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早いものでもう術後1ヶ月以上経ち今日で35日目となりました。
術前予想ではもうジムトレに勤しみ元旦の近郊リハビリ登山に向けてどの山にしようなと計画を立てているはずなのですが。
現実はかくも厳しくいまだに3足歩行をしています。
一時は術後15日目にして杖なしでジムに行って上半身の筋トレをしていたのですが1週間ほどでまた右脚、右尻に痛いが走りつえ生活が復活してしまったのです。
身体が劣化してきた術後のリハビリ生活
普段ジムや山に行っている身としては運動しない生活というのがあり得ず、体を持て余しています。
かといって何かしらの運動をすると右尻に痛みがでるし、結局股関節のストレッチや自重のカーフレイズとスクワット程度しかできません。それもあまりセット数を多くやると右股関節に悪影響は出るのではと思い1セット/日のみやっています。
あとは外出して歩くだけです。歩数は7,000〜9,000歩/日です。もっと歩こうと思えば歩けますがそれがいいことなのかどうか判断できないのが悩みの種です。以前退院後2日目で杖をつく練習として一駅歩いて帰宅後室内でも杖をつかないと歩けないほど内転筋が激しく痛んだのがまだトラウマになっているようです。
私の場合は不思議と安静時は入院時も退院後も患部周辺の痛みはないのですが、立って右脚に重心がかかると右脚と右尻が痛むのです。
身体については筋肉の減少が見られかつてはパンパンだった大胸筋もかなり緩んできました。
下半身は術前から右股関節周囲の筋肉痛からろくな筋トレはできていませんでしたから上半身以上にぽちゃぽちゃしてきました。
またジムに行けないのでその分PCを見つ時間が多くなり肩がちょっと凝るようになってきました。以前なら肩が凝るなんてありえないことでしたが。
また就寝時に寝返りを打つのも布団(羽毛掛け布団+タオルケット1枚)の重みを感じられるようになり、筋力が落ちてきたなぁと実感します。
ただし不思議と腰の前屈は以前より楽にできるようになり、足指もグー・チョキ・パーでパーが以前は5本指がそれほど開かなかったのですが今では開くようになってきました。おそらくこれらの指の動作に関与する筋肉群が柔軟になってきたのでしょう。私の筋肉はインナーもアウターもガチガチと言われましたから、これらの柔軟性は筋トレをしなくなった(できなくなった)ことの唯一のメリットでしょうね。
メンタルもやられる術後のリハビリ生活
実は身体だけでなくメンタルもやられています。自宅では杖はつきませんがビッコを引いて歩きますしその都度右尻に痛みが走るので何をするのも億劫になり気持ちが落ち込んでしまうのです。
毎晩入る風呂の掃除はもう2、3週間していないな。バスタブの底に垢が付着しているようなざらつきを感じますが面倒臭くてやってません。
食事量も運動量が減っているので術前よりも若干少食になってきました。もちろん高タンパク摂取は意識していましが筋トレをしていないのでその効果は半減です。食欲はあるのですが「筋肉のために食べるぞ」という意識がかなり減退してきています。
アスリートが怪我をした時にはどうされているのでしょうかね。気になるところです。それこそ運動がビジネスですからできなくなったときのメンタルの持ち方とか筋肉減少を限りなく抑制する方法とか知りたいものです。
また日々ちょっとしたことでイライラする自分を発見します。メンタルがやられているなぁとこういうとき思うのです。
終わりに
右尻の痛みは日々軽微ながら回復していることは実感できるのですがそのスピードが予想以上に遅いのです。
いまのところリハビリ生活のストレスを発散するのは映画しかありません。
ジムや登山が主体の生活をしてきたのでそれができない人生は考えられなかったのです。もちろんやがて加齢により筋トレや登山もできる日が少なくなってくるのは承知しているのですがまだまだ早すぎます。
今後筋肉の回復には上半身で2ヶ月、下半身で半年はかかるでしょう。
術後2週間でジムに行けますか。元旦に登山できますか。と術前に執刀医に聞くといずれも「出来ます」という返事を間に受けてしまったのは自分の浅はかさだったのでしょうね。整形外科医は筋肉のことを知らないので責任は自分にあるのでしょう。
少なくと術後1ヶ月はジムに行かず自宅リハビリに特化しておけば今現在は少なくとも杖なしの生活を送っていられたのかもしれません。まあこういうのは結果論ですから、果たしてそうなるかは誰にもわからないでしょうね。















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