登山

奥多摩駅→大岳山→日の出山→金比羅尾根→武蔵五日市駅縦走

昨日は、奥多摩に行ってきました。雲取山は天候不順というとこで「あまり行きたくはないけど」近場の大岳山経由の縦走です。また、前回を含め3回連続して丹沢山系へ行ったのでさすがに今回は奥多摩にしたのです。

私があまりこのルートに行きたくない理由

・御岳山には御岳神社があり観光客が多く登山という感じがしない

・大岳山、御岳山へ来る人はシニアや登山ビギナーが多い

・大した風景が望めない(飽きる)

・日の出山はピクニック山で酒盛り山でもある

・登りがいがない(つまらない)

・武蔵五日市駅まで市街地を通り、自然満喫気分が阻害される

それでも他に行くところが思いつかないと、下記のルートへ行くのです。(→海沢探勝路経由は一度行ってみたいかも)

奥多摩駅→鋸山→大岳山→日の出山→金比羅尾根→武蔵五日市駅

このルートは主にトレランランナー向けです。

HCT9h→7hで前回5月に同じようなコースで6h30m(←これも凡タイムですが)でしたから、凡タイムです。もっとも今回は急がないで登ろうと決めていたので問題なし。トレランランナーだと4時間台走るのではないでしょうか。23km。

[奥多摩駅→鋸山]

登り始めると間も無く、187段の急階段(写真)の洗礼があります。しかし、今ではサクサク登ります。途中「天狗の石像」?と祠(写真)がありお酒やお賽銭が置かれています。鋸山は景色は見渡せなく、通常少人数が休憩したり食事したりします。今回は、中年の男性が肌寒い中1人食事していました。

鋸山から大岳山へ向う途中の尾根、大岳山山頂近くから突然パンパンの中型ザックを背負った一人の男性が谷から登ってきました。2本のストックで体を支えてハァハァしていました。一体どこから来たのだろうと思い、後で調べると、「海沢尾根(海沢探勝路)」から来たとわかりました。このルートは、奥多摩駅からアメリカキャンプ村を通ってそのまま歩いて来ることができるバリルートです。どうも急登のようです。一度登ってみようか。

[大岳山]

薄曇りで富士山は見えず。

少しペースを落として登ったせいか前回より楽に山頂へ登れたのですが、コースタイムは、大岳山までHCTは4hですが、3hで到着。さしたる疲労感もなし。やはり、蹴りに力を入れなかったせいでしょう。蹴るようにして登ると筋肉の収縮が強くなって筋肉疲労の蓄積につながります。時短を狙うとどうしても蹴って前進しようとしてしまいます。これが下山時に効いてきて大臀筋の緊張を招き左膝の腸脛靭帯へダメージを与えてしまうのでしょう。

山頂では、すでに30名ほどの登山客が分散して昼食をとっていましたが、途中で15名?ほどのシニアの団体客が登ってきました。引率者は50歳前後でしょうか、やたらと元気良く、大声で、後から登ってくるシニアに一人一人「おめでとうございます!」とハイタッチしていました。「ここで写真を撮りましょう!」とか「こんにゃくがあります!」とかとにかく大声で喋っています。他の登山客はは苦笑いでそそくさと下山し始めました。たまにいます、こういうハイテンションのバカが。私もそそくさとおにぎりを食して次の日の出山へと下山しました。

[日の出山]

日の出山へは御岳神社を経由していきますが、さすがに寒くなったせいか観光客が少なく助かりました。

日の出山では、これまた大勢の登山客が食事なのか酒盛りなのかやっていました。ビール(それも小瓶)、ワインなどいつもの光景です。この山は登山というよりピクニック向けの山で、市街地や山々を望め楽に登ることができる山なのです。それでも格好だけは登山用ウエアを身につけています。

ここも残りのおにぎり1個食して金比羅尾根に向かいました。

[金比羅尾根]

この尾根は緩やかな坂道で樹林帯の中の登山道なのでマイナーでほとんどトレランランナーしか通らないようなところですが、それでも数組のいずれも70代のシニアがいました。また、いつの間にかこの登山道は整備されており歩きやすくなっていました。間伐も行われた後があります。調子が良ければここで走るのでしがどうも今回が走る気力がなく早歩きとなりました。気分が乗らないというのでしょうか。

[武蔵五日市駅]

金比羅尾根を出てから武蔵五日市駅までが舗装された道路で2,30分ほど市街地を歩くので結構だれます。この間を走るとある程度の時短はできるのですが、もはや走る意味なしです。駅構内のトイレで着替えをして出ると多くの登山客が駅に入ってきました。おそらく、三頭山あたりに行ってきたのではないでしょうか。ほとんどシニアばかりです。

しかし、山の雰囲気は奥多摩駅の方がありますね。奥多摩駅=登山駅といった感じがします。

帰宅後冷水シャワーで下半身をアイシングして気持ち良かったです。筋肉痛もあまりありません。やっぱり脚力を鍛えるならアップダウンの激しい丹沢山系でしょうね。その意味では、奥多摩では最高峰の雲取山(2017m)でも丹沢山系にはかないません。

その代わり奥多摩はたくさんの山々があり自然が豊かで動物、植物の宝庫です。

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