アイキャッチ画像:小林整骨院
長引く右尻の痛みは以前から気になっていた股関節そのものが問題じゃないかと不安が益々つのってきました。
さらに昨年12月に鍼灸院で鍼を打ってもらってかなり良くなったのですが年末年始登山に行ってまたぶり返し。
そこで今日は思い切って整形外科に行って股関節のレントゲンを撮ってもらってきました。
股関節のレントゲン結果
今日は初めて行く地元の整形外科です。
整形外科はどこも高齢者でいっぱいですがここもそんな感じ。待たされる事1時間。
診察時に筋トレと登山で1ヶ月程右尻が痛むので股関節の問題の可能性を心配してレントゲンを撮ってもらいにきました、と伝えました。(ついでに数年前右膝が変形性関節症になったことも)
先生は、腰痛が原因でお尻が痛む場合もあるし、痺れがなくとも坐骨神経痛が発症することがあるから腰のレントゲンもとったほうがいいのではと言っていましたが、今回は股関節だけをみてもらうことに。
注)腰痛に関しては30代に発症して2つの整形外科に診てもらいましたが原因不明で牽引と湿布薬を貼るだけだったので腰痛に関しては神経外科を信用していないのです。さらに現在は自分で見つけたリハビリにより日常生活では全く困らないし。
レントゲン室で
レントゲン室ではズボンを脱いで撮影。
・仰向けになって寝て少し両脚を開き両足の親指をくっつけるように両足を内側に傾けます。その姿勢でまず1枚。
・次に腰にパットを入れてお尻を少し浮かせた状態で左脚を上げた状態で膝を90度曲げます。右腰に何やらプレートを置いてこの姿勢で1枚。
・今度は右脚を上げて上記と同じようにして1枚。
上記のように確か3枚撮ったと思ったですが診察室では4枚になっていました。
診察台が冷たい。
診察結果
再び診察室に呼ばれて先生からの診断。
レントゲン写真を見ながら説明してもらいました。
・左右の股関節とも被覆率が高く軟骨もあるので問題ありません。(上記イラストの薄い空色の隙間がしっかりありました。)
(被覆率とは大腿骨骨頭が骨盤の窪みにどの程度覆われているかの割合です。割合が高いほうが良く約2/3あると安定していると言われるらしい。私が心配していたのは先天的に骨盤の窪みが浅いか、大腿骨骨頭の軟骨がすり減っているかでした。)
・ただ左股関節の大転子にxxxがあります。左大腿骨の出っ張ったところが痛くはないですか。
→痛くありません。(XXXは名称を忘れてしまったのですが要は炭化カルシウムのようなもので突起<付着物>が出ているのです。)
今度は診察台に仰向けになったりうつ伏せになったりして股関節を先生が内旋、外旋させます。やはり右股関節を外旋させると右股関節が痛み左はそうでもなかったので先生は、
・やっぱりちょっと右股関節が硬いね。筋肉が拘縮しているんだ。
→そうだと思います。でもどの筋肉が硬いのかわからないのです。
・風呂上がりとかに筋肉をストレッチすることが大切。
(私の疑問であるどの筋肉が硬いのかについては回答せず。やっぱりわからないんだろうな、この先生。)
・湿布薬とか薬とか入りますか。
→いりません。
終了。
右尻の筋肉痛の根本原因
「HK LABO]というホームページが今回参考になりました。
股関節自身に問題がないとなると、おそらく右尻の筋肉痛は根本的な発痛原因ではなく股関節周辺の筋肉(複数の可能性あり)が硬化(拘縮)して右尻の筋肉に過剰なストレッチ等の過負荷を与えているのではないかと推測します。
例えば、内転筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋などです。
終わりに
・股関節自身に問題がなくて本当に良かった。ひょっとしたら大腿骨骨頭の軟骨がすり減って初期の変形性股関節症になっている可能性を危惧していたので。もっと早くレントゲンを撮れば良かった。
・診察時に先生に整形外科ではレントゲン等で診察をしてもらって「徐痛は整骨院とか整体院でやってもらうつもりです」と言うとちょっと嫌な顔をされて「こちらでも色々ありますよ(できますよ)」と言っていました。無理だって。整形外科では湿布薬や痛み止めの飲み薬を処方するしかできないのは今までの経験から百も承知していること。時間が無駄です。リハビリ科もありましたがこうところは杖をついた高齢者向けです。個人的にはジムで筋トレ、ストレッチしたほうがはるかに効率的。
・先述の通り、尻の筋肉(中臀筋等)の痛みは結果であって本来の問題の部位は別にあるのではと思っています。
おそらく股関節周りの筋肉のどこかが硬い(拘縮)しているはずです。
私個人は内転筋が明らかに硬いのでここかなと思っていますが、大腿直筋や大腿筋膜張筋などの可能性もありはっきりしません。
今後はこの辺を満遍なく入念にストレッチ、マッサージするしかないでしょう。
あとは整体院に行って右尻の筋肉の痛みに関する拘縮している具体的な筋肉を調べてもらうしか方法はなさそうです。
しかしとりあえずはホッとしました。
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