最近とみに感じる睡眠不良。
学生時代からの習慣で寝るときは本を読むので布団に入ってから30分から1時間後に眠りに入ります。疲れているときは電気スタンドを消さないでそのまま寝てしまう時もあります。
しかし最近は寝つきが悪くなって読書後もすぐ眠れない日が続いています。
さらに午前6時頃に目が覚め目覚ましをかけた7時40分までいつの間にか寝ています。睡眠時間が短くなって熟睡もしていないので朝起きても少し頭がもうろうとする時があります。
この原因はほぼ確定しています。
アルコール摂取による私の体の実害
睡眠不良
加齢によって睡眠が浅くなったり短くなったりするのは体内時計が段々狂ってきたからで年をとれば早寝早起きになるのが一般的です。
しかし私の場合はそれが原因というよりもアルコール摂取による睡眠不良が原因です。
睡眠にはレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)がありこれが交互に現れます。
レム睡眠のときは脳が覚醒しているので夢を見たりします。これは脳の情報整理とも言えます。
ノンレム睡眠のときは脳が安静にしているときで熟睡はこのとき起こります。また成長ホルモンも寝入りばなのノンレム睡眠時に脳から分泌されます。
そのためしっかりとノンレム睡眠を持つことが大切なのですが、アルコールは睡眠を浅くしてしまう作用があるため熟睡できないのです。
よく寝酒を飲んでぐっすり眠るという人がいますが、それは全くの勘違いで塾推しているのではなく麻酔で眠らされているような状況で睡眠の質としてはかなり低いのです。
このレム睡眠のときに見る私の夢がどういうわけか高校時代付き合っていた彼女の話であったり会社員時代の苦い思い出だったりするのです。いずれも見たくない夢でアルコールというのは往々にしてこのような嫌な夢を見せるようです。
舌のむくみと血豆
以前から舌の端がギザギザになっているのがわかっていました。色々調べると舌がむくんでいるために歯型がついたようです。
数ヶ月前に口内と舌の裏側に血豆ができるようになり1個できては消えまた別の場所にできるという状態が1か月ほど続いたことがあります。
しばらくしてすっかり消えて安心していたのですが、2、3日前からまた血豆が出るようになりました。
おそらくこの血豆はむくんだ舌が歯や歯をかぶせている銀冠と接触したり噛んでしまったるすることで起こると考えられます。
したがってむくみさえなくなれば血豆もできないはずです。
この舌のむくみはどうして起こるのでしょうか。
舌のむくみの原因
水分の摂り過ぎ
塩分の摂り過ぎ
アルコールの摂取
腎臓機能障害
リンパ管機能の低下
などが考えられますが、私の場合はもちろんアルコールの摂取が原因です。
アルコール摂取によるむくみ
血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張して血管から水分が漏れ出します。
またアルコールは90%肝臓で分解されますが、この分解では水が必要になるのです。したがってアルコールを飲むと水が飲みたくなるのです。アルコールや水で水分を過剰に摂取すると舌はもとより体がむくんでくるのです。
さらにアルコール摂取時にはハム、ソーセージ、チーズなど加工食品を食することがあると思いますがこれら加工食品には塩分が含まれております。
血中の塩分濃度が高くなると濃度を一定に保とうと体内の水分が溜まりだすのです。
通常体内の水分は細胞の中に2/3あり、残りは血中や細胞と細胞の間にあります。そしてむくみとは細胞と細胞の間に水分が溜まる現象のことを言います。
体内の水分は細胞へ栄養素を送ったり老廃物を除去したりする運搬役を担っていますがそれが過剰になるとむくみを起こすのです。
背中のかゆみ
アルコールを摂取すると体温の上昇により体がかゆくなる時があります。現在は長い間背中に集中しているようです。最初はあせもか虫に刺されたかなと思っていたのですが、結構広範囲なのでこれは湿疹だなとわかったのです。
独り身の私は背中の状況が一人ではわからず、鏡を見ても赤い点々が背中の端の方にあることが見えるくらいです。
また胸にできる赤い発疹はかゆくないのですが、これは完全に肝機能の低下を表しています。過去に何度もありましたのでわかります。
しかし背中の広範囲でのかゆみはあまりなかったことです。
太る
アルコールはエンプティーカロリーと言われて体内に蓄積する脂肪にはならないと戯言を言う人がいますが、アルコールの中の純アルコール(エチルエルコール)自身が体内で中性脂肪を蓄積を促進する物質を分泌させることがわかっています。
また、私が飲む発泡酒はビールに比べて安価なのですが、その分いろいろ添加物が含まれ太りやすくなっています。
私は以前まで缶ハイボールと焼酎を飲んでいましたが、飽きてきたのでまた発酵酒と缶ビールに手をつけてしまった結果またウエストが1cm増えてしまいました。体重も1kg増加です。体重が増えてもウエストが増えなければ何ら問題はないのですが、せっかく減らしたウエストが増えるのは私にとって大問題なのです。
つまみに気をつければ太らないとよく言われますが、上記の通りエチルアルコール自身に問題があるのです。
もちろんその量によって太らない場合もあるでしょう。私の場合も毎晩発泡酒でなく缶ハイボールを飲んでいるとウエストが減ってきました。
まとめ
・肝機能、腎機能が弱ってきているともっと実感すべき。
・取り返しがつかなくなる前にアルコールの摂取を控えるべき。
・アルコール濃度の低い発泡酒やビールは太るので考えもの。
・焼酎(アルコール25%)は水割りで飲んでいますが、割って飲んだからといって結局同量のアルコールを摂取していることには変わりはないことをもっと自覚すべき
例えば、25%焼酎50mlをストレートに飲んだ後に水100mlを飲むのと25%焼酎50mlに水100mlを加えた水割り(150ml)を飲むのとはどう違うのか。どちらもアルコール50ml飲んだことには変わりはないのです。
・アルコールは夕食時と夕食後動画を見ている時に飲んでいます。この時の飲酒を全部やめることができるのか。難しいですね。朝食時と同じように味噌汁を作ってごまかすか。
あるいは動画を見る時はお酒をやめるか。
・筋トレの日を休肝日とするか。
・アルコールは登山から帰ってきた時のみ摂取とするか。
・アルコール代は月9,000程度の出費なので経済効果を狙ってきっぱりやめるか。
・筋トレ、登山、酒(特に動画を見ながらの酒)とブログ作成以外ほとんど楽しみはないので酒をやめるには勇気がいります。
・病院通いはお金がかかると頭に叩き込むか。
・山口瞳の「酒飲みの自己弁護」を読むか。
私にとって長年連れ添ってきたアルコールとの決別は実に悩ましい問題なのです。
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