どういうわけか今月11月の5回目の登山です。台風15号、19号で山になかなか行けなかった反動でしょうか。
焼山経由蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳の丹沢主脈縦走をしたかったのですが、焼山付近で登山道が大崩落しているとヤマレコに出ておりどこか迂回すると歩行できるようですが方向音痴の私は道間違いしてしまう気がして三叉路経由、丹沢山、塔ノ岳の丹沢三峰縦走に切り替えました。
後でそれが正解だったと理解したのでした。
ルート
小田急線本厚木駅(7:21)→(7:50)三叉路BS(8:45)→(11:15)本間ノ頭(11:15)→(12:45)丹沢山(12:55)→(13:45)塔ノ岳(13:45)→(15:30)大倉BS→小田急線渋沢駅(16:10)→(17:35)JR新宿
移動距離
25km
山行時間
HCT9h15m→6h45m
三叉路BS→丹沢山
三叉路BSでは40代と思われる男性と私だけが下車。バスの多くは途中の煤ヶ谷BSで下車しました。どこへ行くのだろう。残りは終点の宮ヶ瀬BS。ここからも丹沢山へ登れます。トイレもあります。
サクサクと登っていきます。途中で30代の夫婦?と思われる2人がパンパンになっている40リットル程のザックを背負ってストックを軽快に刺して歩いていきます。追いついて「どちらへ行かれるのですか」と男性の方に聞くと女性が「本間ノ頭を往復で」とぼそっと答えたのでした。
私は「?」と思いながらもあれこれ見ず知らずの人間があれこれ聞くのも憚られそのまま追い越しました。しかし、本間ノ頭は三叉路BSと丹沢山の中間地点にあるところです。確かテーブルが設置されているところ。ここまで来て何をするのでしょうか。40リットルのザックがパンパンだということはここで何か料理をしてお酒を飲んでという感じなのでしょうか。よくわかりません。あるいは何らかのトレーニングでザックを重くして背負ってきたのかもしれません。
考えるとキリがないのでサクサクまた行きます。すると途中から地面が白くなってきたので霜かと思いきやこれが何と「雪」でした。何の情報もないまま丹沢にきたので非常に驚きました。不注意ですね。
上に行くに従って積雪してきます。と言ってもmax.5cm程度。日陰ではそのまま雪が残っていますが、日向部分は溶けて登山道がぬかるんでいます。
ゴアテックスではないトレランシューズなのでだんだん足指が濡れてきました。
しかし積雪で助かったことが一つだけあります。それは丹沢山山頂前まで2kmあたりは落ち葉で踏み跡が薄く毎回道間違いしてしまうのです。どういうわけかいつも左へ左へ行ってしまい、またもとに戻ってルートを確認するというのを繰り返しているのですが、今回は雪道なので踏み跡がはっきりしており全く道間違いななかったのです。
丹沢山〜塔ノ岳
丹沢山山頂には10名ほどが休憩&食事をしていました。山荘で食事している人もいるでしょう。晴れていますが、富士山は少し雲に隠れていました。外国人男性2人組もいました。
パンとおにぎりを食してすぐ塔ノ岳へ。
稜線は雪解けでぬかるんで歩きにくく、ここで「蛭ヶ岳に行かなくて良かった」と思ったのでした。蛭ヶ岳から丹沢山までの稜線もぬかるんで「泥んこ祭り」になっていたでしょうから。先週の高尾山〜景信山〜陣馬山のピストンで泥んこになったばかりで泥んこはちょっと敬遠したいところでした。
塔ノ岳〜大倉BS
塔ノ岳山頂は丹沢山より賑わっていましたが、夏ほどの混雑ぶりはありません。やっぱり寒くなると人出は少なくなるのでしょう。
少し北方にあって塔ノ岳より標高の高い丹沢山に比べると積雪が極端に少ないですね。
写真を撮ってサッと下山します。
途中で面白いオバさんに出会いました。岩場を下りていくと茶髪のオバさん(おばあさん?)がザックを背負いビニール製のごついバックを右手にもって危なかしそうにゆっくり下山していきます。そのすぐ後ろに私が来た時、そのオバさん(顔を見なかったので年齢不詳です)は振り返りもせずに、
「私の後を歩く時は私のすぐ後ろを歩かないでください。歩く場合は距離をとってください。」と冷たくぶっきら棒に言ったのです。
私はちょっと驚きましたが、こんなのんびりしたペースで歩くわけにもいかないので即追い越して行きました。登山に来た感じはなく何をしに山に登ってきたのかわかりません。いろいろな人がいます。
それと気になったのがストックを持つ腕を広げて歩く人たちです。結構これが邪魔なのです。特に木の階段でストックを使うとほとんど一方通行です。木の階段で人とすれ違う時はストックをすれ違う人と反対側の手に2本持って歩きましょう。
さらに下りていくと何人もの人が登山道横や茶店で休憩しています。ほとんど膝を痛めた人たちです。この塔ノ岳からの下山ルートである大倉尾根は通称「バカ尾根」と言われガレ場、木の階段がやたらに多く膝を痛めるので「膝がバカになる」「バカしか登らない」言われています。(←私の想像です)
私は一度の登りでこの大倉尾根を使ったことはありません。全て下山用です。
今回も膝に問題なくサクサク下山することができました。筋トレのおかげです。丹沢山周辺のようなぬかるみもほとんどありませんでした。
大倉BSのでトレランシューズの泥を水洗いしてバスに乗り込みました。
今日はポケットティッシュを3つ使い切りました。それほど鼻水が出ました。これからの季節はポケットティッシュ4つ用意しなければ。
今日の登山の消費カロリーは3665kcal。
新陳代謝量+登山外運動量を含めれば5500kcal程度/日か。
今年も残り1か月。しばらく行っていない雲取山へ行く予定。
追記
翌日のジムで体重計測すると60.5kgでウエストは79cm。
これで今月初めの体重が63.2kg、ウエストが81cm+αでしたので
先月5回の登山で体重が-2.8kg、ウエストが-2cm+αとなりました。
やはり体重とウエストがほぼ比例していますね。筋肉を落とさず(逆に増やし)脂肪を落とすのは難しいのですが頑張ってやっています。
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