毎週3回ジムへ行っていると同時間帯にトレーニングに来る人たちが何人もいることに気がつきます。
私は筋トレ6年目ですが当時フリーウエイトで筋トレしていた人たちは残念ながらもう見かけません。
ただ筋トレではないのですがバイクやマシンを使ってトレーニングしていた人はまだ残っています。
もう70代半ばの男性ですがおそらくこの人は私が筋トレを始める前からこのジムでトレーニングをしていた人です。
当時はまだ元気だったんですけどね、最近は何といっていいのかあまり生気を感じません。
もう一人この男性のお友達と思われる70代の男性もいたのですがここ数ヶ月見かけません。解約したのかご病気なのかは不明ですがちょっと残念ですね。
それ以外フリーウエイトの筋トレコーナーではもうほとんどいません。曜日や時間帯を変えてジムに来ているのかもしれませんがおそらく転勤したか別のジムに行ったか諸事情で解約したものと思います。
それでもここ数年筋トレで同じ時間帯に見かける人たちはいます。
目次
3、4年前から見かける30歳前後の日サロ男性
この男性は身長180cm超、体重80kg超のガタイのいい会社員なのですが、いつ頃からか日サロで肌を浅黒くしています。
しかしこの男性、なかなかバーベル、ダンベルの挙上重量がアップしないのです。あまり人のことは言えないのですが。
スクワットも60kg前後、バーベルフロントランジも40〜50kg程度。
インクラインベンチプレスではバーベルで30kg、ダンベルでは18kgx2。
アップライトロウでは30〜35kg。
ガタイが良くもう3、4年もやっているのですからもっと挙上出来るはずと思っているのですがどういうわけがそうなっていません。逆に以前より挙上重量が落ちた感じがします。
また若い男性にありがちな周囲の目を気にして見栄を張って無理やり高重量を挙上するということもせず、実に丁寧にゆっくりした動作で挙上しています。
問題があるとすればスマホを持ち込んでメールチェックをしていることです。
またたまに仕事先から電話がありその都度筋トレを中断しているのです。
1日の筋トレでは40〜50分程筋トレをしているのではないかと思いますが動作がゆっくりなのとスマホを見ている時間などを考慮すると実質的な筋トレ時間は20分ほどではないでしょうか。
プロティンを摂取しているようですがこれではほとんどその効果はないでしょう。
それでも私がジムへ行く日はほぼ必ず見かけます。
忙しいこともあるでしょうが私の半分の年齢で恵まれたガタイをしているのですからもう少し何とかならないものかと勝手に思ってしまう次第。
4年前から見かける72歳の逆三角形の高齢者
以前私のブログにも登場したベンチプレスで100kg挙上する高齢者です。
2018年に見かけた当時は69歳でしたから今年で72歳になるでしょう。
この男性は以前と違って私の筋トレ時間とは別の時間でやっているようで時々見かける程度です。
それもパワーラックを使用するというようりもマシンを使う方が多くなった気がします。私が見かけていないときにはバーベルを使用しているのかもしれませんが。
またこの男性は高齢者でありながら背中が逆三角形になって広背筋が非常に発達していたので驚きました。
体も私より柔軟そうですが、以前ロッカー室でコルセットをしていたびっくりしたことがあります。
やっぱりスクワットやデッドリフトなどで無理をしたのでしょう。
ご本人は75歳まで(筋トレ)をやっていたいと周囲の人に話していました。
何か建築関係の仕事?をまだされているようです。
色白の目の細い20代の男性
この男性はおそらくまだ20代かと思いますが、身長は私とほとんど変わらないのに上半身が大きく発達しています。
体重は75kg前後といった感じです。
ベンチプレスもスクワットも80〜85kg程度挙上出来るようです。
パーベルフロントランジも60kgを楽にこなしていたのを覚えています。
ベンチプレスのインターバル時はよくオーバーグリップで懸垂(プルアップ)をやっていました。早いスピードでやっているのでかなり腕力があるなと感じます。
