アイキャッチ画像:AR-EXスポーツ整形外科チーム
右尻大腿骨大転子の痛みにより一昨日に続き昨日整骨院に行って施術してもらいましたが本来であれば腹筋下部を鍛えるはずでした。腹筋下部が弱くて前傾した骨盤を元の位置に戻すためです。
しかし一昨日よりも症状が悪化しているとわかり腹筋下部の電気治療は取りやめ従来の手法でマッサージと電気治療をしました。
そのとき施術師からこれは筋肉ではなく神経系の問題ではないか、整形外科へ行ってMRIを撮ってもらった方がいいとアドバイスを受けました。私も内心これはおかしいなと思っていたので早速本日初めて行く整形外科へ行ってきました。
この整形外科を選んだ理由
昨夜数時間を要してどの整形外科に行けば良いか検索しました。なにせ私は今まで出会った整形外科医はほとんどろくな奴ではなかったので非常に整形外科に関しては懐疑的なのでした。
今日行った整形外科は「整形外科、股関節、xx市」と検索するとよくネットで登場する人物で特に股関節に関しては「MRIを取らないとわからない」と言っているほどでした。MRIはX線では見えないものも映すので私も過去の経験からMRIが一番はっきりすると思っていたからです。
しかしここはMRIがないのです。MRI設備があるクリニックは過去一度行ったことがあるのですがやはり非常に不快な目に遭ったことのあるクリニックで私の左膝の痛みを腸脛靭帯炎ではなく「加齢でしょう。」と簡単に片付け湿布薬を出しただけの未熟者でした。
今日行ったクリニックのHRを見るとスポーツ障害や関節治療を重視しているらしいので行ってみるかとなったのです。
そこは電車とバスを利用しなければならないのでちょっと面倒くさいはくさいのですが。
X線の結果は「大腿骨インピンジメント症候群の疑い」でした
バスで10分で着く郊外ののどかな一角にこの整形外科はあり近くには郊外にありがちな内科医院や歯科医院がありました。
中に入るともう20名ほどの患者が待っていました。やはり人気があるのですね。
予約時間を20分オーバーして診察室に呼ばれました。
ネットに出てくる医院長かと思ったら若い女医さんが担当となりがっかり。
それでも時系列に痛みを説明しX線を取ってみるとなんと「大腿骨インピンジメントの『疑い』」ありとのこと。
私はX線写真を見ましたが大腿骨骨頭と骨盤の窪みがくっつきそうになっていました。これは左の股関節も同様です。
半年前に別の整形外科でX線を撮った時は別に異常は認められず骨盤の窪みと大腿骨骨頭ももっと離れていたのです。
半年でこんなにも股関節が変わるものなのか。驚きとショックです。
インピンジメントとは「衝突」という意味で文字通り骨盤の窪みと大腿骨が衝突する症状です。
そして詳細はMRIを撮った方がいいということになり早速私はクリニックを後にした後「善は急げ」ということでメディカルセンターに予約を入れました。運良く今日空いた時間があるということで午後に都内のメディカルセンターへ行ってMRIを撮影してきました。
4年前に右膝の半月板が損傷した時もこのメディカルセンターのお世話になりましたが、今回はMRIは20分程度ということでしたが実に長く感じ、しかも金属板を下半身に当てていたので時間と共に両脚の脛が痛くなって落ち着かなかったです。
前回は眠くなったのですが今回は痛みでもぞもぞして「早く終われ」と念仏を唱えていたのでした。それに相変わらず部屋は寒いのです。
まるで棺桶に入ったが如く、今は亡き母を思い出し「お袋もこんな棺桶に入ったのかな」となんだかしんみりしてしまいました。なぜこんなことを思い出す?
ネットで調べると骨盤と大腿骨骨頭のある部分がガッツリぶつかると変形施股関節症になり、大腿骨インピンジメントはその前兆という位置づけらしい。(インピンジメントにも種類がありその種類によて症状が異なるらしいが。)
多くは保存治療で痛み止めの薬を飲んだり、湿布を貼ったり、安静にしたりというところですが筋トレも重要な保存治療になるのです。
なぜこのような症候群が起こるかというと
・骨盤が前傾して大腿骨骨頭と接触しやすい部分が固定化されている(言い方がちょっと難しい)
・前傾した姿勢が続くとその周囲にある筋肉(中臀筋、梨状筋、小臀筋、大臀筋などの上部と大腿直筋)が硬くなり疲労する
・骨盤が前傾しているということは上記の筋肉が硬くなるだけでなく腸腰筋、腹筋下部、ハムストリングスが弱い(あるいはうまく働かない)ということでもある
この症候群は激しい運動をするアスリートに多い症状で各筋肉がうまく使えていない、使いすぎの原因により骨が引っ張られたり引っ張ったりして姿勢が悪くなり上半身を乗せ固定(安定)化させ、さらには脚を動かすために回転するという複雑な役割を持つ股関節に過負荷がかかって起きる症状のようです。
終わりに
今朝、靴下やパンツを履くのに10分もかかりました。ここ数日朝起きる時が最悪のコンディションでこの1週間で3回プロによるマッサージを受けましたがマジでその行為が悪化させた可能性もあります。
マッサージ店が悪いのではなく私が事前に股関節のX線では股関節には問題なしと言ったせいです。そのせいでマッサージで脚を引っ張ったり、回したり。いろいろなことをやってくれました。
今年1月の別の整形外科でのX線は撮り方(ポーズ)が間違っていたのではと疑ってしまうほどです。
なぜ股関節ではなく大転子に痛みを感じるかと聞くと痛みが拡散されたのでしょう、とのこと。
詳細な症状は明日予約をした整形外科でお話しを聞くことになるでしょう。
MRIでは大腿骨の壊死もわかるのでもしこれだと最悪の事態。今からあまりネガティブにならないようにしないと。
今後の身体のメンテナンス(リハビリ)も含めて色々聞いてくるつもり。どんな筋トレが必要なも聞きたいところ。
それにしてもショック。
経済的にも。
診察料:¥2,930、薬:¥660。MRI:¥7,880 合計¥11,470
歳を取ると医療費がかさみますね。はやく山に行きたい。
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