もう晩秋、初冬の微妙な時期になりました。基本的には朝晩は初冬で日中はまだ晩秋と言うところでしょうか。
近所のスーパーではすでに青森産(サンふじ)、長野産のリンゴが販売されています。
普段であれば果物は節約のため買わないのですがリンゴとバナナだけはたまに買うのです。
2つとも体に良いからと言うこともありますが、リンゴは皮付きのまま、バナナは単に皮をむくだけで食することができるので楽なのです。
実家に行ったとき皮をむいたカットリンゴがでてきたときには一瞬「なんだこれは?」「俺は病人か!」と思ったものです。
私は「リンゴは丸かじりだろう」と思ったのです。もちろん姉には言わず。言ったら最後、もうリンゴは出てきませんから。
ミカンは年末実家に行ったときに食することができるので滅多に東京では買いません。
目次
リンゴの効用
リンゴの主な成分
・エネルギー:61kcal/100g/1/3個
・糖質:14.3g/100g
・カリウム:120mg/100g
・食物繊維:1.9g/100g
・ビタミンC:6mg/100g
リンゴの効用
・便通(食物繊維の影響)
・高血圧予防(カリウムの影響)
・整腸作用(食物繊維とポリフェノールの影響)
・抗酸化作用(ポリフェノールの影響)
・体液のpH調整(カリウムの影響)
リンゴあれこれ
・リンゴの皮にこそ栄養がある
リンゴの皮やその近くには食物繊維、ビタミンCやポリフェノール(プロシアニジン)がたくさん含まれています。
したがってリンゴの皮をむかないでよく洗って食べるのがベスト。
・リンゴを切ると茶色に変色する
リンゴを切ると切り口が茶色に変色します。これはリンゴに含まれているポリフェノールが空気中の酸素と結合するからです。
・リンゴ表面のべたつき
ときどきリンゴの表面がテカテカ光ったりべたついたりするリンゴに出くわすことがあります。
この正体はリノール酸やオレイン酸でリンゴの新鮮さを保つためにリンゴ自ら分泌します。
・リンゴ表面の白い粉
たまにリンゴ表面に白い粉が付いているリンゴを見かけます。
これは果粉(ブルーム)と言うろう物質です。
雨や露などの水分を弾き飛ばして病気を予防するためにリンゴ自ら分泌するのです。そのまま食しても問題はありません。
ぶどう、きゅうり、柿なども同様にブルームがあります。
バナナの効用
バナナの主な成分
・エネルギー:86kcal/100g/1本
・糖質:21.4g/100g
・カリウム:360mg/100g
・食物繊維:1.1g/100g
・マグネシウム:32mg/100g
バナナの効用
バナナはリンゴよりカリウムやビタミンB群が多く含まれるのが特徴です。
・免疫賦活作用(免疫力を活性化する作用)
・抗酸化作用(ポリフェノールの影響)
・高血圧予防(カリウムの影響)
・筋肉や心筋の活動を正常に保つ(カリウムの影響)
・消化が良いので運動30分前、運動後30分以内に摂取すると糖質補給になる
筋トレをするトレーニーの中にはバナナをサルのようにバナナを食する人がいます。
これは糖質補給の意味もありますが、スポーツで汗をかくとミネラル(マグネシウム、カリウム、ナトリウムなど)も汗といっしょに排出されカリウム不足になります。
カリウムが不足すると、筋肉に負担がかかり脚がつる、ケイレンするといった症状を起こす原因になるのです。
・便通が良くなる(食物繊維の影響)
・糖質、脂質の代謝を促進(ビタミンB群の影響)
バナナあれこれ
・バナナの皮の黒い斑点
バナナの皮に黒い斑点を見かけた人も多いと思います。
これは「シュガースポット」と呼ばれバナナが完熟すると現れるのです。
そしてこの完熟バナナはバナナの効用をより効果的に発揮するのです。
さらにこのシュガースポットのある茶色いバナナ(完熟バナナ)はリン脂質を含み胃潰瘍の抑制にも効果があります。
・青みがかったバナナ(未完熟バナナ)
これには消化が難しいデンプンを含み整腸作用が期待されます。
しかしこの青みががったバナナは日本に輸入された後「室(ムロ)」に入れられ少量のエチレンを与えられ黄色いバナナに変身するのです。
エチレンは植物ホルモンの一種で植物自身からも放出される。これを浴びると貨物や野菜などは成熟、完熟します。
・黄色いバナナ(成熟バナナ)
ビタミンB群が美容効果が期待されます。
まとめ
私はリンゴとバナナが好きなのでそれぞれの効用についてザクッと書いてみました。
特にリンゴは皮付きを丸ごと食すのが好きです。
両方ともカリウムやポリフェノールを含んでいて「整腸作用」「便通」「血圧を下げる」効果が期待されます。
またバナナは消化が早いのでハードに筋トレをするトレーニーが良く摂取しているようです。
ただし、果物はどうしても糖質が多くなるので多く摂取すると中性脂肪として蓄積しやすくなるので注意が必要です。
またじん臓病疾患がある人はカリウムの摂取量を控える必要があります。
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