頭を洗っても洗ってもすぐフケが出て、さらに髪の毛まで大きなフケの塊と一緒に抜けてしまい慌てて皮膚科へ行ったら脂漏性皮膚炎と言われ、ステロイド系ローションを処方してもらって塗ったら一発でフケが止まったのは、確か10月中旬でした。
ニキビだった!
今度は、頭皮に赤い湿疹のようなものがポツポツとできて段々数が増えてきたのでまた同じ皮膚科へ行くと、先生に「今度は何でしょうか」何て言われてしまい、頭の赤いポツポツを見せ、脂漏性皮膚炎でしょうか、それともニキビでしょうか、と問うと、頭皮を見てこれは「ニキビ」です、との事。(先日床屋へ行って電動バリカンで1mm に頭部側面をカットしてもらったのではっきり見えるようになりました。)
何でこんなんところにニキビがというと、脂漏性皮膚炎もニキビも、皮脂が多く毛穴に詰まってしまった状態という意味では同じという事。清潔にする事が大事と言われたが、毎晩風呂に入って頭を洗っている身としては、納得がいかない話。さも不潔にしているような物言いには。
ちなみに脂漏性皮膚炎にはステロイド系の薬ですが、ニキビにはステロイド系は不向きで、ニキビにはダラシン系を使います。
また皮膚用のステロイド系の薬は、虫刺されにも効果があります。虫刺されによるかゆみどめの薬にはステロイドが含まれて炎症を抑える効果があるのです。
私は皮膚科の先生から下記のデルモゾールローションを虫に刺された時のために多めに処方して貰っています。
基本的に脂漏性皮膚炎は、ストレス、睡眠不足などからくる精神的なものと言われたけど、確かに一時期睡眠不足的なことはあったので、その時はそうかと思いましたが、今は睡眠不足ではないし、そんなにストレスは溜まっていない。いやあるか!?(←本人が自覚していないストレスもあるかも。例えば慢性金欠!)
それにしてもこの皮膚科の先生。毎日、毎日、皮膚専門なので同じような患者に同じようなことを喋って飽きないかなぁ。私と話している時でもテープレコーダーのような感じがした。毎回同じ症状の患者に対して同じことを言っているんだろうな、と想像してしまいました。私なら飽きてしまいそう。
医者って意外に頭が固くなってくる商売なのかも。
タンパク質の過剰摂取か?
それにしても先生はこれらの皮膚炎の考えられる原因は、ストレス、睡眠不足と言ったけど、個人的には筋トレをしてタンパク質を意識的に多く摂取しようとしているので動物性タンパク質の油脂分が多くなったからではないかと思っています。
鯖の水煮缶は毎晩摂取しているし、卵は毎朝全卵1個、卵白4個を摂取。納豆も朝2パック、夜も1パック摂取。アーモンドも1日40〜50粒ほど摂取しているので、この辺で油脂を多く摂取しているからかもしれない、と自己判断しています。アーモンドは良質のタンパク質が多いのですが、脂質も多いのです。もう少し摂取バランスを考えてみよう。
アルコールの摂取量の問題?
またアルコールの摂取量も増え、深い睡眠が少なくなったような気もします。睡眠はとても大切で、睡眠には深い睡眠と浅い睡眠がありますが、良質の睡眠は、深い睡眠です。
最初の深い睡眠中に脳から成長ホルモンが分泌され、筋肉合成に2次的関与しています。そしてこの成長ホルモンは、筋トレなどの無酸素運動や睡眠中のみ分泌されます。
一方、浅い睡眠は脳が活動的になっており夢を見やすくしているのです。
その夢は、中高年になるといい夢とは限らず、過去の仕事での辛かったことや家庭内の不和なども夢で見てしまいがちになるのです。これがさらに精神的に負担をかけてしまうのです。
私も最近ろくな夢を見ず、非常にネガティブで出て欲しくない人物の夢を見るときがありますが、そういう時は決まってアルコール量が多い時です。つまり、浅い睡眠になっているのです。
また、アルコールはストレス発散に飲んだりしますが、これが逆効果になる場合があります。それというのもアルコールは嫌な過去を思い出させる作用があるからです。したがってアルコールは肝臓に負担をかけるだけでなく嫌な過去を思い出させて不快な気持ちにもさせることがわかっています。お酒はほどほどに。自戒を込めて。
体質か?
しかし、最大の要因は私の身体の弱点は皮膚が敏感で弱いことです。病院へ行く理由の8割は皮膚がらみです。残りは、風邪、インフルでしょう。体質のせいで遺伝性のものだと思います。
こればっかりはどうしようもありませんね。
40代の頃に背中に一面赤い湿疹ができて都内の逓信病院へ行ったことがあります。痒くはないのです。診断結果は体内に生息するカビが悪さをしたようで長ったらしい病名でした。中高年に多いらしいのですが、ビタミンBが不足して起きるようで、薬はオレンジ色のビタミンBの錠剤1か月分。
小便が赤っぽかったので血尿かとビビりましたが、すぐ薬のせいかと思い至りました。そして間も無く湿疹が消えていきました。
50代の頃、左足のくるぶしの下あたりが痒くて掻いていると雑菌が入ったらしく腫れ上がってきて、慌てて上記とは違う地元の皮膚科クリニックににいたところ「これはちょっと」と言われ大学病院を紹介されました。
大学病院に行くと即入院と言われ、独り身の私は、着替えや下着などを準備するため一旦帰宅し翌日から1週間の入院となりました。
この「これはちょっと」といった先生のクリニックは翌日から夏休みだったので診察が継続してできないので「これはちょっと」だったのだと後でわかりました。
病名は忘れましたが、中高年がかかりやすいらしく入院中は車椅子です。それ以外は点滴で退屈な1週間でした。この間入浴は禁止。
その時、若い担当女医さんと話す機会があり、手のひらに痒みが出て水疱性のようになる時があるというと、「私も同じ症状があり、それは体質だから仕様がない」とのことでした。
この手のひらの水疱はかなり前からあって東京慈恵医大に随分通いましたが、結局完治せず。お酒を飲みすぎると出てくるんです。つまり体温が上昇すると痒くなるパターンです。しかし、そうでもない時にも痒くなる時があるので厄介なのです。
脂漏性皮膚炎に至っては30代、40代にもありました。これはストレスが原因だろうと思っています。仕事にかなりプレッシャーを感じてましたから。
でも、やっぱり体質なんでしょうね。
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