今年61歳になります。59歳になる年に会社のM&Aによりリストラされました。以来、組織に入らずノマドワークで生計が立てることができないかと考える日々を送っています。(←なので「金欠」です。先々を考えると、これが唯一の心配の種)
また、ジムでのトレーニングと登山を生活の中心においています。ただし、先立つものが非常に乏しいので不安はあります。それでも、残りの人生を考えた場合、もう会社都合で振り回されたくないし、人間関係にも気を使いたくありません。
私の場合は、リストされる前に、筋トレと登山があったので退職後の精神状態は、「ネガティブ」にはなりませんでしたが、一般に定年退職した人は、最初の半年間は開放感に浸るそうですが、その後段々「うつ」状態になるケースがあります。
今後何をしていいのかわからないようで、特に下記のような人に多いようです。
・会社人間だった
・性格が真面目、几帳面
・これといった趣味がない(つまり、夢中になるものがない)
・自宅のある地域社会に密着していなかった(例えば、夏祭りのような地域イベントに参加してこなかった)
こういった人は、定年後精神的な不安感を持つようです。
このような人には私は、トレーニングジムへ行くことを勧めます。その理由は、下記の通りです。
筋トレで体を若返らせる
ジムでは、筋トレのような無酸素運動から、トレッドミル、バイクのような有酸素運動までいろいろできます。60代以降は筋力の低下が目立ってきます。本人は自覚しなくても筋肉は徐々に減少していきます。特に下半身の筋肉の減少には著しいものがあります。これを放っておくと、変形性ひざ関節症や浮き指、足裏アーチの弱体化などにより歩行が困難になってきます。また、筋肉が肥大すると見た目にも若々しくなります。筋肉は、60代、70代になっても成長します。それをはっきり自覚できるのは、筋トレです。自分がまだ成長していることがわかれば、それが「生きがい」にもなります。
ジム友ができる
同じようにリタイヤした人が多いです。そのため同じような境遇の友達ができる可能性があります。午前中は特にシニア男性が多く、夕方からは会社員が多くなる傾向があります。そして最も多いのがシニア女性です。この人たちは本当に元気です。もう死なないのではないかと思うくらい張り切っています。それに比べて男性陣はおとなしいですね。
生活にリズムができる
ジムに行く習慣ができると生活にリズムができます。なぜならジムへ行くには外出しなければなりません。外出するといろいろな街の風景を目にします。自宅にこもっていた時より、視覚や聴覚から得る刺激というものがあります。
食事に気をつけるようになる
筋トレをすると、栄養面で気をつけるようになります。特にタンパク質の摂取が重要になるので、タンパク質を上手に摂取するためにはどうしたらいいのか、糖質はどの程度制限すればいいのか、などいろいろ考えることが多くなります。そうすると自分の健康面にも気をつけるようになります。
自分に自信が持てるようになる
筋肉がつき、さらに体力がつくと自分に自信が持てるようになります。私の場合、山に行くたびに自分の脚力がつき、若い登山客をサクサクと追い抜いて登る快感を持つことができました。また、街を歩いていても同年代より若いという自覚と歩行が以前よりしっかりしてきたとはっきり自覚でいます。また、ウエストもスリムになり、顔も含めて全体がスマートになってきました。
会費は意外に安い
ジムにもよりますが、大体年会費は、13-14万円でしょう。月に直すと、11,000円程度。日割りにすると370円/日です。今時のタバコ代より安いでしょう。1日370円で健康が買えるわけです。こんな安上がりなことはありません。いろいろな店舗があるジムに入会した方はいいかもしれません。なぜなら、あちこちの同系列の店舗に行くと気分転換にもなります。その辺はお好みで。
深夜、余計なことを考えなくなる
ジムへ行くようになると、トレーニングの程度にもよりますが、ジム後一時的に疲労感が襲います。その晩はよく眠れることでしょう。したがって、心地よい疲労感で深夜余計なことを考えなくなります。ただし、アルコール濃度の高いお酒は睡眠を浅くさせますので、あまりお勧めできません。
いかがですか。
残りの人生を有意義にするためにも、ジムへ行きましょう!
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