社会

 

更新: 2020.04.24

世界のリーダーと比べて安部首相がなぜ無能に見えるのか?

アイキャッチ画像:産経新聞

日本国内はコロナの進撃が止まりません。しかしどんなウイルスもやがては収束するのです。新型コロナウイルス感染拡散は「天災」ですが日本の場合はもはや「人災」と言われています。

「人災」とは当然日本の政治家、特に安部首相を指しています。

安倍首相のコロナ対策は現在進行形ですがうまくいっているとはとても言えません。

従順で規律性のある国民性を持つ日本国民に法律上「外出自粛要請」「休業要請」しか言えない安部首相のコロナ対策はもう2週間程早く「緊急事態宣言」を出せばもっと異なった現状になったはずです。

なぜその宣言が遅くなったについてはもう想像できることで別途書くとしても私はあまりにも安倍首相の新型コロナ対策での国民に対する発言が諸外国のリーダーと違っていることに愕然とするのです。

リーダーとしての資質が見えない安部首相

The Wall Street Journal

この緊急事態に自分の言葉で市民、国民に語りかけるニューヨーク市長、フランス大統領、ドイツ首相、イギリス首相やニュージーランド首相と終始官僚が作成した文書を読み上げるだけの安倍首相。

安倍首相はその外交術で日本国民のみならず先進国でも一定の評価を得ましたが、新型コロナウイルスという大災害によって「リーダーの資質の無さ」が露見してしまったのでした。

これは単に安倍首相は他国のリーダーより「おつむが悪すぎる」というだけではありません。なぜなら安倍首相だけではなく他の日本の政治家さらには日本国民にも共通することだからです。

永田町は日本全国から選りすぐりのおバカを集めたところなので政治家の教養の無さは理解できるのですが日本国民にも共通するとはどういうことでしょうか。

自分の言葉で語れない理由

それは日本が長い間大勢の前で「自己表現をする」トレーニングを行って来なかったからです。

学校教育でディベートがない

別の言い方をすると学校で「ディベート(debate=討論する)」する教育がなかったからです。

子供の頃からデベートが学校教育の中に組み込まれているアメリカでは子供でさえきちんと自分の言いたいことを言うことができます。(当たり前のことですが)

一方日本の子供はディペート教育を受けておらず慣れていないせいもあって人前ではなかなか自分の言いたいことを言えません。これが成長するにつれて否応なく自己表現するようになるのですが海外に比べてイマイチ苦手(下手)なのです。

自分の意見に対して反論があると自己否定(全人格否定)されたように感じてしまうとても繊細でウエットな人間に出来上がってしまったのです。

空気を読んでしまう

学校で「周りの人に迷惑をかけないようにしましょう」という標語を何度も繰り返し聞かされることです。家庭内教育でも同じです。

これによって日本の子供たちは「周囲を見る」→「周りに気を配る」→「空気を読む」人間になっていくのです。

「空気を読む」ことは会話にも発揮されます。相手が自分とは異なる考えを持っていると読んだ時相手に不快な思いをさせないために「空気を読んで」沈黙するか、相手に同調するのです。

しかしここで気がつかなければいけないことは「相手を思って自分の意見を言わない」のではなく本当は「自分の意見を言って相手を不快な思いをさせることで自分が嫌な思いをする」ことを避ける意味で沈黙したり相手に同調したりするのです。

決して相手のためではなく自己防衛のために「空気を読んでいる」のです。

これでは本当のコミュニケーションはとれませんし、相手からも信用されません。

教養が足りない

日本の学校教育は暗記教育中心であり、読解・論理トレーニングなどは後回しにされてきました。特に大学では入学に意味があってその後の4年間は人生の中で「羽を伸ばす期間」で勉強は二の次になるケースが多いのです。

これでは当然深い知識など身につきません。

特に日本の政治家は歴史・文学・古典に精通とは言わないまでも一般教養程度は身につけてしかるべきでしょう。そうでなくては海外のリーダーたちと信頼できるコミュニケーションはできません。

読書量が足りないのです。読書では物事への深い洞察力、想像力、読解力を身につけることができます。その結果他人(作者)の言葉が自分の頭の中で熟成(分解・合成の化学反応)されて自分の言葉として発するようになるのです。

しかしこれは外国とビジネスをする日本の会社員にも言えることです。

日本の大臣は日本の大企業の社長と同じ

新華社/アフロ

日本の大企業の社長は長らく何かに秀でると言うよりも社内でいかに「敵を作らない」「嫌われ者にならない」「上司に気に入られる」「人事を味方にする」努力をすることで昇進していく傾向がありました。

いわゆる社長は「おあがりさん」なのです。またその集まりが「経団連」です。

そしてむしろ有能な社員ほどその雰囲気に嫌気をさして社外に飛び出すか出されることが多いのです。

したがって日系の会社はその会社内でしか通用しない人たちが多いのです。そのためグローバル経済の中では進取の気性を持つ若手リーダーのいる外資系に先陣を許す結果になるのです。

しかしこれって日本の政治家にも当てはまります。

特に日本の大臣は与党(自民党)の党内力学で決まり法案の多くは官僚や党が作り、極論すれば大臣は何も考えなくとも「裁可するだけ」「予算を取ってくる」だけで務まるのです。

そのためむしろ50~60歳代のシニア男性がやった方が落ち着く結果になるのです。

つまり各省庁の専門分野に精通しているから大臣になるのではなく党内人事で決まってしまうのです。

そのためマスメディアに突っ込まれて四苦八苦になって最後には辞任・更送になるおバカな大臣(五輪・復興大臣など)が次から次へ出てくるのです。

議員一人あたりのコストは年間1億円でこれらは国税から出ているのでもう本当にうんざりです。

まとめ

日本の政治家の無能振りは今に始まったことではないのですが、あまりにも世界のリーダーと安部首相の発言が異なっているので改めて「がっかり」した次第なのです。

その国の政治はその国の国民性を反映したものなのでしょう。だとすると日本国民も相当のおバカということになります。それは今のアメリカを見てもわかりますね。

欧米とは国の成り立ちから異なりさらに第二次世界大戦の敗戦で戦後新たな民主主義が発達してきた日本。

民主主義などお国が違えばそれも違ってくるものです。したがって日本には日本に合った民主主義があっていいのですがこういう緊急事態になってそれがうまく機能しないのが非常に残念でなりません。

緊急事態にこそしっかりと自分の言葉で国民を納得、安心させることができるリーダーが早く出て来て欲しいものです。

もちろんそれは中国のような独裁国家で権力をかざすリーダーが必要ということではありません。一人の独裁者と自由に発言できない国民の集まりではいずれその国が破綻することが目に見えているのですから。

いついかなる時も自由に自分の言葉で語りたいものです。

またそれができる国になって欲しいものです。

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