昨日の高尾南陵経由陣馬山のトレッキング(最近登山というのはちょっと違う感じがしてきた)の影響で今日も筋肉痛が残っています。特に一ノ尾尾根からの下山ではなるべく下りの練習に走るようにしたのでその影響でしょう。
まだまだトレイルランナーのようにリズムよく走ることはできません。
JR新宿駅でトレランのグループを見かける
週末喫茶店でネットサーフィンをしていると時々街中を走るトレランの連中を見かけます。どこ向かって走っているのかわかりませんが、場所から代々木公園か新宿御苑あたりを周回しているのではないでしょうか。
それが今日JR新宿駅南口前で円陣を組んでいるいかにもトレランという感じの若いグループを見かけました。皆さん背中に小さなザック(4リットル程度か)を背負い細身です。ここで集合していたのですね。
高尾周辺の山へ行くには距離・時間を感じるという人たちなのでしょうか。トレランのトレーニングも基本的にはロードを走ることらしいのですが彼らもその一環なのでしょう。
私は山々を走って縦走してみたいとは思いますが、ロードを走りたいとは思いません。基本的に平地を走ることが嫌いなのです。特に街中を。
これだからなかなか山中で走ることが上達しないのかもしれません。筋トレで鍛えるのはあくまで瞬発力が優位な速筋であり、筋持久力が優位な遅筋ではないのです。
しかし、一方で走るすぎると筋肉が分解して落ちるという話はよく聞きますがそれが最近「ターザン」という雑誌を見てさらにその信憑性が高くなってきました。
たくさん走ると筋肉がつかない
筋トレのトレーナーと走ることが大好きなフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんの対談です。
中野さんはプロのアスリートや最近では青学の駅伝のコーチもしているそうで著書も多数あります。たまに本屋でその著書をパラ見するのですがほとんど私が知っていることばかりでした。
しかし、この雑誌ではご本人の体験として
「たくさん走ると筋肉がつかない」
「そのため以前月100km走っていたけど今は週12kmに抑えている」
「そして筋トレは低重量で30〜40回行って1年で筋肉5kgついた」
「しかしその分走れなくなってショックを受けた」
「筋肉がついたことで酸素消費量が多くなったのが原因」
「走ることと筋肉増量のバランスを取るのが難しい」
「目的にあったトレーイングが大事」
有酸素運動における糖質と脂質の燃焼比
これを読んで私もちょっとショックでした。今冬期からほぼ毎週高尾周辺の山をトレッキングしていますが、移動距離は30km/回で週4回とすると120km/月、週3回とすると90km/月です。移動時間は6時間半前後/回。
移動距離は30kmでも実際に走っている距離は2〜3km程度でしょう。あとは基本的に早歩きです。
それでも週3回の筋トレで体重が増えないのはやはりこのトレッキングの影響が大きいのです。
しかしもともとこのトレッキングは脂肪燃焼と脚力・心肺機能アップが狙いなのでその目的は達成しつつあることも確かです。
低負荷な有酸素運動では糖質と脂肪の燃焼は1:1ですが、高強度な有酸素運動(ハァハァでは糖質>脂肪、ゼイゼイでは糖質のみの燃焼)となりますので有酸素運動でもその運動内容により糖質、脂質の燃焼が異なってきます。
まとめ
・私の場合はトレッキングのセーブよりももう少し食事量(タンパク質+糖質)を増やす
・筋トレには心肺機能も必要なのでやはり有酸素運動は継続すべき
・クールダウンと脂肪燃焼が目的の筋トレ後のトレッドミル(低負荷)では筋肉は分解しない
・有酸素運動はその目的に合わせて強度を決める
・有酸素運動をする人は合わせて筋トレをすべき
・中高度の有酸素運動をする場合は筋トレの日と有酸素運動の日を分ける
ちょっと走ること(有酸素運動)と筋肉肥大について考えさせられた記事ではありました。
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