社会

笑っちゃいけないけど笑えるGo To トラベル突然の休止

Go Toトラベルが休止になる報道が突然政府よりなされました。

それもこの3連休中に。さらにその具体案はまだ未決定でこれから決めるらしい。

いかに慌ただしく決定されたことか。

Go To トラベルには全く興味なし

Go Toトラベルを利用している人はたくさんいるのでしょうが私にとってのそれは全く興味がありませんでした。

なぜなら基本的に旅行や食に大して興味がないのと旅行代理店やホテル等の宿泊が絡まないと無効になるからです。

東京在住でも都内の高級・高額なホテルに宿泊するとポイントを含めてかなりのお得感があるようですが、これにも全く興味がありません。

逆に東京在住で都内のホテルに泊まりたがる人って仕事上は別としてプライベートで一体どんな人たちが宿泊したいのでしょうか。

・ホテル宿泊自体が趣味

・そのホテルの建築上の興味

・そのホテルでのイベント、料理などへの興味

・ホテルから見える景観

・ただ単にお得感があるので試しに宿泊してみようという好奇心

私にはよく理解できません。

マナーが悪いGo Toトラベル利用客

私が理解出来ることはこれによって都内のホテルは混雑するだろうな、ということです。

案の定デジタル記事で都内のホテル側の悲鳴・苦情が書き込まれていました。

大声を出す、マナーが悪い、部屋を汚く使うなどです。

「インバウンド(外国からのお客)の方がもっとマナーがいい」とも。

もちろんマナーが悪いのは都内在住の人たちばかりでなく地方から来た人たちの方が数としては多いはずです。

なんとなくどんな人たちが宿泊しているのか想像はつきますが。

笑える突然の政府のGo To トラベルの休止

日本政府がコロナ禍においても経済を回さないと日本の産業、特に観光業、運輸業などの業界が瀕死の重傷を負ってしまうというのは理解できることです。

しかしそのためにもまず新型コロナを抑えこまないと逆に経済が回らなくなってしまうはずです。逆なのです。

PCR検査不足をマスメディアから指摘され叩かれた以降、何か簡単に検査ができるようになったのでしょうか。

自治体の機関を通しての検査でなく自費検査も多くなって正確な感染者数を把握できなくなったとも聞きます。自費検査では感染の報告が自治体に上がってこないのです。

結局相変わらず日本政府のやることは中途半端なのです。

また分科会という感染専門医が中心となっている医者連中も煮え切りません。

もっと科学者としての独立性を持って科学的・論理的に国民に報告してほしいものです。

どうも説明の仕方が非科学的で政府に忖度しすぎ。どっちに顔を向けて報告しているのかわかりません。政府にですか、国民にですか。

そのため分科会の感染専門医はどうも信用できないのです。

それでも分科会から突き上げがあったのでしょうか、それともマスメディアが騒ぎ始めたからでしょうか、突然政府はGo To トラベルの休止を発表しました。

つい前日までGo Toトラベルは中止しないと言っていたばかりだったのに。

コロナ禍であることを正しく理解していないホテル・飲食業界

さらにGo To キャンペーンで恩恵を受けるはずの宿泊・飲食業界も一部ではなりふりかまわずのところがあります。

・窓等の換気のないお店、もしくは個室での営業

・利益優先で満室、満員にするホテル、飲食店

特にお酒がある飲食店ではマスクを外して会話をするのが現実ですのでもうコロナに感染してくださいという環境なのはわかっているはずです。

そして当然お客も知っているはず。

したがってこういうところに行くお客はまさにおバカの極みなのです。

そしてこれらの行為を許容するホテルや飲食店は営業停止にすべきです。

本当に笑うに笑えないおバカたちです。

札幌も感染者数が他の地方より多いのは寒い気候になりススキノという繁華街で窓やドアを開けず営業するお店が増加したからと言われています。

コロナに感染してくだいと言っているようなところへどうして行くのか理解できません。

新宿の歌舞伎町で感染者が増えたときも「おバカしか行かない歌舞伎町」と思っていましたが、札幌もおバカが多いのでした。

まとめ

もともとGo Toトラベルには興味がなかった私ですが、旅行が趣味という人には魅力的なのでしょう。

ただしこのキャンペーンでかかった費用はやがて税金という形に帰ってくるということを理解しなければなりません。

世界から見て災害大国の日本はどんな災害が起ころうともう粛々と立て直しこれまで来ました。

その過程で日本人は忘れっぽい性格を形成してきたのかもしれません。

あの東日本大震災でさえ、もう風化してきましたから。

一種の生きる知恵でしょうか、いやな不快なことは早く忘れることは。

それとも忘れるというより今を生きるので精一杯なのか。

いずれにせよ、地に足がついた国であってほしいものです。

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