雑記

母親の四十九日に出席してわかった実家の異常な信心深さ

アイキャッチ画像:そうぞくドットコム

昨年11月に亡くなった母親の四十九日でまた実家のある札幌へ1泊2日の日程で行ってきました。

本当は面倒くさくて行きたくはなかったのですが父親、祖母の四十九日の法要にも出席しなかった私としてはもうリタイアして時間の都合がつきやすい身になったので出席したのです。

札幌郊外に住む従兄弟は仕事の都合で欠席です。

したがって姉と私だけが自宅で四十九日をしました。

坊さんはお通夜や告別式にも来たtao家指名の坊さんです。

母親がお経の声がいいということでお寺に5人いる坊さんの中で1番の贔屓というのは姉の話。

よくわからない世界ですね。

実家は異常に信心深いと知った

父親が亡くなってもう40年程経ちますがそれ以来父親の命日には「毎月!」坊さんに来てもらい供養してもらっていたそうです。(のちに亡くなった祖母と合同供養)

今後もそうするのでしょう。しかし母と父では命日が違うので一緒にやるのでしょうね。

その度にお布施として1万円包み、1回忌、3回忌などのイベントではさらにお布施が大きくなります。

単純に40年間毎月1万円包むと12ヶ月x1万円x40年=480万円をお布施代に使っていることになります。

さらに今回の葬儀を含めて何回忌、お花代なども入れるともう600万円超えは確実でしょう。

それをしっかりと姉が引き継いでいるようで坊さん嫌いの私は唖然としてしまいました。

姉に「坊主丸儲けだ」というと鬼のような形相で睨まれてしまいましたが。

いまどきこんなお寺にお布施をする家があるのでしょうか。

おバカほど宗教に傾きお金を使ってしまうものです。まるでカソリック教徒で貧困家庭のフィリピン人やブラジル人のように。

もっとも私が稼いだお金ではないので何もいうことはないのですが。

初めて出席した四十九日の供養は20分

帰京当日指定時間より20分ぼど遅れて実家についた坊さんは着く早々バックから袈裟を取り出してササっと着てお経をあげる準備完了後お経を読み始め途中で振り返って遺族2人に焼香を奨めました。

私は上半身は喪服で下半身は(素早く帰京するため)黒のチノパンという服装で右膝を痛めて以来正座ができないので高さの低い椅子に座っていたのでそのままの姿勢で焼香をしました。

お経が終わった後に坊さんはお茶を飲みながら納骨の時期や1周忌の話を5分程姉として帰って行きました。

姉の話では実は坊さんの父親が私の父親の供養に以前きていたようで今日来た坊さんは2代目らしいのです。

2代目と言ってもtao家の菩提寺の息子というのではなく通い坊さんのようでいわゆる雇われ坊さんです。

したがって2代続くサラリー坊さんなのです。

私は3時間後に控えた東京へ帰る飛行機の時間が気になっていましたが30分程で帰ったので速攻で着替えて新千歳空港へ向かうべく実家を後にしました。

四十九日の出席は初めてだったのですが何だこんなものかというのが正直な感想です。

個人的には昨年のお通夜、告別式、そして今回の四十九日の出席で法要はもう十分だと思っています。

これで今後私はもう納骨から1回忌などの法要には出席しないでしょう。

老化が加速する姉

それにしても以前から気がついていたのですが私より4歳年上の姉の老化が早いですね。

認知症の母親の介護でげっそりやつれたのは理解できるのですが感情の起伏が激しくなってきたのには驚きです。

母親が生きていたことはまだそうでもなかったのですが急に怒り出す時があります。

顔も年齢相応なのかシワが多くなり陰気臭さが増しました。

昨年お通夜に行ったときテレビが壊れていてラジオをかけていました。そのラジオの音量がものすごい大きいのです。

音が大きいと指摘すると「これでいい」というので難聴でなないかと疑っていました。

今回行くと新しいテレビとレコーダー、それに加湿器が置いてありました。

これらは全て私が新宿のビックカメラでスタッフと話をして実家の間取りに合うように型式を決めて姉に連絡したものです。

それと全く同じものを札幌のビックカメラで買ったのです。お金ありますね。

実家からそう遠くない札幌駅前のビックカメラに行くのも面倒と言っていましたしそもそも家電製品の知識がほとんど皆無なのには驚きます。

そのテレビの音量をこれまた大きく私が住む賃貸マンションだったら間違いなく上階、隣室から「うるさい!」と床か壁を叩かれます。

あるいは玄関ドアかベランダのドアをバシン!と嫌味たらしく閉められます。

その話をいうと「ああそう。ここはそんなことはない。」と平然としていますがいくら分譲マンションでもこんな大きな音では聞こえるはずです。

そのため今回ははっきりと「難聴じゃないのか」というと実に嫌そうな悪相の顔で睨み付けられました。

こりゃダメだな。自覚がない。

将来母親と同じく認知症になるな、と思ったものです。

この家に来ると便秘になるか下痢をするかのどちらかですし、酒の回りも早く実に不健康になります。

以前からそうでしたが家全体にネガティブな空気が淀んでいるのです。

抹香くさい。

姉自身もネガティブで弟である私に意見されると素直な返事はしません。

そのくせテクニカルなことには私を頼ってきます。

tao家は男性に比べ女性の方がダントツで長生きするので私より姉の方が長く生きるだろうとは思いますが私はもう姉に関与したくはありませんね。

著しい老化としか言いようがありません。

もっとも私も自分では知らないうちにどんどん老化しているのでしょうけど。

終わりに

昨年10月末の母親の危篤で1回、11月の葬儀で1回、そして今回四十九日で1回、東京ー札幌間を往復しました。

3ヶ月で3回飛行機で往復したことになります。どんどんお金がなくなり私の生存可能年数が一層縮小していきます。

しかし去年11月の告別式が終了した夜に姉から母親(実質は父親)が残した預金があるからそれを(分けて私に)あげると言われたときは、うちの親に金(預金)があったのかと心底驚いたものです。何せ酒好きで酒を飲まなかったら蔵が建つと私が子供の頃母が言っていたくらいでしたから。

母親の複数の預金通帳があることを保険会社にいた姉はしっかりと把握していたようです。

坊さん嫌いな私は姉から依頼された印鑑証明書と実印を渡すために四十九日に出席したようなものです。

もっとも母親の葬儀費用や今後10年、20年?の坊さんへのお布施など仏事費用などを差し引いた金額を姉と2分割するというのでいくらになることやら。これから必要提出書類を銀行に提出して承認されてから正確な預金額がわかるようですのでまだ先の話です。

私は入金されたらもう10年以上使用している傷だらけの眼鏡レンズを交換しようと早くも目算しています。

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