトレでケルトベルでロシアンスイングをしたせいか昨夜就寝時に右尻にちょっとジンジンするような鈍痛が出てしまいました。まずい、と思いながらもしばらくするとその痛みが消え今朝は全くその痛みがなくなっていました。

脚を見るとタオルケットの模様の跡がはっきりついていたので脚が浮腫んでいる様子です。筋肉は落ちるし浮腫むし、ちょっと落ち込んでしましました。しかし今朝も全く痛みなしに靴下を履くことができました。何なんだったろう、あの靴下を履くのにも5分以上かかった数日間は。

今日は整形外科で右股関節唇損傷の1回目のリハビリの日です。

リハビリ室に行ってみると思った通りほとんど高齢者でした。

右股関節唇損傷の1回目のリハビリ開始

medical note

私を担当する理学療法士(PT)は30代と思われる会話に少し関西弁が混じる男性でした。

まず私の症状を説明(確認)してもらいましたがこのとき初めて私が大腿骨骨折ということを知りました。私はそんな話は整形外科医から聞いていなかったので驚き、「骨折?」と聞き返すとレントゲン写真のコピーを見せて大腿骨骨頭付近の骨が骨盤(寛骨)と繰り返しインピンジメント(衝突)して骨折したとのこと。私はおそらく骨折というより削れたのではないかと勝手に思っていますが医学的には骨折になるのかな。ここはあまり深掘りしてもPTは医師ではないので聞き流しました。(後日医師に確認するつもり)

・仰向けになって右脚を持って色々な方向に回して股間節の動きを確認。力を抜いてと言われるが相変わらず抜けずにいるのでPTに笑われる。やはり右膝損傷で脚を(無意識)に庇っているんでしょうとのこと。おっしゃる通り!

・実際に股関節周りの筋肉群を触診しながら脚を回します。

・次に歩行チェック。

これらで分かったのは

・右尻小臀筋が硬い(この筋肉が硬いから股関節の詰まる)

・左尻の小臀筋が弱い

・大腿筋膜張筋が硬い

・腸腰筋(多分腸骨筋)は硬いが「鍛えているせいか強い」(無表情を保ちつつ心の中でニンマリ。筋トレバカ。)

・右の腰方形筋が硬い

・腹横筋が弱い

・上半身が右側に傾いて歩いている(これも小臀筋の硬さが関係しているらしい)

・レントゲン写真から仙骨が正面から見て左に傾き、左側の寛骨が右側に傾いている(そんなことってあり得るのか?)

・胸骨が右側だったか左側だったか忘れてしまったがどちらかに回旋している(北半球と南半球の人では胸骨の回旋方向がことなるそうです。本当か?そうであれば地球の自転が関与しているのか。)

・骨盤は後傾している(前回行った整骨院では前傾していると言われたが後傾が正しいのだろう。)

土井治療院

実は、上半身は全体重の約70%を占めており、その上半身に歪みが起こると体のバランスが崩れ、倒れてしまうため骨盤を使ってバランスを取ろうとします。

そのため、骨盤を安定させるために小殿筋が緊張した状態が続き、次第に固まってしまうのです。

また、体のバランスが崩れると、体の中心線がずれるため、骨盤の位置もずれ、股関節が内側に入ることで股関節の外側が引き伸ばされます。

すると、股関節の外側にある小殿筋にさらに負担がかかり、股関節の外側に痛みが出てしまうというわけです。

土井治療院

施術内容

・右脚を持ち上げて手技で小臀筋を緩める(かなり繰り返していた)

・左を下にして横向きになり膝を90度曲げて両脚をくっつける。そこから右足のかかとを少し軽く浮かせる。この運動を繰り返すことで小臀筋を緩めることができるらしい。

・ドローンで腹横筋を強める運動

今後の施術と注意事項

・上記の筋肉を緩める。特に小臀筋と大腿筋膜張筋。

・しばらく下半身の筋トレはしない方がいい

・靴に症状にあった中敷をいれることも検討する

・小臀筋、大腿筋膜張筋はさするように軽くマッサージする

・大腿直筋の股関節の付け根部分は両親指で横方向にさすってマッサージするとほぐれる

・マッサージガンを強く当てることは痛みを増す可能性があるので勧められない

終わりに

・今回のPTは4年前別の整形外科で右膝のリハビリをしたときのPTよりはるかにマシだった。いろいろ細かく説明してくれるし同じ症状の野球選手やクラシックバレエの患者の話もしてくれた。

・また山登りをしたい、できますかね、と聞くと「頑張りましょう!」と言ってくれたが「できます。」という言葉はなかった。ちょっとがっかり。

・45度レッグプレスで可動域を求めるあまり無理をして股関節を屈曲させたのが原因か。そのとき股関節が後傾しやすくなる(腰痛の原因になる)ので前傾姿勢をとるために胸を張って行うことを意識したというと、股関節がもともと柔らかい人はそれでいいのですがそうでないと股関節を後傾させることでインピンジメントを避けることができるので一概に後傾が悪いとは言えない、とのこと。

もっと早くそれを知りたかった!

・正直今の状況は不安だらけ。手術の方がいいのか保存治療がいいのかまだわからない。股関節唇損傷の手術には「旬」があり悪化すると変形性股関節症になるのでそうなったら手術の場合は人工股関節手術になってしまうので早期発見が第一らしい。

・股関節唇手術の名医と言われる宇都宮啓先生は70〜80%は保存治療で回復すると言っていたが今はそれを信じるしか無いだろう。

・次回のリハビリは来週だ。

・今日のリハビリ料金は今後の計画書を含めて2,200円。最近金が出ていくばかりでこっちも心配だ。

・しかしあれほど靴下を履くのにも痛かった股間節が突然痛みがなくなったのはどうしてだろう。PTにも聞いたがわからないそうだ。

・それにしても私の筋肉がどうしてこんなにも硬いのだろう。筋トレ後のストレッチはしているのだが、インナーまで届かなかったのか。

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