昨日筋トレで痛めた左腰部。昨夜は腰が曲がらずトイレもトイレットペーパーでお尻を拭くのも大変でした。
マッサージガンも効かず、入浴で腰部を温めてから湿布薬を貼り寝ましたが、今朝も一向に良くならずやむなく地元の鍼灸院へ。
腰が曲げられない!
1週間前にワンハンドローで痛めた左腰。痛めたと言っても腰を曲げること、つまり股関節の屈曲は出来たのです。
そのため回復に向かっていると判断して昨日はインクラインダンベルローというさらに腰に優しい種目をやったのですがこれが裏目に。
もうその日は靴下、靴の脱着にも激痛で苦労しました。マッサージガンは大臀筋、中臀筋を含む下半身や大胸筋、肩周りの筋肉には効果はあるのですが、この痛めた腰部には全く効果がありません。
個人的には左の腰方形筋の損傷と思っているのですがはっきりしません。発痛部が患部とは限らないからです。
湿布薬を貼っても翌朝は5%回復した程度。
やむなく昨夜調べておいた市内で一番安価と自称する鍼灸院に行くことに。
初めて行く鍼灸院
2、3年前に右膝が変形性関節症になって膝後ろの筋肉(膝窩筋)が拘縮してしまい、膝を十分に伸ばせなかったのですが地元の別の鍼灸院で一発で治ったことがあります。しかし治療費が40分5,000円か5,500円し、さらに10分延長につき1,000円追加費用がかかりました。
そのため今回はより安価な鍼灸院を選択。
予約のために電話をかけると予約制ではないとのことで急いで行きました。背筋を伸ばして歩く分には問題はありませんが歩く速度は落ちます。
私が行くと80歳代のと思われる小柄なお婆さんが静かに待っていました。すでに診察室に誰かいるようで私は問診票に記入して待つこと20分程度。
その80歳の女性が診察室に入ったと思ったら今度は同じく80歳を超えているであろうお婆さんが杖をついて入ってきました。腰が右方向に70度程曲がったままです。私よりはるかに重症ですがもうこの鍼灸院の常連のようです。
まもなく診察が始まり、初診ということで色々症状を聞かれ、私は、
・1週間前に筋トレでワンハンドローという背中の筋肉を鍛える種目で左腰部を痛めた
・昨日かなり回復したと思い軽い重量でインクラインダンベルローをやったところ同じ部位が痛くなった
・腰を曲げると痛い
・左脚を挙げると痛い
・靴下、靴の脱着が困難
・30代半ばで原因不明の腰痛になり以来腰痛持ちになった
などを話すと
その鍼師は整骨院でよく見かかるガイコツの人形を用いて筋肉の収縮、拘縮の話をしました。いずれも知っていることばかりなので全く興味はありませんでした。
それでも痛い部分は患部とは限らず背中や臀部を関係しているといい、施術してみてどこが患部か見ましょうということに。さらにいくら背中を鍛えても腹筋が弱いと前と後ろの圧が均衡に保てなくなるので腹筋を勧められました。
私はどんな腹筋運動でも腰が痛くなるので今はアブローラー一択なのですがアブローラーなんて知らないだろうなと思い黙っていました。
2つある半個室の一室に入って指示通り上半身裸になりズボンのベルトを緩めてうつ伏せになりました。
背中からお尻にかけて指で押したりして硬さ(凝り)?をチェックしたあと針を刺していきおそらく10本以上でしょう。お尻の上部まで刺しました。
その後10分程度掘って置かれ隣に患者(80過ぎの70度腰が曲がったお婆さん)を別の半個室に入れて準備。一人でやっているらしくバタバタしています。
針を抜いてからその部位に軽くマッサージをしてサッマージガンらしきもので背中からお尻まで軽く振動を与えました。
それで終了。
腰痛がなくなっているかと期待したのですが全くそんなことはなく起き上がるのも苦労しました。
本当にがっかり。整体院より鍼灸院と思っていたのですが。さらに驚いたことにその鍼師はなんと湿布薬を腰に2枚貼ったのです。
本人はテープと言っていましたがテープ型の湿布薬です。これは24時間貼ることができて風呂にもそのまま入れます、と。
私は「結局湿布かよ。」とまたがっかり。
「料金は初診料1,000円、診察料3,000円で次回から3,000円になります。また何かありましたら来てください。」だって。
肝心のどの筋肉が拘縮しているのかは言ってくれず仕舞い。
私もあえて聞きませんでした。おそらく分からなかっただろうと思ったからです。湿布薬を貼る鍼灸院なんて考えても見なかった。誰でもできるだろうに。
安かろう、悪かろうの典型。
以前膝裏の筋肉(膝窩筋)の拘縮で伸ばせなかった膝を一発で治した同じ地元の鍼灸医。中国人で無愛想で設備も整っているとは言い難いけどそれだけ自分の腕(鍼灸)に自信があるということか。
診察カードをもらったけど捨てよう。
終わりに
腰痛は肩痛に比べて日常生活に確実に支障をきたします。
本当に厄介です。
おまけに朝起きると左肩まで痛みが出て昨日の肩トレで合計8セットやったからだろうと推察。少し良くなったらこれくらい大丈夫だろうと思ってついやってしまうです。大いに反省。
今後少し休養をとってそれからは肩や背中は軽量で高回数でやるつもり。
筋肉自身の回復は早くても靭帯、腱は痛めると回復が長期化するので。
継続するためには休むときはしっかり休むことです。
と言いつつわかっいてもやってしまうのでした。
また水分もしっかり取らないと血流が悪くなるし筋肉に筋グリコーゲンを運ばばなくなります。
今日はやっぱり市販の湿布薬を買うか。
(注)湿布は根本的治療ではなく、炎症を抑える(消炎作用)だけなので炎症して自然治癒をし始めているのにそれを抑えようとする行為は本来良くないことなのです。なのでなぜ鍼師が湿布薬を貼ったのか解せません。
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