ジムより先行して東京のどの公立図書館もコロナの影響で閉館になっているようです。
閉館期間は図書館によって「2週間」「当面」などその時期は異なりますがこれによって積極的に図書館を利用してきた高齢者たちが困ることになります。
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図書館閉館で英語学習ができなくなった
2016年からずっとジムへ行かない日(現在平日の2日間)は図書館で英語の勉強をしていましたが、コロナウィスルのせいであちこちの図書館が閉館になると行く場所に困ってしまいます。
英語学習目的なので自宅でできるだろうと思われるかもしれませんが、日中自宅にいることをずっと「人生の無駄遣い」と思ってきた私としては長く自宅にいるのは苦痛なのです。
止むを得ず喫茶店と夕方帰宅後にすることにしました。今まで夜は酒を飲みながら好きな動画(アニメ、海外ドラマなど)を見てまったり過ごしてきましたがこの時期はそうもいきません。まったりし過ぎだったからちょうど良かったのかも。
これで図書館だけでなくジムも閉館となるとどうしていいかわからなくなりますね。ジムでの筋トレはもはや私の「生きがい」になり週3回のジムは私の生活に規則正しいリズムを作ります。
しかしジムもダメだと他の方法で筋トレすることを考えないといけないでしょうね。
怠け者はこういった状況に置かれて初めて自分の生活を見直すのですから。
図書館で新聞閲覧していた高齢者はどこに?
図書館で(多分)毎日のように新聞閲覧コーナーに来ていた高齢者は不便になったでしょうね。どこにも行く場所がないから図書館へ行きてた人たちです。
彼らも生活を見直したほうがいいでしょう。ほとんどの高齢者が「世の中何が楽しいのだ」という表情で新聞を睨むようにして読んでいましたから。
しかし本人たちはそんな顔をして新聞を読んでいるなんて気がついていないでしょうね。恐ろしく不機嫌な顔をしていますよ。生活の状況とともに人相は変わるのです。
私も年をとって段々サルみたいな顔になってきたなと自覚しています。もう最近は慣れてきましたが、これが老化なのです。
それにしても図書館を利用していた高齢者は一体どこへ行ったのでしょうか。
喫茶店
止むを得ずコーヒーが安価なドトールやベローチェあたりで終日虚しく過ごす。場所によって異なりますが新宿のあるドトールは本当朝からたくさんの高齢者の溜まり場となっています。
本を読んだり、スポーツ新聞を読んだり、何もせずただ座ってぼんやりコーヒーを飲んでいたり、誰かと打ち合わせをしていたり、黙々と手帳にメモを取る人もいます。
それでも何もせずぼんやりしている高齢者が多い感じがします。お地蔵さんみたいですね。
商業ビル内のベンチや椅子
あるいはデパートなどの商業ビル内に設置されている椅子やベンチあたりで見かけるかもしれません。
ビルによってはゆったりしたソファのような椅子もありそこで寝ている人がいます。そこは高齢者ばかりでなく疲れたサラリーマンもサボって寝ています。
本屋
本屋には多いですね、リュックを背負った高齢者が。もう完璧に手持ちぶたさと言う雰囲気を醸し出しています。私も一時期図書館へ行く前に本屋へ寄っていましたからわかります。
ひょっとしたら立ち読みの「流し」をしているかもしれません。しかしこれは結構体力がいるのでひ弱な高齢者には無理かも。
公園のベンチ
晴れていれば公園のベンチにいますがまだ寒い時期ですからちょっと考えずらいですね。それでも行き場がない人は行くでしょうけど。公園によってはホームレスのたまり場にもなっています。
飲み屋
赤羽や立石のような下町辺りでは朝から開いている安価な飲み屋もあるようでここにたむろしているかもしれません。
もっとも毎日では年金生活者にはきついかもしれませんが、お金がなくても飲む人は飲むのです。タバコがおかずなのです。もう末期症状ですね。
駅のベンチ
もしかすると駅構内のベンチでずっと座っているかもしれません。忘れ物のように置かれています。
かつてモーレツな会社人間だった高齢者も昔を懐かしんで駅に来て佇むらしいです。その人たちにとっては会社が人生の全てだったのでしょう。退職後のことなど微塵も考えないで過ごしてきた結果です。
歩道のベンチ
歩道に設置されているベンチに座ってぼーっとしているかもしれません。時々います。高齢者がそういった場所で夕方ぼーっとしていると警察官が来て「どうしたんですか」と注意されているのを何度か見かけました。
しかしこういう高齢者は場所を変えて別のベンチでまたぼーっと座っているのです。本当です。ホームレス直前なのかもしれませんね。
自宅で引きこもる
どこも行くところが思いつかず結局家に引きこもってしまうケースがあります。
一人暮らしなら人との接触が完全に断たれるし、家族がいれば高齢者がずっと家にいると煙たがれます。
もともと自分の居場所がないから図書館へ行くのです。
しかしこれが一番危険です。
夢中になるものを見つける
どういうわけか高齢者は比較的人が集まる場所に目立たないように集まってきます。
ほとんど一日中することがなく無為に生きている高齢者を私は「仮死状態」「死に体」「お迎えが近い人」「死んでいることさえ気がつかない人」「ゾンビ」なんて呼んでいます。ひどいと思うかもしれませんが、それが正直な感想です。
私もいつこのような人たちの仲間入りするかわかりません。そうならないように生活にリズムをつける必要があります。
人が100人いれば100通りの人生があり「人生に正解という言葉はない」のです。
したがって図書館での新聞閲覧が楽しいという人がいてもいいのです。
しかしその表情からそうは思えません。残りの人生何か夢中になれるものを見つけましょう。残り1ヶ月、半年、1年、3年しかない人生でも遅くはありません。
私の場合は筋トレと登山(と言っても高山に登って絶景を見るのではなく山々を「風を切って」走ること)です。これができなくなるともはや私自身が「死に体」でしょうね。
一番悪いのは終日自宅に引きこもることです。
心体への刺激がなくなると「お前はもう死んでいる」状態になります。
何か夢中になるものを見つけましょう。探せばきっと見つかります。
高齢者は街に出ましょう!
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