アイキャッチ画像:本日JR新宿駅南口近くの桜の木(ここは例年いつも早く咲きます。)
支給開始している住民税非課税対象者に対する臨時特別支給金10万円を受給した人(私)を除く年金受給者に対してまた臨時特別支給金5000円が支払われる模様です。まだ正式ではありませんが自公民がそう言っているのですからほぼ間違い無いでしょう。
総額1300億円で元は国民の税金です。
もう来たる参議院選のためのバラマキということは見え見えなのですが他に芸のない日本の政治家は他にいいアイデアが浮かばないのです。
年金受給者に5000円支給して本当に喜ぶと思っているのでしょうか。
おバカな政治家からナメられていますね、年金受給者というか高齢者は。
夫婦2人で年金月40万円!
今70歳代以上の年金受給者は十分に年金をもらっている人が多いのです。
以前テレビで年金がテーマで街中でいろいろな高齢者のインタビューをしていましたがその中で70歳代と思われる夫婦は2人で毎月40万円支給されていると言っているのを聞きひっくり返りました。
どうすれば40万円も年金が支給されるのでしょうか。共働きだったのでしょうか。そうとしか考えられません。今年年金支給が開始された夫婦2人の支給額平均は20万円前後です。
その倍を支給されているということはよほど高額納税されていたのでしょうか。
私のような単身者はその平均値より遥かに低くなります。
以前から今の70代以降の年金受給者はこれから支給される年代の人よりかなり高額な年金を支給されているというのは知っていましたがこれほどまでとは知りませんでした。
もともと田中角栄時代に年金支給額を過剰に計算してしまったのが高額年金の始まりでした。
私の母親の遺族年金は私の年金より多い
私の場合昨年亡くなった母親の葬儀終了後母親の遺族年金が私が今後支給される厚生年金より多いと知りました。
父親は私が若い頃亡くなったのでそれ以降母親は毎月遺族年金を受給していたのですが姉によるとその遺族年金が積もり積もってかなりの額銀行に預金されていたそうです。
それを聞いたときはひっくり返るほど驚き私より専業主婦(母親)の方が金持ちというのは一体どういうことだと思いました。(父親が亡くなってから少し働いていたようですが)
結局母親、姉、私の中で一番貧乏だったのは私だったわけです。
もっともそのおかげで私は全く予期しなかった相続金を入手することができ正直嬉しかったのですがなんとも複雑な気持ちです。
私の母親はなぜ生きているうちに全部使わなかったのでしょうか。
預金してたことさえ忘れていたのではないでしょうか。
今でも本当に不思議な気持ちです。
認知症患者の資産総額は150兆円
日本は現在世界一の高齢化社会を迎えています。
日本の人口の約30%が65歳以上です。
それに伴い認知症患者も多く2045年には日本の人口の1/4が認知症を患うだろうとさえ言われています。
私の母親も認知症で90歳で亡くなるまでの10ヶ月間はその専門病院で入院していました。
姉の話によると母親はあちこちに預貯金していたそうで亡くなる前(おそらく入院した頃)に姉が母親の預貯金を調べたらしく総額が予想以上の額だったのでどうしてそんな預貯金があったのかと聞くと姉は先述のようなことを言ったのです。
ひょっとすると母もいくら預貯金をしていたのか忘れていたのではないでしょうか。郵便貯金まであったそうです。
認知症患者は今では40歳あたりから発症するようですが65歳以上が圧倒的に多いのです。
そんな認知症患者の資産は今や総額150兆円になるそうです。
本人はその資産を理解して後腐れないように資産管理していれば問題ないのですが私の母のように娘(姉)にもはっきり資産を明示しないまま亡くなる場合も多々あるのです。
ゴースト預金という言葉がありますが今生きている高齢者で資産家であれば認知症になる前に資産整理をした方がいいでしょう。
それより生きているうち動けるうちにやりたいことを全部やってお金を使ってしまいましょう。
それが一番です!
終わりに
日本政府のおバカなバラマキから年金の話、認知症患者の資産まで話が広がってしまいました。
昔から税金を自分のお金のように使うのは政治家です。だからあんなに醜い顔になるのでしょう。
それにしても政治家は年金受給者をバカにしていますね。
認知症を患っている親を持つ子供は老老介護で大変体力・精神力を消耗しています。
その家が資産家であればいいのでしょうがそうでなければ殺人事件や自殺に発展したりします。
お金がなければ各自治体に連絡をとって自己負担の軽減化をはかりましょう。
お金が残っているのであれば誰でもなり得る認知症になる前に自分の資産を整理して動けるうちに使ってしまいましょう。
そうすればお金も動き回り社会が潤ってくるのです。
くれぐれもゴースト預金にはならないように。
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