毎日行く喫茶店。そこには本当に色々な人がきます。今年3月からスタバが値上がりしたのでほとんど行かなくなり、従来行っていたスタバ、タリーズとドトール、サンマルクは、現在は、ドトールをメインにして時々タリーズとサンマルクへ行くというスタイルに変わっています。
場所(店舗)にもよるのでしょうが、スタバ>タリーズ>ドトール>サンマルクの順に一人で来る人が多いと感じます。逆に言えば、サンマルクが友人、カップル、家族同士で来る確率が一番高いのです。価格とメニューの違いでしょう。
(ドリップ)コーヒーの価格では高い順にスタバ>タリーズ>サンマルク>ドトールとなっています。
はっきり言ってどこもコーヒーは美味しくありません。
昔、私は喫茶店では本を読むために利用していましたが、少し前はクラウドソーシング用に記事を書き、現在はブログを書いたりネットサーフィンをしています。そして、ブログを書いているとそこでは時々面白い会話が聞こえてきます。
若いカップルの恋人継続or別離の会話
両方とも仕事を持っているようが学生っぽく、男性は関西弁で、電車の時間を気にしているのでどこか地方在住なのかもしれません。つまり、遠距離恋愛。
男性は自分の今の相手に対する心境を細かく述べているのですが、どこか理屈っぽく頼りない感じ。
「(君が)僕を頼りにしたいときは頼りにすればいいし、僕も(君に)頼りたいことがあるときは頼りたい。」
自分の心境を自己分析していろいろ述べるのはいいのですが、本当に相手を好きなのか、今後も付き合いたいのか相手に全く伝わりません。
そのため、相手の女性から「意味がわからない」を連発されてしまい、そのたびに考え込むでしまうのです。
女性「誰かとラインでつながっている?」
男性「一人だけ」
何かを言えば言うほど冥府魔道の世界に入り込むのでした。
実はこのカップル、男性の声を聞いているうちにこの二人は以前も同じ喫茶店で私の隣で話していたことがあると気がついたのでした。きっと毎回、この喫茶店で会って同じようなことを話し合って結論が出ないパターンを繰り返しているのでしょう。私が女性ならこの男性にサッサと見切るつけるのですが。
老兄妹?親戚?の遺産相続の話
兄妹か親戚と思われる70代くらいの男女の会話で、女性の方が
「お金は(死ぬまでに)使い切った方がいい」「(残すと)もめる」
男性の方は、
「苦労して貯めた金だ」「それに一人じゃ使い切れない」
すごいですね、言ってみたいその言葉。本当、私から見ると今の70代以上は皆さんお金持ですよ。一体どうやってお金ができたのでしょう。
独り者で車、家、女、ギャンブルに投資しない私は本来もっとお金があっていいはずですが、後数年分の蓄えしかありません。65歳になったら支給される予定の年金もシングルは不利になっており家賃代で消えてしまいます。
就活支援の男性とこれから就活する学生の話
新宿のある喫茶店には一時期多く就活する学生が来て先に就職が決まった学生もしくは就活支援?をビジネスにしている男性と話し込んでいます。おそらく、SNSを通じて情報交換をしているのではないかと思います。なぜなら彼らは互いに初対面という場合もあるからです。
20代と思われる就活支援男性が2、3人の就活学生に色々と仕事のこと、人生のことを話していますが、それが立て板に水で私がこの男性と同じ歳の頃はこんな会話はできなかったと驚きます。よどみなく流暢に会話が進み、時には笑いも取っています。慣れているのか元々そういう性格なのか。
この時々見かける若い男性は、一体何者なんだろう、といつも思っていました。だたし、やっかみ半分ですが、どうも「口だけ男」のようが気がしてなりません。詐欺師になれるんじゃないかと思ってしまいました。
今の学生はこういう就活の情報交換をSNSを通じて喫茶店などでしているのです。私が学生の頃には考えられませんでした。しかも、時間が来ると別の学生が来てまた同じような会話をしています。学校の先輩のような感じではないのでやはりビジネスとしてやっているのでしょう。
この手の会話は複数の喫茶店で見かけます。流行っているのですね、このタイプのビジネスが。
終始無言のシニア夫婦
60代後半のシニア夫婦。会話が全くなし。買い物疲れでちょっと休みに来た感じで、双方スマホをいじっています。私も当初隣に座っている存在すら気がつきませんでした。
もうこの年齢になると会話は不要なのでしょう。というかもう何も話すことなどないのです。このまま人生を終了するのでしょう。
海外旅行に花を咲かせるシニア女性
この海外旅行の話をするシニア女性は結構います。世代的には、60代から70代中頃間の女性です。もう夫がリタイヤして子供も社会人となり、あるいはすでに結婚もして後は自分の残りの人生を楽しむだけという感じでしょうか。
何れにしてもお金がないと出来ない芸当です。本当に多いですよ、こういう人は。それも1回、2回の海外旅行ではないのですから、この人たちの会話から見ると。一体何をやっている人たちなんだと思ってしまいます。夫がお金持ちか、妻も共働きだったのか。
私などはまた屋久島の山に登りたいと思っても前回15万円ほどかかったのでどうしようかとずっと躊躇しています。躊躇して人生が終わってしまうことも十分有り得ます。
今日も60代ではありませんが、50代の女性2人がベトナム、台湾(台湾料理を食べに行っただけらしい)へ行った時の話をしていました。
女性は男性に比べて本当に旅行好きが多いように感じます。人生を楽しんでいるのは男性よりも女性のような気がします、少なくとも日本の場合は。
私も残りの人生謳歌したいのですが、「先立つものがない」なんてショボいことを考えてしまいなかなかできずにいます。
自分に喝!
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