映画

新宿ピカデリーで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvolume3」を観て

アイキャッチ画像:映画.com

観よう観ようと思って時間が過ぎました。

マーベル人気シリーズの第3作目のスペースアドベンチャー・コメディ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvolume3」を新宿ピカデリーで観てきました。

このシリーズでは第1作目しか観なかったので最初話がイマイチ見えなかったのですが途中からそんなことはどうでも良くなりました。

子供から大人まで楽しめるおバカでチョイ胸キュン映画となっています。

ザックリとしたあらすじ

銀河滅亡の危機を阻止するため凶悪お尋ね者たちがチームを組み戦いを挑んでいくマーベルコミンクの映画化第3弾。

主人公は自ら「マーベル・ロード」と名乗るチャラい性格のお宝ハンターのピーター・クイルが惑星モラグで謎の球体「オーブ」を見つけ盗み出すもその球体は銀河を滅亡させる程の力を持つ石であることがわかり、この石を狙う一団に襲われ刑務所行きに。そこで知り合ったロケット、グルード、ガモーラ、ドラックスらと協力して脱獄し逃亡を続けるるが闇の一団が後を追うという話が第1作目。

2作目は観なかったのでストーリーがわからなかったのですが3作目を観ているとどうもガモーラという女性がピーターと恋仲になるも死んでしまったようです。

それで3作目では初めの方でピーターが最愛の恋人を失ったショックから毎日酒浸りのシーンが出てきますが3作目の主役は改造アライグマのロケットの話。

ロケットの頭脳を狙った恐るべき敵によってロケットは生命を失う危機に。命を救うべくアベンジャーズが一致協力してロードの命を救おうとするがその命の鍵がロケット自身の知られざる過去にあった。

しかもピーターの最愛の恋人だったガモーラが生きていて全ての記憶を失って別の宿敵方についていたことが発覚するも彼女と協力して新たな恐るべき敵に戦いを挑んでいくというお話。

この映画の感想

第1作は2014年なのでほとんどその内容は忘れていたのですが一番印象に残ったのがグルードという大した役に立たない植物(木)星人?がメンバー全員の命を救うべく身を犠牲にするシーンでした。私はこのとき下記のように身体障害者が身を捨てて健常者を救うシーンを空想しました。

命懸けで健常者の身代わりになり最後に「僕はみんなの役に立った?」と聞きます。

「役に立ったよ」と言われると「良かった。今まで生きてきた意味ができてうれしい。」と答えるのです。

第1作のグリードのあのシーンはまさにこんな感じでした。

この映画はアメリカ的おバカ会話で進んでいくのですがたまにポツンとジーンとくるシーンが出てくるのです。

第3作目もそんなシーンがありますが、その製作者側の下心が見えてきてちょっと薄っぺらさを感じましたが純真な子供達が観ると感動するかも。私個人としては第1作目のシーンの方がずっとインパクトがありました。

いろいろな星人が登場し見た目も性格も全く異なりますが各星人の特徴を生かして協力すればどんな問題も解決でき得るという話でもあります。

これって地球に置き換えると黒人、白人、黄色人種、ヒスパニックなどいろいろな人種がそれぞれ個性(身体的特徴・人格)を持ち互いに半目することはあっても地球規模の難事には協力することができるという多様性社会を描いているような気がします。

終わりに

平日とあって館内の入りは3割程度だったのでゆったりと観ることができました。

個人的には第3作より第1作目の方がインパクトがありました。

話の流れから第4作目もありそうです。

マーベル映画はいまどきのアメリカ(ハリウッド)映画には珍しく面白い映画が多いですよね。(ちょっと薄っぺらだけど)



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