社会

ユニクロのヒートテック9分袖からちょっとだけ考える人権問題

アイキャッチ画像:BBC News

東京も気温的に冬モードになってきました。

ユニクロの半袖シャツと厚手のボタンダウンのワイシャツだけでは3層の冬用登山ジャケットを着ても寒くなってきたのです。年なのかな。

もっとゴツいダウンジャケットはあるにはあるのですがモコモコ感がちょっと気になったりします。

そろそろカーディガンが必要かとハンガーラックた押し入れの衣装ケースを探しても見つかりません。

さてはとしばし想いにふけるとそういえば昨年断捨離で捨てたような気がしてきました。

長年着ていたカーディガン。ポールスミスのカーディガン2着ははるか15年以上も前に購入し、もう一つのカーディガンは無印で購入したものだったような。

ポールスミスのカーディガンの1着は背中や肩あたりに穴が開くようになり糸で塞いだものの再発してもう着なくなりました。もともと少し小さめでぴったりフィットする感じが良かったのですが今となっては筋肉が邪魔して窮屈に。

無印はもうヨレヨレになっていたはず。

というわけでカーディガンは無くなっていたのでした。

暖かいユニクロのヒートテック9分袖下着

それではとユニクロのヒートテックの半袖下着を冬モードに切り替えるべくユニクロのwebサイトを見てみました。

ありましたね、長袖のヒートテック下着。長袖といっても袖が服から見えないように9分袖になっている優れもの。

今購入すると990円が790円に。

長袖の下着を着るなんて何十年ぶりなのでしょうか。

ちなみにいまどき下着とは言わず「インナー」と呼ぶらしい。

子供時代には北海道に住んでいたので冬は長袖の肌着とモモヒキ、タイツが当たり前でしたが、いつの間にか年中半袖の下着になっていました。

北海道はともかく東京で長袖の下着を着るなんて年ですね、本当。

でもこれを着て外出すると両腕が暖かいのは事実です。

ジムではもう高齢者がモモヒキを履いている人もいますし、20代のサラリーマンはなんとタイツを履いていたのを見かけました。

東京でも冬用の下着を身につける人はいるんですね。

結局4着購入。

同じ商品でもmade in India、Bangladesh、Viet Nam

ところでこのヒートテック下着の袋の裏を見ると製造国として上記の国々が明記されていました。つまり、インド、バングラディッシュ、ベトナムです。

なんと同じ商品をこの3カ国で作っているわけです。

なぜ同じ商品を確認できただけでもこれら3カ国で製造しているのかわかりません。

コロナ禍で各国の工場が停止、もしくは減産したおかげでお互い工場が補完しあった結果かのでしょうか。

ブロガーとしてスタッフに確認すれば良かったと思っています。

少し前無印をはじめとする欧米系メーカーが中国のウイグル族弾圧問題でそのウイグル人を使って商品を製造しているのではないかという疑いが各メーカーに持たれていました。

国際非難を受けその後どうなったのかは知りませんがユニクロは何もなかったのでしょうか。

どうもmade in Chinaがなかったのはこの国際非難と関係があるのでしょうか。

人件費の安価な国で商品を製造するのはビジネスの常套手段ではありますが、今ではそれも人権問題になってしまうのです。つまり超安価なコストで発展途上国の国民をこき使っている、小さな子供を労働力として酷使しているのは許せないというわけです。

こういう話ってどちらかというと日本人は苦手ですね。想像力がないからでしょう。

海外のことを言う前に日本でもブラック企業がたくさんあり、自殺者まで出して問題化していると言うのに海外のことになると鈍感になってしまうのは非常に残念なことです。

終わりに

冬用の長袖の下着の購入から人権問題の話になってしまいました。

カーディガンを断捨離したことで長袖の下着を購入する羽目になってしまいましたが、初めから長袖の下着を着ていればカーディガンは不要だったとも言えます。

会社員時代は本当に無駄な買い物をしていたと思います。

それに人権問題なんて会社員時代は頭の中は仕事のことばかりでしたで真剣に考えたことはありませんでしたね。

会社人間ではなかった私でもこの程度ですから日本の会社員は仕事関係以外のことには頭が回らないのではないでしょうか。

日本人は仕事からもう少し距離を持つことができたらもっと余裕のある国になることができるのですが。

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