健康

人工甘味料が含まれているプロテインパウダーを摂取するとガンになる?

アイキャッチ画像:VOI

いまやほぼ全ての食品の中にさまざまん添加物が含まれています。

その中で一際目立つ添加物のひとつが人工甘味料。飲料水、菓子類、調味料などはその典型的なもので成分表をよく見ないと見過ごしてしまします。

以前から人工甘味料は発がん性があると言われてきましたが、国際機関がとうとう人工甘味料のひとつ「アスパルテーム」に発がん性がある可能性がある」と発表しました。

私が摂取しているプロテインパウダーにもその人工甘味料が含有されているのです。

人工甘味料ってなに?

甘味料には大きく2つに大別されます。

糖質系甘味料

砂糖、糖アルコール、乳酸等

非糖質系甘味料

天然甘味料、合成甘味料(人工甘味料)

人工甘味料のカロリー:砂糖と同じで4kcal/g

甘味度:砂糖の数百〜数千倍

人工甘味料は砂糖の代用として合成されカロリーは砂糖と同じで甘さは砂糖をはるかに凌ぎます。このため添加量を抑えることができ原材料費のコストダウンを可能にし低カロリー食品として宣伝ができるので食品メーカー側からすると非常に重宝する合成物質となっています。

懸念される人工甘味料の健康への悪影響

以前から人工甘味料は健康に悪影響があると言われていましたがときどき週刊誌が騒ぎ立てる程度であまり表立っては公表はされていませんでした。

しかし2022年国際がん研究機関(IARC)などから人工甘味料のひとつであるアスパルレームが発がん性物質の分類のグループ2Bに分類されました。この分類に関しては後で説明しますが、人工甘味料が体に悪影響の可能性があると国際機関が発表したのはおそらく初めてではないでしょうか。

人工甘味料の懸念される健康への悪影響は下記の通りです。

・発がん性の可能性

・甘さへの依存性

・腸内環境の悪化

・肥満・糖尿病に関与

マツモトキヨシのプロテインパウダーにも人工甘味料が添加されている

筋トレ歴9年目の私は2年前からプロテインパウダーを摂取するようになりました。

もともとこの手のタンパク質摂取は過大評価しすぎと敬遠していたのですが思った以上に筋量がなかなか増えないので背に腹は変えられず摂取し始めました。

しかし結果は特に筋肉が増量したということもなく変化したのは爪が丈夫になったことくらいでした。また額上部の毛髪が薄くなってきたのですがその速度が止まりむしろ毛が生えてきたような感じさえしたのです。

プロテイン摂取開始前後に毎晩鶏胸肉を170〜180g摂取するようにもなったので鶏胸肉のタンパク質の影響なのかプロテインパウダーの影響なのかよくわかりませんが。

しかし毎日30g摂取していたプロテインパウダーも数ヶ月前からジムに行く日以外は摂取しなくなるとまた毛髪のハゲ具合の速度が速くなってきたのでやはりプロテインパウダーの影響があったのかとも考えてしまいます。

もっとも毎年秋になると抜け毛が多くなりますので単に年齢によるものなのかもしれませんが。このへんの相関性がイマイチよくわかりません。

私が初めて摂取したプロテインパウダーはmatsukiyo LABホエイプロテイン100です。摂取以降ずっと同じものを摂取していますが、その理由は味(ココア味)が飽きないこと、タンパク質含有率が79%で比較的高いこと、価格が2,980円(税抜。1kg)とリーズナブルだったからです。

このmatsukiyoのプロテインに添加されている人工甘味料は下記の通りです。

・スクラロース

・アセスルファムK

・アステルパーム

・L-フェニルアラニン化合物

たくさんありますね。

しかしアステルパームに発がん性の可能性があると公表されても私はいまだにこのプロテインを摂取しています。

なぜでしょうか。

発がん性物質の分類

国際がん研究機関(IARC)によって分類された発がん性物質は下記の通りです。

グループ1  :「ヒトに対して発がん性がある」

グループ2A :「ヒトに対しておそらく発がん性がある」

グループ2B :「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」

グループ3  :「ヒトに対して発がん性について分類できない」

先述のとおり人工甘味料のアスパルテームは上記グループ2Bに分類されました。

そのためこの人工甘味料は含まれているプロテインパウダーは摂取しない方がいいのですが、グループ1になんと「アルコール飲料」が入っていたのです。

なんと、なんとアルコールを摂取し始めてもう45年以上経っていますので今更感がありありなのです。

また同じグループ2Bにはわらび、漬物が入っていました。わらびは発がん性の可能性があるとは知っていましたが、漬物にかんしては「お前もか!」という心境。毎日ではないですが子供時代から漬物は食べていました。今でも定食屋で出てくるときがあります。

