アイキャッチ画像:WBC
WBCで侍ジャパンの優勝が未だ興奮冷めやらずなのでしょうか。
相変わらずテレビで同じ画像が放映されたりスポーツ系ウェブ配信各社が手を変え品を変えて侍ジャパンに関して配信しています。
プロ野球には全く興味のない「にわか野球ファン」の私としてはもういうんざり。早く通常の社会に戻って欲しいものです。
しかしこのしつこいテレビ放映の原因は熱しやすく冷めやすい日本人の特徴ばかりではないようです。
WBCの地上波放映権がバカ高くなったから
WBCは日本同様アメリカでも人気かと思えば、全くそんなことはなく大リーグのオープン戦の方が人気があったとか。さらにアメリカにはバスケットボールやアメリカンフットボールがありメジャーリーグはそれらの後に続き「良くて3番手」の人気なのです。
しかし今年は初めてFOXテレビ(USA)が独占的に放映権を取得して少しは人気が出たようです。大会4回目まではアメリカではWBCの放映がなくほとんどジャパンマネーにや寄り切っていました。(それだけWBCがアメリカでの知名度が低いということ)
さらに今回日本への放映権料は数十億(前回の3倍の30億円と言われています!)をTBSとテレビ朝日が支払いました。
したがって元を取ろうと上記の放送局は元を取ろうと必死なのです。
そのため何度も同じ映像を朝から晩まで放送しているのです。それもプロ野球ファンだけでなく「にわか野球ファン」がいるおかげです。
またいつ潰れてもおかしくないフジテレビに至っては放送したくても録画さえ放映できません。如何せんお金がないからです。
要は今時どのテレビ局も低迷する視聴率の影響で懐事情がお寒く侍ジャパンの優勝話を放映せざるを得ないのです。
テレビ局の終末も近いか。
ぼったくりのWBCI
MLB機構とMLB選手会による共同設立会社がWBCI(ワールドベースボールクラシック・インク)。
このWBCIに放映権を含む収益が一旦集めらて大会終了後参加国チームに分配されます。
しかしこの分配が大問題で実質的にほとんどWBCIに流れてしまうのです。
過去には収益の約7割がWBCIに流れています。
結局WBCは全てMLBのために存在するのです。
「日本、すごい!一番!」とMLBが言っても裏では自分たちの懐に入る札束を数えてほくそ笑んでいるわけです。
そのくせWBCで選手が怪我をしたら大変とばかり出場をケチるMLBのチームが後を絶たないのですから何を言わんかやです。
今回も視聴率を考慮したWBCの都合でアメリカの対戦相手が変わってしましました。メキシコの監督がはっきりとクレームを入れましたが所詮南米チームも多数のMLBの選手を抱えていますからどれだけインパクトがあることやら。WBCIなど何を言われようとどこ吹く風です。
ご都合主義の日本のマスメディアも知っていても何もクレームを入れませんし。
日本のメディアは本当に批評精神がゼロですから。
終わりに
侍ジャパン一色になったメディアでうんざりでしたがただ一ついいこともありました。
毎日ウクライナ問題でうんざりしていたのが侍ジャパンで少しの間気分転換になりました。
毎日ネットサーフィンしているとやはりメンタルも毒されてくるような気がします。
最近眼精疲労か目が疲れて目薬を手放せなくなりましたがこれもPCの見過ぎでしょうね。
メディア情報の入手も筋トレもほどほどにした方がいいのかもしれません。
今日の脚と大胸筋の筋トレは通常2時間を1時間半に抑え、体を休めます。
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