ただし広背筋を鍛えるトレーニングとしてはフォームがイマイチ。
しかし、しばらく見かけなかったのですが最近また見かけるようになりました。
仕事で忙しかったのかあるいはリモートワークだったのか2、3ヶ月見かけませんでした。
そのせいかスクワットもベンチプレスも以前のように挙上出来ないようで以前は聞こえなかった「ウッ!」とか「オッ!とか声を出して力んでいる感じです。
私も昨年の緊急事態宣言で2ヶ月ほどジムで筋トレが出来なかった時に営業再開初日の筋トレでバーベルフロントランジもダンベルブルガリアンスクワットも以前通りの重量では挙上出来ずガックリしたことがあります。
回復まで1、2ヶ月はかかりました。加重のナローパラレルグリップ懸垂に至っては未だに従来できた+15kgの懸垂ができません。
ゴムまりのような体形の30前後の男性
身長は私程度(174cm)ですが体重は80kgはありそう。ゴムまりのような弾力がある丸い体をした男性です。いつ頃から見かけるようになったのか忘れましたが2年程前からではないでしょうか。
この男性もベンチプレスでは80kgはゆうに挙上しています。よく16kgのダンベルで上腕三頭筋を鍛えるキックバックをブンブン勢いよくやっています。
スクワットで無理をしたのでしょか、1ヶ月程前に片方の膝に包帯を巻いて来てしばらく片足を引きずりながらも上半身の筋トレをしていました。
さすが上半身がゴムまりのようで大胸筋がトレーニングウエアの上からでもかなり盛り上がって見えます。
あの体形を見ると筋トレ歴としては10年ほどあるように感じます。
定年退職者たちの筋トレ
他にも何人も2年以上前から見かける人たちがいますが本気になって筋トレをしようとしているようには見えません。
ときどきダンベルを持ったりベンチプレスをしたりブルガリアンスクワットをしたりする高齢者を見かけますが「お遊び」でやっている感じです。
定年になって健康管理や何かのスポーツのための身体能力向上のためにジムへ来たのであれば、もっと接触的に筋トレをしたほうがいいのです。
たとえ60歳前後から筋トレを始めてもたとえ多少時間はかかっても確実に筋肉は肥大、持久力、筋力のいずれも発達します。
多くの年金受給者がジムへ来ていますがほとんど有酸素運動やストレッチでお茶を濁している感じが否めません。
筋トレをしてもなかなか思うように筋力アップしない、筋肥大しないからすぐやめてしまうのです。
私から見てとてももったいない気がします。
まとめ
筋トレをやっているとつくづく「筋トレは継続が重要」と気がつきます。
現役の会社員ではなかなか継続してジムへ来ることは難しいでしょうがやはり継続しない限りは筋肉は肥大どころか筋力アップもしません。
継続するためにはケガをしないようにすることです。
若い男性に多い見栄を張って自分の能力以上のウエイトを挙上しようとすると大きなケガにつながります。
私はなかなか筋肉が肥大しないのですが食事、ワークアウトの問題もあるのでしょう。あるいはフォームが適切でなかったり。
しかし各駅、鈍行電車のようなトロトロとしたスピードでも確実の筋肉は発達しておりそれは大きなケガをしなかった(しないようにしていた)のでここまでこれたのだと思っています。
またもともと腰痛持ちだったので大きな負荷を身体にかけることができなかったということもありましたが。
筋トレをしてもなかなか筋肉肥大が起こらないという人は食事(栄養)、トレーニング内容、休養(睡眠)のいずれかもしくはすべてに問題があるのです。
もちろん体質的にガリガリくんで少食という人もいるでしょう。その場合も栄養士などの専門家に相談するといいでしょう。またトレーナーの中にも食事面に詳しい人がいるかもしれません。
ただし彼らの知識・経験レベルはピン、キリなので注意が必要です。
まずは自分で何でも調べて実践に活かしてみましょう。
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