映画

古き映画専門のラピュタ阿佐ヶ谷で「吹けよ春風!」を観て

アイキャッチ画像:move walker

今日はラピュタ阿佐ヶ谷で三船敏郎主演の映画「吹けよ春風!」を観てきました。本日が最終日で都合3日間だけの上映。

この映画館はいつも何らかの特集を組んで、しかも古い映画を上映しています。

50席に満たないミニシアターですが独特の雰囲気を醸し出しています。

「吹けよ春風!」のザクっとしたあらすじ

戦後間もない東京でタクシー運転手をしている松村(三船敏郎)はバックミラーで映るお客を見る(観察)するのが好き(趣味)という。(ちょっと変態っぽい)

結婚を間近に控えたカップルの口論になり女性(岡田茉莉子)が男性に向かって結婚式の延期を示唆。どうなるかとヒヤヒヤするもやがて男がある行動に…。

お金持ちの娘で家出したと思われる女性を東京駅まで乗せることになるも怪しげな男が近付き間一髪の救い、さらになだめすかせて家元に返そうとするが…

酔っ払いのサラリーマン2人組を乗せるが2人とも酔っ払っておりその中の一人(小林桂樹)がタクシー内で危険な特技を出し大騒ぎに….

大阪出身の老夫婦は半年前に死んだ息子のアパートに住むことになったが未だ心の傷が癒えず、買い物帰りにタクシーに乗るも話の流れで松村がそのアパートに行くことに。そこで夫が作った料理を食しながらの夫婦の会話に松村は居たたまれなくなるが…

ある雨の夜、乗せたくない男(三國連太郎)が乗ってきて五反田までという。しかし怪しげだったので松村は逃げる算段をしたがそれを見抜かれて拳銃で脅される羽目に…

復員姿の男性(山岡聰)とその妻らしい女性(田中絹枝か?)がタクシーに乗るも何か訳がありあり。小さな子供たちがいる家まで送るも実は男性は復員ではなく全く別の場所で過ごしていたのでした。

映画を観て

監督は谷口千吉で脚本は黒澤明と谷口千吉の共作。音楽は芥川也寸志。1953年制作です。

黒澤明が脚本を書いているとは知りませんでした。

オムニバス形式で所々ホロっとする場面もありますがはっきりいって私の期待を下回りました。

感動させようという下心が空振りした映画、と言えます。

むしろ1953年の東京ってこんなだったのか、という記録映画のように観ていました。

ただ著名な俳優陣が多数出演していて彼ら彼女らの若かりし頃が見えて「へぇ〜」てなもの。

特に三國連太郎の怪しげな男はタバコの吸い方から見てオカマっぽいのでこんな役もやっていたのかと驚きでした。

小津安二郎の映画で若くハキハキした娘役を演じていた岡田茉莉子は私の好きな女優。といっても制作年の1953年には私はまだ生まれておらず世代的には全く異なりますが。後年私が大人になりこの女優を見たとき、シャキッとしつつも妖艶でいかにも映画女優という感じがしたものです。でもこの映画での岡田茉莉子はちょっとブサイクでした。

終わりに

お客はいつものように高齢者が9割で、平均年齢は70歳代でしょう。女性は数名のみ。

ラピュタ阿佐ヶ谷は以前「ペンは偽らず 暴力の街」を観て以来です。

この映画が非常に新鮮で良かったのでまたこの映画館で観ようと思っていたのですが、今回は外れました。

しかし私の期待とは異なっていても著名な俳優陣の若かりし頃を見ることができてそれはそれで良かったと思います。

「たまに行くならこんな店」みたいな映画館です。

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