アイキャッチ画像:昼間のJR新宿駅構内
少しずつ息が詰まってきます。もちろんコロナのニュースのせいです。日本の新型コロナ対策が非常に他国から見ても遅れている現状を各マスメディアが一斉砲火のように政府を攻撃しています。
それに対して安部ちゃんはマスク2枚と30万円支給で対抗しています。日本政府の行き当たりばったりの対応は相変わらずです。いつも思うのですが日本政府って危機管理能力が本当に乏しいですね。
週末の相次ぐ休業ラッシュ
先週末に引き続き東京(新宿)では今週末も色々なお店が休業しています。
・喫茶店
スターバック、サンマルク、タリーズ。タリーズは一部営業。
・映画館
大きな映画館はほとんど休業です。たま〜に行く新宿東口のシネマカリテもミニシアターながら週末は休業。この映画館、平日は座席間隔をあけて上映しているようです。
・ジム
ほとんどの大手ジムは休業。ただし自営ジムや24時間ジムはお店によります。
・図書館
各図書館によって少し異なりますがほぼ4月末までもしくは5月のGW明けまで週末だけでなく完全休業か、館内の一部だけ営業という形を取っています。ただし閲覧室は少なくとも4月末まで完全休業です。
・デパート
新宿伊勢丹、小田急、高島屋、マルイ、京王を始め新宿駅ビル内の店舗も基本的に休業。
・パチンコ店
コロナで何かと問題視されていたパチンコ屋も大手マルハン系パチンコ店は全て休業。でも他店ではやっています。
パチンコ人口は車と同じく若者離れにより減少中なはずですがつぶれていないところを見るとまだまだやる人がいるんですね。
それにしてもなんでこんなギャンブル店が街中に堂々とあるんでしょう。先進国では珍しいのではないでしょうか。
週末でも休業しない店
・本屋
どの本屋も休業しませんね。本屋にもよりますが人が大型書店では人がたくさんあるまるのですがテーブル席があるわけでもなく人が流動的という理由で休業しないのでしょう。
ただし商業ビル内に入っている本屋はそのビル全体が休業になっている場合があるのでそれに準じて休業となります。
・薬局
ここが休業になると逆に困りますね。ただし「コクミン」などは一部休業。
スーパーマーケット
ここも休業になると問題です。デパートが休業でもデパ地下の食料品街は営業しています。
・牛丼屋
吉野家などはコロナ応援として一部のテイクアウト商品の値引きして営業もしています。牛丼屋はサラリーマンや低所得者層にとって大事な食料補給基地です。
・喫茶店
ドトールは全店?いつものように営業しています。その他多くの自営など小規模の喫茶店は営業しているようです。
ナイトクラブやライブハウスの営業は止まらない?
ナイトクラブ、ライブハウス、飲食店などの主に夜営業している店は「日銭を稼がないといけない職種」です。そのせいかなかなか自粛とはいかないようで相変わらずコロナ感染者を増やし続けています。
先日も渋谷のライブハウスはコロナ感染者を出したばかり。特に東京、大阪の大都市部ではその傾向が強いのです。
政府や各自治体はこういった飲食店に補償(家賃、人件費など)しない限り自粛には限度があります。
またたとえ政府が「非常事態宣言」を発言しても「強制休業」は現行の法律ではできないのです。
ナイトクラブやライブハウスなどへ行く人は若者がほとんどで社会に無関心だったり権力に反発する傾向だってあります。
しかもこいうった場所でコロナ感染してもそのお店のオーナーの承認なしでは店名を公表できないので同じ場所で再度コロナ感染という可能性すらあるのです。
このへんは法整備が必要だと思います。しかしその一方でコロナ感染のドサクサに紛れて政府が強制権発動の権利を有する法律を作ろうとしているようでこれまたいろいろ問題があって承認を取るのが難しそうです。
日本の政治家は基本的に国民やマスメディアからあまり信用されていませんから「政治家に権利(特権)を与えたら何をするかわからない」と不安視するのでしょう。
したがってナイトクラブ、バー、ライブハウスの営業は縮小しながらもまだまだ続くのでした。
日本は本当に欧米のような新型コロナの感染爆発が起こるのか
日本の医療専門家はこのままではもう直ぐ感染爆爆発が起こるだろうと繰り返し言っています。本当に暗くなるような話です。
日本がここまで感染爆発しなかったのは挨拶の習慣が異なること、風邪やインフルエンザへの予防が浸透していたことなどが挙げられます。
それでも日本では毎年インフルエンザで2000〜3000人が命を失っているのです。
したがって新型コロナ感染に対しては今まで結果として単に運が良かっただけと言えるでしょう。
東京、大阪を中心に日々感染者が増加している日本。感染医療専門家によるとまだピークに達していないとのこと。したがってこれから一気に感染者が広がる感染爆発の可能性は否定できないのです。
優柔不断でなんでも先送りしてしまう日本の政治家に期待することなく東日本大震災の時のように各人が出来ることをするしかないのです。
各人が出来ること
それでは各人が出来ることは何でしょうか。
・密集・密閉・密室のところへはいかない
・咳やクシャミをする人は必ずマスクをする
・満員電車へは乗らず、リモートワークするか時差通勤する(私は現役時代早朝出勤・夕方退社で満員電車にはほとんど乗ったことがありませんでした。)
・帰宅後の「うがい」「手洗い」を徹底する
手洗いは石鹸で指先、指の間、手のひら、手の甲、手首までしっかり洗うこと。できれば「洗顔」もしたほうがいいでしょう。
・電車内でつり革、手すりには極力触らない(ウイルスだけでなく大腸菌などいろいろな菌各種が常時付着しています)
・ライブハウス、クラブ等には感染ピークが過ぎるまでいかない
・トイレットペーパー、マスク、アルコール消毒液の買いだめをしない
・スーパーで米などの買いだめをしない(大地震でもない限り流通は動き品不足は起こり得ない)
・SNSなどネットでの情報(うわさ)をむやみに信用しない、広げない
・人種差別、外国人嫌悪をしない
・アルコール消毒液はたっぷりとつける(少量では消毒にならない)
・喫茶店、映画館などのトイレにあるハンドドライヤー(温風で濡れた手を乾かす装置)は使用しない(飛沫感染の恐れがあります)
どうもマトモすぎるほどマトモな言葉になってしまいましたが、ウイルス対策は結局各人が気をつけるしかないのです。
この記事へのコメントはありません。