アイキャッチ画像:salomon
左膝の不具合が直ってきたと思ったら今度は右膝内側の痛みが発症し普通の歩行にも支障が出るようになりました。次から次と全く軟弱な脚で困っています。
おそらく今月初めに行った丹沢山〜大倉BSピストンで下山時にバカ尾根を調子に少し乗って走ってしまい予想以上に膝にダメージがあったのにもかかわらず十分なストレッチをせず放っておいたことが原因だと今では考えています。
やはり整骨院で診てもらった方がいいのかもと思っていたらちょっと気になる画像を発見しそのサイトを見てみました。
縫工筋の筋肉痛が原因か
上記画像は私の脚の形状と似ている整体院の画像を拝借し加工しています。
この整体院の記事では楕円形部分に痛みが発症し、この場合は内側広筋(大腿四頭筋の1つ)の機能低下が原因の場合が多いとしています。
しかし内側広筋は以前指で押しても痛みが全くなかったので内側広筋ではないとわかっていましたが、痛む部位が近いので試しに内側広筋の下側(裏側)を4本指で押し込んでいくとなんとここが非常に痛かったのです。
位置でいうと膝頭上端から上10〜15cmの太もも側面の真ん中あたりです。このあたりはどの筋肉が走っているのか調べるとハムストリングの一つである半腱様筋と縫工筋でした。ただし外側を走っているのは縫工筋なので痛みはこの筋肉からではないかと推察しました。
縫工筋は腸骨(骨盤)から脛骨上部につながっている体の中で一番長い筋肉です。
またこの縫工筋に疑いを持った理由の一つに鵞足炎(がそくえん)があります。
鵞足炎は膝下内側5cm程度のところに縫工筋、薄筋腱、半腱様筋腱の3つが重なっている部位でここの滑液包が炎症する症状をいいます。
私が痛む部位は膝真横の内側なのでが鵞足炎ではないのですが、鵞足炎になる原因の一つに山の傾斜地で膝を曲げながら歩くことが多い時にオーバーワークでこの部位を痛める場合があるからです。
私の場合丹沢山〜大倉BSピストンとさらにジムトレで毎回傾斜のあるトレッドミルで毎回50分程度ウォーキングをしていたのでこれら上記の筋肉がオーバーワークになったのかもしれません。
一番の問題はこの筋肉のストレッチを怠っていたということでしょう。
縫工筋のストレッチ
縫工筋のストレッチとしては下記があります。
1)うつ伏せになりストレッチしたい方の膝を曲げて足の甲を手でつかむ
2)つま先を外側に向けで足を手で床方向へ押していく
薄筋及び内転筋のストレッチ
1)床に座り両脚を広げ両手を伸ばして前方に出して床につける
2)両手を床につけたまま上半身を前傾させ両手を前方へスライドさせる
<ポイント>
・背中は曲げず背筋を常に伸ばした状態で行う
・両脚はできる範囲で開脚し無理しない(180度開脚には意味がない)
鵞足炎になる原因
ちなみに鵞足炎になる原因としては下記が挙げられます。
・X脚である
・歩き方の問題(膝関節、足首の関節と股関節のねじれ)
・走行距離の急激な増加
・急な坂道ランニング
・不適切なトレーニング
・ストレッチ不足
私の場合歩き方にも何か問題があるのではないかと思うときがあります。
以前奥高尾でぬかるんだ道を走っているとトレランの人たちの後ろ脚は全く泥が跳ねていないのですが私の登山パンツのふくらはぎ部分が泥だらけになっていました。
特に右脚の方が顕著でこれにはきっと理由があると思いトレッドミルでジムのスタッフに私の走り方をチェックすてもらったところ、左足を蹴ったときかかとが内側に入ると指摘していました。
そのため右脚のふくらはぎに泥がかかるのです。
本来ならば両かかととも真っ直ぐ後ろ方向に向かうはずですが、左足を蹴ったときにかかとが内側に入ってしまうようです。つまり左足のつま先は外側を向いているということになるのですが、私が気をつけて見ていても左足のつま先は真っ直ぐ前方に向いているのです。
詳しくは『泥んこ登山道で走って泥はねする原因とその予防法』
まとめ
ついにというかやっとというか私の右膝内側の痛みの原因が見えてきた気がします。
おそらく縫工筋、もしくは半腱様筋あたりの筋肉疲労ではないかと思います。
同じ部位でも左と右では痛みの度合いが全然違っていました。
脚の外側のストレッチは筋トレ後毎回やっていましたが反対の内側のストレッチを怠っていました。
昨日ジムで太もも内側部分をグリッドフォームローラーでマッサージをすると痛くて途中でやめてしまったほどです。
朝起きるとまだ痛みは残っているものの前日よりは軽度になりました。
もともと内転筋が硬いと思っていたので上記の縫工筋や内転筋群のストレッチを外側同様にやっていこうと思います。
気になるのは歩き方の問題です。
足首から膝関節、股関節の外旋、内旋に問題があるような気がしてならないのです。
さらにこれらの問題には骨盤の前傾、後傾も関与してきます。
私は以前目を閉じてその場足踏みを50回したところ50cmくらい前に立っていたことがあります。これでその人の骨盤が前傾しているか後傾しているかの判断基準にするとある専門家のブログにありましたが50cm前方に立っている場合前傾という人もいればそれは後傾という人もいてどうもイマイチよくわからなかったのです。
また壁際に起立して腰と壁の隙間をチェックなんてものもありましたがそれによれば私は完全に正常な骨盤でした。
全くもってよくわからない結果です。
いずれにしても膝を痛めないようにするためには大腿四頭筋の強化が最重要課題です。そしてそれに伴い下半身全体のメンテも重要になってきます。
まだやることがいっぱいありすぎてまだ死ねませんね。
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