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緊急事態宣言でジム休業後にジムに復帰した人もいれば姿を消した人もいました。
自宅近くでは小さなジムがコロナ禍でオープンし夕方からでも結構な人出です。大型ジムが休業する中で規模の小さいジム(床面積が小さい)は休業対象から外れていたからでしょう。
その中で今日は珍しい人を見かけました。
日サロで焼いたガタイのいい30歳前後の男性
30歳前後のガタイのいい男性も今年6月からのジム再開には姿を見せなくなった一人です。
以前午前遅くから午後にかけて筋トレに来ていましたのでフレックスを使った会社員という感じでした。
たまに手持ちの携帯にどこからか連絡が入りトレーニングを中断することもありました。
そのガタイのいい男性が全く姿を表さなくなってから5ヶ月経ち先日似たような男性が筋トレをしていたのを目にしました。
あの男性のようでしたが以前とは異なったトレーニングウエアで頭には白いキャップをかぶっていたので一瞬別人かと思うほどでした。
しかし本日また姿を見せやっぱりああやっぱり以前見かけていた男性だとわかりました。
以前は日サロで焼いたような黒い肌をしていたのですが少し白くなったようです。
スクワットでは80kgを挙上し、インクラインダンベルプレスでは28kgでやっていました。
5ヶ月見ないうちにかなり筋力がついたようです。以前スクワットは70kg、ダンベルプレスも22kg程度でした。
おそらくコロナ禍で勤務時間が変更され別の曜日か時間帯でトレーニングを続けていたのではないでしょうか。
いいですね、若いと。
私などはその間変形性膝関節症になったり肩痛になったりで全く以前に比べて各部位の挙上量が増加するどころか減少している始末。
筋肉は問題なくても関節に問題が起こる年齢です。特に関節は消耗品なので経年劣化するのです。
メガネをかけた70代半ばの高齢者
そう言えば70代半ばの男性も戻ってきました。
いつも帰りはもう一人同年代の高齢者と一緒だったのですがジム再開後パッタリと姿を見せなくなったのです。
16kgでダンベルプルオーバー をいつもリズム良くしていました。さらにステップアップをよくやり足腰はしっかりしている感じなのですがこれが歩くとトボトボ歩きになるから不思議なのです。
本当トボトボ歩きでアヒルのような歩き方です。最初はなぜなのかよくわかりませんでした。
バイク(自転車漕ぎ)も難なくこなしています。おそらくマシンも何か筋トレをしているでしょう。
腸腰筋が衰えると歩幅が小さくなる
歩くときに前脚の膝が上がらなくなったり歩幅が小さくなったりして歩行速度が遅くなっているときは、腸腰筋が老化していることが関係しています。
一口に老化と言ってもただ単に筋肉が硬くなっているだけの可能性もありストレッチと筋力アップの筋トレをやれば歩行速度は上がるのです。
さらに太ももの前側の大腿四頭筋、後ろ側のハムストリングが硬化、退化しているとこれまた歩幅が小さくなってしまうのですが。
これはもう老化による筋肉の退化なのです。
スクワットよりもランジが実践的
こういうときは一般にスクワットをすることを一様に奨められるでしょうが私はスクワットよりもランジを推奨します。
ランジは歩行に近いフォームでより実践的だからです。
その中でもフロントランジとバックランジがありますが膝に不安を持つ人はバックランジがいいでしょう。
それ以外にもブルガリアンスクワットがお薦めです。
いずれもメインは前脚です。
最初は自重で左右各15回x3〜5セット、余裕が出るとダンベルを持ってやりましょう。
階段の上りや坂道で筋力アップを実感すること間違いありません。
参考記事『シニアの下半身の筋トレはランジ系で決まり』
終わりに
以前同じ時間帯で筋トレをしていた人がまた戻ってくることはなんとなくホッとします。
別に会話をするでもなく挨拶もしません。
それでも同じ場を共有しているものとして連帯感というほどではないのですが何か感じます。
人生100年と言われてきて私個人はゾッとしているのですが生きている間自分の脚で歩くことができればそれだけでも人生御の字なのではないでしょうか。
さらに筋トレは脳を活発化し認知症を予防します。
いまだに歩行や筋トレで右膝にズキンとした痛みが出てきますがそれでも筋トレや歩行はやり続けています。
「継続こそ力」なりなのです。
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