社会

スポーツジム解禁はうれしいがオリンピック観戦容認はいただけない

アイキャッチ画像:Yahoo! Japan

6月1日からの緊急事態宣言再延長ではスポーツジムは時短で営業再開できるようになりました。

実に喜ばしい限りです。

私が通うスポーツジムは同系列店舗を含めクラスターは発生しないような対応を取っていましたが何事も絶対ということはないので「人が集まる」こと自体が感染の可能性を高めるという事実があるのでスポーツジム内で感染はなくてもジム帰りにどこか飲食店に行く可能性もあり、その結果政府の言ういわゆる「人流」が増加してしまうのです。

したがって映画館やイベント等もそこでは感染しなくともそこに集まった人がその前後にどこへ流れるのかというのも感染対策の重要なポイントになることは容易に分かります。

しかし菅首相は緊急事態宣言でなかなか感染者数が減らなかったときに「人流は減った」と言っていましたが、「人流の減少」が「感染者の減少」となるという意味で使ったのであれば、なぜオリンピックの観客を容認するような発言をするのでしょう。

たとえ人数制限しても観客が集まるということはその会場前後に人はどこに流れるのかということであり「人流の増加」になるのです。

以前は「人流が減った」と言い今回は「万全の対応をするから問題ない」と言っているのは明らかな矛盾です。

このように菅首相は非常に非科学的な思考の持ち主で自分の発言を疑問視することがない人のようです。

もちろんこれは菅首相だけに限ったことではなく日本の政治家に往々にして見られます。

だから日本の国民から政治家の言葉は信用されないのです。

プロ野球などのイベントでも人数制限で許可している点も同様です。プロ野球を観戦しに野球場へ来る人の何割が真っ直ぐ家に帰るでしょうか。

遅い夕食をとったり飲食店で軽く引っ掛けたりする人も出てきているはずです。

ある政治家が「オリンピック観戦でその周囲の飲食店が潤う」と発言したそうですが「インド型コロナの感染能力」をどう理解しているのかさっぱりわかりません。

過去緊急事態宣言を3回も発動させそのたびにもう2度とこのようなことは起こさせないと発言していたのにもかかわらず「感染者数が減少した」「経済を回さなければならない」という理由でその後も緊急事態宣言を繰り返しました。おバカは何度も同じことを繰り返すのです。

菅首相はそのたびに「誠に申し訳なく思います。」と言っていますがコロナ感染で重症化して亡くなった人たちに言ったところでもうその人たちには届かないのです。

以前ブログ(→こちら)でも書きましたが政府や菅首相は「人殺し」なので「殺人罪」で告発され刑務所でお勤めをしなければなりません。彼らは新型コロナ感染対応でそれほどの過ちを起こしたと思います。

政府がやらなければならなかったことは、

・長期の休業要請をする(それに伴ってその間休業させたお店で働く人たちの給与の7割を政府が支給する)

・海外からの流入を徹底的に防ぐ

・PCR検査をできるだけ多くする

・ワクチン接種を迅速に行う

・休業補償に関しては後日税金で徴収すると国民に納得してもらう

上記のどれもやっていません。

全て中途半端な行動なのです。

あの気だるそうでやる気のなさそうな貧相首相の菅さんはもう見たくないですね。

さらに持病で途中降板した安倍前首相も「オリンピック観戦を容認する」ような発言をしたとかマスコミで騒がれていますが、この人も懲りないですね。

この人まだ3度目の首相を狙っているんでしょうか。持病とはいえ「新型コロナ感染対応」を誤り途中で投げ出した張本人のくせに。

私は安倍さんの外交能力だけは高く評価していたのにとても残念です。

政治家の思考回路や物事の善悪の判断基準は一般人とは明らかに異なることだけは間違いなさそうです。

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