さらにグループ2Aにはアクリルアミドという物質が入っていますが、これは『原材料に含まれている特定のアミノ酸と果糖やブドウ糖などが、揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120℃以上)により化学反応を起こすため』生成されるのです。

食品としてはポテトチップ、フライドポテト、クッキーなどの焼き菓子やパン(トースト含む)、コーヒー豆、ココアなどにも入っています。

毎日コーヒー2杯飲む私はどうすればいいのでしょうか。

結局私が今までの人生の中で飲食してきたもののなかには少なからず発がん性物質があるということです。

したがって今更人工甘味料は1つくらい増えてもどってことないとちょっと開き直っているわけ。

そう言いつつも毎晩飲む缶酎ハイは人工甘味料が入っているものは摂取しません。

なんたって発がん性物質グループ1とグループ2Bが一緒に入っているのですから。それを毎晩摂取する必要もないでしょう。

多くの缶酎ハイにも人工甘味料は入っていますから気をつけましょう。本当食品メーカーってそういうこと知りつつ製造販売しているのですからもやは彼らは犯罪者です。

安全といわれる甘味料

甘味料のなかで安全といわれる甘味料は下記の通り。人口ではなく天然甘味料となります。

・ラカンカ(羅漢果)

・ステビア

・ハチミツ

・オリゴ糖

今現在私が毎晩摂取している缶酎ハイには上記のステビアが含まれいます。

終わりに

プロテインパウダーが本当に筋肉増量に貢献するのかどうかはっきりしません。以前ブログにも書きましたがプロテインパウダーはホエイプロテインの場合、乳清(牛乳を作る過程でできる上澄)を粉末にしたものなので体内での吸収率が非常に悪く効果はないという医療従事者が本に書いています。

参考記事:『プロテインパウダーの吸収率が15%というのは本当か

粉薬と錠剤ではその収集率の高さから粉薬を推奨する場合があるのにと反論したくなるのですが、岡田隆さん(日体大の先生でバズーカ岡田というボディビルダーとしても知られる)もプロテインパウダーは半固形にした方が吸収がいいとおっしゃっています。

もうどちらが正しいのやらの世界でまさしくこれが筋トレ業界なのです。昨日正しかったのは今日は間違いだったというのはありがちな世界。筋トレの科学は日進月歩でそこに食品メーカーや筋トレユーチューバーなどのインフルエンサーが己の生活(利益)のために乱入してきます。

従ってすべては自己責任において自分で試してみるのが一番なのです。

今までのところプロテインパウダーは特に筋肉増量に貢献していませんが摂取しないよりした方がマシだろうということが素直な気持ちです。

筋肉量増量には体重kgあたり2gのタンパク質摂取が必要というのもそれが適切な数値なのかどうかは自分で試して見なければわかりません。数字の一人歩きは怖いものです。

発がん性のある物質は知らぬ間に摂取しているのが現実です。

毎日発がん性物質を摂取している私は少し開き直ってプロテインパウダーを摂取しているのです。

何といっても発がん性物質の分類から見れば人工甘味料よりもアルコールやコーヒーの方が発がん性が高い物質を含んでいるのですから。

飲酒歴45年以上の私にとってそんなこと言っても今更遅いだろうという気持ちです。

ガンは気まぐれでほんのちょっとの遺伝子の変異で発症してしまうそうでもう「神のみぞ知る」です。

60兆個の細胞からなる人体。日々これらの細胞は分裂を繰り返していますが傷ついた細胞の修復時に遺伝子(DNA)が変異してガン細胞になってしまいガンが発症するケースが多いのです。加齢も原因のひとつ。

しかし自分の体内のそんな変異ことなど誰もわかりません。たまたま変異してガンになって、たまたま変異せずガンにならなかったというわけです。

昔より今の方がガン発症は多いのですがそれは現代の人間が長生きしたからで平均寿命が40歳、50歳の昔、昔はガンになる前になくなったものです。

私はガン細胞ができてもガンが発症する前に寿命で死ぬの望みではあります。

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