退職以来生活費を減らそうとまず食費&酒代に手をつけました。
賃貸マンション暮らしの身としては本来固定費である家賃の削減を図るべきなのですが都下に住みこれ以上家賃の安いところだと今以上に隣室の生活音に悩まされそうで引越しを躊躇しているのです。
したがって今は食費、酒代、衣類、ユーティリティなどの生活費をできるだけ抑える努力しています。
ブロガーと言っていますが実質無職の生活にも慣れ生活費も抑えるようになってきました。
特に食費、酒代は年々低く抑えることができるようになりました。
それでも食費に関して最近読んだネット記事には驚かされました。
食費が月1万円の70歳の女性の一人暮らし
この女性はシングルマザーでフリーランサーの70歳になる高齢者。
今は子供たちも独り立ちして都内の中古住宅で一人暮らし。2階建の築40年の家を購入。
フリーランサーで働いてきたので年金は国民年金で月5万円という低さ。
それでも都内でいくら中古とは言え家を購入できるくらいなのでかなりお金を稼いでいたのでしょう。
それにも驚きましたがさらに驚いたのが食費がなんと月1万円という話。
3食自炊ということですがそれでも本当に1万円で食材が済むのでしょうか。
朝食は食パン1枚にバターを塗って終わりなのでしょうか。
私は基本毎日朝と晩の2食を自炊にしています。
そしてスーパーの領収書を毎回クリップで止め毎月1回食費と酒代を電卓で計算しています。
それを表にして月々の変動を見ています。
それによると食費は最近2食でようやく月3万円に抑えることができるようになりました。
昼は外食でジムに行く時は定食屋でしっかりタンパク質と糖質を補給し、ジムのない時はコンビニとパン屋で買ったサンドイッチとタンパク質の具の入ったパンを1個ずつ購入して喫茶店で食しています。
したがって3食合計となると3万円を超えるでしょう。
私の食事は非常に質素で朝食は卵4〜5個、納豆1パック、玄米、味噌汁(具はブロッコリー、刻み油揚げ、カットネギ)です。
夕食はブロッコリー、キャベツ、カットしめじを電子レンジでチンして辛口タイチキンカレーの缶詰(1個87円税抜き)をかけて食します。
ブロッコリーは常務用のパックに入っているエクアドル産の安価なものです。
キャベツは1玉買いそれを千切りにして袋詰めして冷蔵庫に保管してその都度取り出して食します。
大体1玉で1週間分の夕食に使用します。
出来上がる前には冷凍枝豆を解凍して酒のつまみとして食し、食後小腹がすくと納豆を1〜2パック食します。
この食生活がほぼ363日くらい続きます。
菓子類は一切食しません。
こうやってやっと月3万円に抑えることができたのです。
こんな質素な食生活でさえ2食で3万円かかります。
したがってこの女性がどうやって3 食月1万に抑えることができるのか実に不思議です。
高齢の女性ですから食事量は少なくて済むということもあるでしょう。
特に私は筋トレをしているので安価なれど高タンパクな食物を意識しています。
主なタンパク質は卵、納豆、枝豆、チキンカレー、ツナ缶とたまに無添加(味付けなし)の焼き鳥10本セットか鶏のひき肉です。
基本的に牛肉、豚肉はほとんど摂取しませんし、ソーセージなどの肉類の加工品は缶詰以外ほとんど食しません。
酒代は7千円前後ですが加齢によりさらに少なくなるでしょう。100%家飲みです。
そのお酒もいくつかあるスーパーの中で一番お酒を安価に売るスーパーで購入するようにしています。間違ってもコンビニでは買いません。
月1万円では食材の栄養素は不十分
たとえ月1万で食事量が満足できたとしても栄養素面では不十分でしょう。
タンパク質(P)、脂質(F)、糖質(C)の成分がバランスよく入った食材でなければ生活習慣病を引き起こします。
特に家にこもりがちで運動不足の高齢者は。
一般には P、F、Cの比率はそれぞれ55%、15〜20%、25〜30%あたりが標準です。
これが筋トレをする人であれば65%、15%、20%程度になります。
しかし日本人はこの比率がタンパク質と糖質が逆転しており糖質過多、タンパク質不足を招いています。
その結果サルコペニア、糖尿病、骨粗しょう症などにかかるのです。
この高齢者も100%タンパク質不足でしょうね。
食費を切り詰めることで栄養素のバランスを崩すことはのちに余計な医療費を負担しなければならないという落とし穴に陥りやすくなります。
私もタンパク質を中心とした栄養素を全く考慮しなければ月2万円程度の食費を達成できるでしょう。
終わりに
・十分な年金・資産がない高齢者は食費を切り詰めることも必要ですがより重要なのは食費の栄養素のバランスです
・食事と運動と睡眠は健康生活の3点セットです
・健康でいることが一番経済的です
・筋トレは単に筋力アップさせるだけでなく毛細血管を増やし体の隅々まで血液を送ることができます
・血液を送るということは栄養素、酸素を各細胞に送ることができるということです
・筋トレは筋肉と運動神経の交信能力をアップさせ脳に刺激を与えます
・経済的に余裕があって少食の高齢者はプロティンパウダーをサプリとして摂取することもいいでしょう
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