週3回のジムトレのうち1回はよそのジムへ行くようになって以来週3回通っていたジムに行くとなんだか懐かしく感じて不思議な気がします。
今日のジムトレはその週2回通うジムの日で2つばかり面白いことがありました。面白いと言っても私にとってですが。
サングラスをかけて筋トレをするイケメン
その一つは1時間半の筋トレ後トレッドミルで35分間傾斜ウォーキングしてパワープレートに向かっているとパワーラックで見慣れない男性がベンチプレスをしていました。
何か違和感があったのですがその何かがわからずパワープレートで下半身の筋膜リリースを開始。
そのパワープレートから見てわかったのはその身長182cm、体重70kg程度の細身の男性がサングラスをかけていたのです。
私は普段メガネをかけているのですがトレーニング中は外しているので1mくらい近づかないと相手の顔がよく見えません。
最初私がその男性を見て違和感を感じたのは顔が黒く見えたことです。黒いマスクに黒髪でしたので尚更です。
ベンチプレスは50kg程度でもう完全に初級でしたがなぜサングラスをかけながら筋トレをしているのか全く理解できませんでした。
汗を拭おうとしたのでしょうか、サングラスを外すとジャニーズ系のイケメンだったのでさらに驚きました。
「なんだこいつ、芸能人か?」と思うくらいのイケメン。
本人もその辺り自覚してサングラスをかけているのでしょうか。よくわかりません。
ただ「なぜベンチプレスでサングラスをしているのだろう」と単純に思った次第。
サングラスといえば、私が筋トレを始めた当初、ジムの主のような高齢者がいました。長年筋トレをしてきた体つきでしたが数人の同世代のいつも一緒にいるお供を引き連れていつもジム内で話し込んでいました。
その高齢者がいつもレイバンのサングラスをかけていたのです。ただこのイケメンのような濃い色ではなく目が見える程度の濃さでしたが。
その高齢者も今はもう見ることなくなり、そのお供たちは2人ほどたまに見かけるのでまだジムにはきているようです。あれからもう7年経ちますが私とそのお供連中の身体の違いは明らかです。
常に群れる人間と一人で黙々と行動する人間の違いです。
もう半分死んでいると嘆く70代後半の高齢者
いつも私と同じ時間帯でトレーニングしている人は何人もいますが、今日は70代後半の高齢者をロッカー室で見かけました。
その高齢者はトレーニングを終了した別の高齢者と会話している内容がとても興味深かったのです。
仮にAさんとすると
Aさんは
「もう脚がダメになってしまった」
「もう半分死んだようなものだ」
「以前は月に2、3回は釣りに行っていたんだけど、今では2ヶ月に1度くらい行ければいい方だ」
「億劫で、億劫で」
これって何だか私にそのまま当てはまるような気がしたのです。
私の場合は
「登山で右膝を損傷して変形性関節症になってしまった」
「もうダメだ」
「もう死んだも同然」
「月1、2度行っていた山も、今では2ヶ月に1回行ければいい方だ」
Aさんがなぜ脚をダメになったのか不明ですが、脚をやられると気落ちします。本当に。行動範囲が極端に狭くなるのですから。これで鬱(うつ)になる人もいるのです。
今私はもう完治不可能な半月板を抱えながら下半身の筋肉肥大と筋力アップのために筋トレをしています。かなり自由に歩けるようになりその後も登山ができていますが、ドクターストップでもう下山時に走ることはできません。
下山時の集中力を要する風を切っての走行は私の残りの人生の楽しみの一つであったので大変ショックでした。
これはもう本人しかわからない気持ちです。でも「いつかまた」と思う気持ちは捨てきれないのですが。
このAさんの心中察します。いつまでもお元気で。
終わりに
朝起きると背中が痛くなっている身体に気づきます。
なぜ背中が痛いのかと思い浮かべると「ああそうか。ジムで開脚して前屈するストレッチを始めたんだったな。」
同様に風呂上りには仰向けに寝て両脚を揃えて頭の後ろの床につけるストレッチも始めたのでこのせいもあるでしょうね。
如何せん身体が硬い私です。
『動ける身体』を目指す私は単に筋トレすればいいというものではないと自覚してきたのでした。
それにしてもサングラスをかけながらベンチプレスをする人は初めて見たなぁ。
この記事へのコメントはありません。