少し前まで便秘ではないのですが、便通が悪くなっていました。
医学的には便秘の定義はないのですが、通常3日間便通がないと便秘というようです。
通常、私は会社員時代から朝昼の2回排便します。特に朝は快便です。これが退職後徐々におかしくなってきて時々調子が狂ってきて朝のみとか、朝昼排便してもその量が少なかったり、ひどい時は丸1日でない時もありました。
もちろん便秘に悩んでいる人から見ると私は便通がいい方になるのでしょう。
しかし、私の人生では上記のようなことは有り得なかったのです。
これは筋トレをやるようになって「炭水化物制限+タンパク質摂取量増大」が原因だと思っています。
炭水化物制限(糖質制限)といってももう今から20年近く前から夜はご飯は食べないようにしている程度です。最初の頃は夜の外食時は蕎麦を食すこともあったのでゆるい糖質制限でした。
現在は、夕食はご飯、麺類は一切食しません。その一方で朝食に玄米に全卵3個、納豆2パック+味噌汁(なめこ、刻み油揚げ)、夕食に鯖の水煮缶(もしくは鶏のささみ、胸肉)に野菜、ゆで卵1個+プロセスチーズ(つまみとして)を食しています。
さらに夜食でギリシャヨーグルトが加わっていました。
日中は外食なので立ち食い蕎麦屋か天丼屋で食します。ジムに行く時は和定食屋です。この時が1日で一番リッチな食事をしています。逆に週末は昼を抜くこともあります。
夕食には炭水化物(糖質+食物繊維)としてキャベツ、きのこ、ブロッコーリーを食します。
しかし、排便に必要な食物繊維が少なすぎたのでしょう。直腸に便が溜まっているようで硬い渦巻き状の小さい便が昼間によく出ました。
また、私は肉類を食すると翌日に便が硬くなってなかなか出ないことが多くなってきました。若い頃はそんなことはありませんでした。
ヨーグルトを食するようになってからオナラの出が少なくなったように感じ腸内環境が良くなったと思っていましが、排便には特段の効果はありませんでした。
そのため食物繊維を増やし、満腹感を得ようと以前夕食にさつまいもを食していた時期があったのですが、ウエストが増えやめてしまった経緯があります。(しかし、さつまいもはご飯より食物繊維が多く糖質は少ないのです。)
今考えると本当にさつまいもでウエストが増えたのかどうかわかりません。ただ単に代謝が落ちていただけなのかもしれません。
代謝が落ちると太りやすくなりますから。
さつまいもで便通が格段に良くなった!?
今回、ここ2、3週間さつまいもを食するようになってから便通が格段に良くなったことは事実です。
スーパーでMサイズのさつまいもを1本買ってそれをポテトチップスのように薄くスライスします。
スライスされたさつまいもはビニールの袋に入れて冷蔵庫に保管します。
夕食時にこのさつまいも(1/4本分)を他の野菜、鯖の水煮もしくは鶏肉+トマトペーストと一緒に丼に入れて電子レンジでチンします。
チンできたらそのまま食するのが私の夕食となります。
非常にシンプルでまさに粗食です。一本のさつまいもで4回分の夕食の材料になります。つまり、一回で50g(66kcal)のさつまいもとなります。
この結果は便通が劇的に良くなり、今までの大便がなかなか出なかったのに簡単に水分を含んだ便がたくさん出るようになり、1日朝昼だけでなく夜も出る日もあります。
しかし、これがさつまいもだけの原因なのかもう少し期間が必要です。朝食の味噌汁の具(なめこなどのキノコ)も功を奏しているような気もするです。あるいは相乗効果か。
おそらく個人によって便通の良くなる食材は異なるのかもしれません。自分にあった食材を見つけることが大切で、いろいろ試して見ましょう。
ヨーグルトは腸内環境に影響がない?
また、以前「内臓脂肪を最速で落とす」(幻冬社新書)を書いた医師の奥田昌子さんが、今度は「胃腸を最速で強くする」(同新書)でも書いていますが、ヨーグルトはそれほど腸内環境を良くするわけではないようです。
ヨーグルトのような人工的に作った乳酸菌は、もともと腸内に住み着いている在来菌に凌駕される可能性が高く、生き残りが難しくて腸内環境に効果をもたらすとは考えにくいそうです。つまり腸内も弱肉強食なのです。
したがって、ヨーグルトを食するよりももっと食物繊維を摂取する方が腸内環境を良くするそうです。
それをネットで読んでからヨーグルトを買うのをやめました。本当はオイコスのギリシャヨーグルト(砂糖不使用)を食べ続けたいのですが、結構高いので経済的な意味を含めて現在購入を止めています。
しばらくはこのさつまいもがスーパーで出回っている限り食したいと思っています。しかし、さつまいもの旬は9〜11月の秋なのになぜこの時期に売っているのかわかりません。
いずれにせよヨーグルトを食するのであれば食物繊維をもっと食することが必要なのだとわかりました。
ただし、ヨーグルトが体に悪いというよりも、いいというエビデンスが少ないというのが正しい見方のようです。
またヨーグルトにはいろいろな添加物が入っているものが多いので注意した方がいいでしょう。砂糖が含有されているヨーグルトなどは百害あって一利なしです。
ヨーグルトを摂取するのであれば、プレーンで砂糖不使用にしましょう。
いいヨーグルトはそれなりの値段はします。
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