最近ちょっと世間を騒がせている「ドコモ口座」。
何でも本人に身の覚えのない金額が銀行口座から勝手に引き出されていることから発覚した問題。
私はこのニュースを見て「ドコモ口座」の存在自身知りませんでした。
またジムへ行った日の昼食をとる定食屋では必ず「楽天のポイントカードはお持ちですか」と聞かれます。
もう毎回なので面倒臭く頭を横に振るだけで返事をしている始末。
世間では私の知らないネットシステムがたくさんあります。
ドコモ口座って何?
ドコモ口座は調べてみると銀行口座を持っていればネットから誰でも簡単に登録できるサービスで、「d払い(ドコモ払い)」というネットショッピングやお店の支払いを月々のケータイ料金と合算して支払いができるサービスが受けられる今時のシステムです。
おそらく便利なんでしょうね。
コロナ禍によって私自身もキャッスレスの方向へ進んでいるのですが99%スイカ(交通ICカード)で処理しているので「ペイ」「ペイペイ」「d払い」なんかとは全く無縁の世界にいるのです。
ドコモ口座からどうやって不正にお金を引き出せるのか
それにしてもそのドコモ口座で気になったのはどうやって銀行口座の個人情報が犯人に知られてしまったのかということ。
他人の銀行口座から不正にお金を引く出すためには、銀行名、銀行の支店名、口座番号、暗証番号(4桁)などを知らなければなりません。
どうやって犯人はその個人情報を知ったのでしょうか。
・ネットで銀行支払いで買い物をしたことがある
→そのネットから情報が流出してしまった可能性
・口座番号、暗証番号をランダムに並べかえて抽出した
→気の遠くなるよな感じですがコンピューター処理をしてやっているのかも。あるいは以外に簡単?
何れにしても何らかの個人情報が流出したり検索されたりした結果です。
このドコモ口座による不正引き出しは提携銀行に預金している人すべてのその危険性があるそうでその提携銀行リストには私が預金している銀行が含まれていたのでまたびっくり。
早速ネットで銀行残高をチェックしたところいつものところからしか引かれていませんでした。
しかし別の意味でショック。毎月、毎月どんどん預金が減っていくことです。心臓に悪いんですよね。残高を眺めていても預金が増えることはないのでただちにロックアウト。
なぜ自宅に便利屋の営業が来たのか
ドコモ口座で思い出したのが先日夜(午後8時頃か)になって呼び出し音が鳴ったのでまたNHKの受信料の支払いの営業かとうざったく思ったのですが、受話器を取ると「便利屋です。チラシを配りに来ました。」というではありませんか。
チラシなど1Fの郵便受けに入れておけばいいものを何でエレベーターで上がって私の玄関まで来るのか全く理解できませんでした。
当然のことながら私は「申し訳ないですが間に合ってます。」というと帰って行きましたが、その人は私と会話をすることを前提にしていたとしか考えられません。
声から若い男性のようでしたが、不思議なのはすでに帰宅している隣に行った気配が全くないことです。
どうも私のところだけに来たようで、これも私には腑に落ちないのです。
今まで自宅に売り込みに来た人は「不動産屋」「新聞屋」「NHK受信料屋」だけです。
いずれも追い払いましたが、「便利屋」なんて初めてだったので一瞬思考が停止してしまいました。「便利屋?」
どこの集合住宅もそうでしょうが「売り込み禁止」「チラシ不要」の張り紙などは貼ってあるはずです。
便利屋って何でも屋なはずですから家で不自由・不便にしている女手しかないシングルマザーや高齢者の家などが主な対象なのではないでしょうか。
つまり私が想像してしまったのはこの賃貸マンションでは60歳以上は私一人なはずなのでその情報を知ったこの便利屋が私のところだけをターゲットにしたのではないかということです。
想像しすぎと思われるかもしれませんが今の時代本当にどこから個人情報がリークするのはわかりませんから。また会社(組織)側からすると人手不足、市場の縮小から効率の良い営業をしたいはずですから。
ネット上でクレジットカードを使って品物を買ったことが何度もありますがこれも個人情報が盗まれる可能性があるのです。
まとめ
世の中どんどん便利になってきてもはや財布が不要の時代になってきました。
それでも日本はキャッシュレス化では他の先進国よりかなり遅れているようです。
コロナ禍で手を洗ったり、マスクをしたり、うがいをしたりすることはいいことなのですが、買い物をして品物と交換する紙幣や硬貨が一番汚いということをどこまで日本人が自覚しているかは疑問です。
そしてドコモ口座問題ではコロナ禍によるキャッスレス化が進んでいることと簡単に情報リークがされることが浮き彫りになりました。
日本人及び日本の会社(組織)は人を信用しやすいというか性善説を持っている人が多いように思います。
個人情報の問題は今後も深化してくるでしょうし、犯罪者はそういった「日本人の甘さ」をついてくるのです。
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