術後25日目です。この数日間右尻奥後方(おそらく梨状筋か)が痛み杖をついて何とか歩ける状態が続きました。先週金曜日のジムも休み気持ちがが沈み「おいおい、本当に大丈夫か」と不安になっていました。
その間いろいろな人工股関節術後のネット記事や動画を見て、各人で痛む部位は異なりますが、これは回復への過程なのだと理解しました。(そう思わないと気が滅入るということもあります。)
術後痛む部位の時系列的変化
私の場合は痛む部位はほとんど全て右脚で時系列的に言うと、太もも前側(皮膚に近い感覚。筋膜か)→(内転筋+大腿筋膜張筋+腸脛靭帯)→(大腿筋膜張筋+腸脛靭帯+右臀大転子後方)→(前脛骨筋+大腿筋膜張筋+腸脛靭帯+右臀梨状筋)→(右臀梨状筋+大腿筋膜張筋+腸脛靭帯)と移行しています。
術後14日目で杖なしでも歩けそうだったので翌日の術後15日目でジムへ行って上半身の筋トレをしました。その後4回ジムへ行きましたがどうもジムで軽い下半身の筋トレをすると右脚の痛みが悪化するようでした。もしくは肩と大胸筋上部の筋トレであるオーバーヘッドプレスも立位で行い下半身を踏ん張るので脚の痛みと関係しているかもしれません。
軽い筋トレというのは、片脚立ち、自重スクワット、ヒップスラスト(20〜30kg台)です。まだ下半身に加重してはいけない時期だったのかも。
そのため杖をつかないと歩行できなかったため先週金曜日のジムを休んだのですが、痛みは一向に治りませんでした。
そこで下記を普段より頻度を上げてやってみました。
私の術後の筋肉痛対処法
・マッサージガンでじっくりマッサージ
これが一番効果がありました。普段は寝る前の入浴後1回やっているのですが、これを朝食後1回、外出前1回と寝る前1回の合計3回やるようになってかなり脚が軽くなった気がします。
特に先端の尖ったアタッチメントを患部に当ててじっくりマッサージするとさらに効果的でした。
もちろん外出するとまた臀部に痛みが走るのですがそれも今日は軽度になってきました。
・キャット&ドッグ(キャット&カウ)
これはヨガのポーズの一つで寝起きと入浴後にやっています。腰痛対策ですが、術前リハビリでよくやっていました。これは腹筋各種の呼吸筋を鍛える種目となります。そのほかジムではドッグ・バードや糸通しなどもやっておりこれは肩甲骨と骨盤の柔軟性を高めてくれる優れ物です。
股関節の安定のために大臀筋を鍛える
理学療法士がハンで押したように推奨するのが「臀部の筋肉を鍛えてください」ということでした。
私は中臀筋が弱いと自覚しているので股関節の痛みが出る前はマシンで中臀筋を鍛える種目やレッグプレスなどをやっていましたが変形性股関節症(大腿骨インピンジメントによる)とわかってからはヒップスラスト(60kg前後)に特化して筋トレをするようになりました。
それでも臀筋の筋肉はまだまだ不十分と理解しているので術後日が浅い時期でもできる臀筋群の筋トレを探していました。
下記はその参考になる大臀筋を鍛える種目が満載です。
この中から今の自分でもできる種目がいくつもありましたのでジムに行けるようになったら早速試してみようと思いますがまず自重から。
参考記事:大臀筋に効く89種目(https://www.meiji.co.jp/sports/savas/contents/training/sns31)
終わりに
・術後一貫して言えることですが安静にしているとどこも痛まず、右脚に重心を移動すると痛み出します。
・このような状況で筋肉の低下はやむを得ないとしても杖をついて歩いていると自分が段々老人になってきたような気になってしまします。実年齢(68歳)からいうと十分老人の域なのですが肉体的、精神的にほとんどその自覚がないままここまで来ていたのです。それも筋トレと登山のおかげです。
・今更ながら歩けるということがいかに人生において大切なことか身に沁みています。
















この記事へのコメントはありません。