新宿の街を歩いてるとなんだか以前と違うなと思うのですが何が違うのかわからずにいたのですが、ようやくわかりました。
ホームレスがいなくなったのです。もちろんいるにいるのですが以前より人数よりかなり減っている印象を受けます。
そのせいか以前のように自分が近い将来ホームレスになるのではないかという強迫観念が少なくなりました。
少し前の政府の報告では日本のホームレスの人数は3千数百人です。
私が知る限りではコロナ以前は7千数百人が政府の公式数値でしたがホームレス支援関係者は1万人を超えている見解を示していました。
なぜホームレスが少なくなったのか
コロナ後になってなぜホームレスが減少したのでしょうか。
実際はコロナ禍で失業して「にわか」ホームレスになった人が多かったのではないかと思います。一時期かなりの若い世代の「にわか」ホームレスが新宿にもいました。堂々と路上で布団を敷いているツワモノまでいましたから。それも真新しい布団。
それが仕事を見つけたのか他の場所に移動したのか生活保護を受けるようになったのかしたのでしょう。
生活保護を受けるには住居が必要ですから各自治体から出る保護費をもらって家賃を払ったのかもしれません。
こういったことは若い世代は無料Wi-Fiが使用できる場所に行って携帯で調べる場合が多いのですが高齢者のホームレスはなかなかそうはいきません。
あるいはコロナ感染したくないのでどこかもっと郊外に移動したのかもしれませんね。
それでも思い出すのが銀座にいたホームレスです。
第一回目の緊急事態宣言で図書館がしばらく休館になって以来都心の大型図書館で英語の勉強をすることをやめたので滅多に東京駅方面には行かなくなりました。今から考えると電車賃も勿体無いことをしていました。
その道中に全身黒ずくめの男性ホームレスがいましたが彼は今もあそこの場所にいるのでしょうか。服はボロで年齢は40代くらいのように見え、どういうわけかドラムのスティックを持っていました。そして居場所はいつも海外アパレルメーカーのビルの前。
ある日外人観光客から缶コーヒーを渡されたとき、その缶を両手で挟み込むようにして受けとったのがとても印象的でした。
どうしているんだろうか。まだホームレスをしていてあの場所にいるのでしょうか。
ホームレスはコロナ感染しない?
またホームレスがコロナ感染したという報道は聞いたことはありません。
その考えられる理由は下記の通り。
・基本一人暮らし
・屋外生活
・飲食店、カラオケなどには入店しない、できない
・混雑したところにはいない(寄付目的で人通りのあるところに座るホームレスはいる)
以上のような条件下ではコロナには感染しづらいはずです。
特に一人暮らしで密接しない屋外生活だと感染する確率がかなり低くなります。
もっともマスクなしのホーレスも多いので人混みの中に入ると感染リスクは一気に高まりますが。
飲食店・喫茶店は変異型コロナに感染しやすい?
先日テレビである医師が変異型コロナは従来の感染予防策では不十分だと話していました。
私はジム帰りには高タンパク質摂取のため定食屋でとり肉を選択するのですが当然一人で食事し、席は一人用で向かいか横にはお約束のアクリル板で仕切られています。
また毎日喫茶店にも行っていますがここでもテーブル席はアクリル板で仕切られています。
しかしその医師はそれでも変異型コロナは感染すると話しています。
経路不明のコロナ感染者を独自追跡調査していくと、
・食事はアクリル板のある飲食店で一人で食事をしていた
・会食はあっても会話しなかった
どういうことかというと上記のような状況下でも変異型コロナが「室内で滞留している」と感染するというわけです。
新型コロナであれば感染しなかったであろう状況でも今まで以上に換気対策をしていないと感染能力のより強力な変異型では感染してしまうのです。
私が行く喫茶店の一つはビジネス目的の人が結構多くマスクなしで携帯やスカイプで通話している人がいるのです。今日も若い男性がずっとマスクなしでスカイプをやって会話していました。両隣にはアクリル板があるのですが室内への送風はされているようですが窓はすべて閉じられています。
心配しています。ですから近づきません。
お酒を出す店はアウト!
先述の感染能力から考えるとお酒を出すお店はもう完全にアウトですね。
何と言ってもマスクなしで会話するわけですから。
どうしてもお店でお酒を飲みたいならば、
・ドアや窓を開けて換気を十分取っているかどうか
・大声を出す客はいないか(客が大声を出しそうな店かどうか)
を確認した上で行くべきでしょう。
私は変異型コロナに感染したくないだけでなく経済面でお店で飲酒はしません。もう100%家飲みに徹しています。
お酒は若い頃から好きで毎晩飲んでいますが加齢のせいか量もいかなくなり月7,000円前後の費用で済んでいます。1日あたり233円。
たまに昔の癖でワインを飲みたくなることがありのですが我慢しています。結構美味しくて数百円のワインもあるのですが癖になってワインを飲酒し続けると問題ですし、ちょっと太りやすくなるのでやっぱり我慢です。
登山に行っても帰宅してからしか飲みません。
まとめ
喫茶店や定食屋での飲食は変異型ウィルスの前では十二分な配慮が本当に必要だと感じます。
私も2人以上いる席には座らず、定食屋でも相席は断り一人席が空くまで待つようにしています。
飲酒がメインのお店は完全にアウトですよ、本当。赤ちょうちんや夜のネオンが好きな私ですが。
自分の近未来にホームレスになる強迫観念が少なくなってきた理由はもう経済的節制生活に慣れてきたせいもありますが少し開き直ってきたからかもしれません。以前は夢でうなされることもあったのに、です。
もちろん私よりはるかに経済的節制を要する人はたくさんいます。
私より一回り以上若くてコロナで仕事を失い、預貯金もなく来月の家賃の支払いを心配し、唯一の楽しみが以前古本屋で10円で買った本を読み返すことだという記事を読んだときは涙が出そうになったものです。
私のように三度三度食事(朝晩は完全自炊)ができまだ家賃を支払える状況は彼ら・彼女らから見るとリッチな部類に入るはずです。
しかしそんな生活もあと何年かと考えるとゾッとする自分もいるのです。
もっとも経済的理由、健康上の理由などもはやどうでもいいと開き直って飲酒するような時期が来るような気もするのですが。
それまでは生活の一部になっている筋トレに励みます。
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