2016年2月末をもって仕事を辞めてから丸3年が過ぎましたが、少し長かったようなあっという間だったようか不思議な感じです。
40、50代の頃は年をとるのが早く感じ、45過ぎるとあっという間に50歳。55過ぎるとあっという間に60歳になっていました。
59歳になる年にリストラされてから今秋には62歳になりますが、年をとるのが少し遅く感じます。
先の見えた50代
おそらく40代後半からは仕事の流れがわかりきってしまったからではないでしょうか。そのため特に目新しい仕事上での体験が少なくなってきているので時間が経つのが早く感じるのです。
50過ぎれば段々社内での自分の立場が見えてきて、その先のことを考えるようになります。
一方、仕事を辞めて以来、私は登山、ジムでの筋トレとこれまでにない事を生活の中心に置くようにまりました。
会社員時代の朝食は会社へ行く途中で松屋などの牛丼屋の定食で済ませていました。
退職後の日々の生活
今では朝食も自宅で済ませ、歯もきちんと磨いてから外出しています。
ジムへ行ったり、茶店でブログを書いたり、図書館へ行ったりした後夕方に週3回ほどスーパーへ寄って食材を買って帰宅。
レンジでチンしてできる食材(鯖缶、鶏のささみ、胸肉、サツマイモ、ブロッコリー、きのこ、わかめなど)で夕食を作り、これがお酒のつまみにもなるという簡単なものです。夜は味噌汁は作りません。
またご飯、麺類などの炭水化物は夜摂取しません。
筋トレをしている関係上タンパク質と野菜(食物繊維)を意識的に摂取し、朝は玄米+卵+納豆+味噌汁と決めています。
味噌汁はコーヒーカップに(なめこ+刻み油揚げ+刻み長ネギ+水)をチンして、カップを取り出した後にタニタの減塩味噌を溶かして食します。とても簡単です。
ほぼ毎日同じ食事でまさに粗食です。
油を使いたくなかったのでガスコンロは長年使用していません。そのためコンロは腐食してガス出口が詰まり使用不可となっています。
退職以来会社員時代にしなかったことが多く、新しい体験ばかりで時間が経つのが遅く感じたのです。
これは子供時代は時間が経つのが遅く感じられ、大人に成ると同じような経験をするので時間の感覚的進行度合が早く感じるのと同じです。
つまり、印象に残るようなインパクトのある体験が少なくなって感動しなくなるのです。
しかし、年末年始実家に行くのですが、ちょっと前に行ったのにもう5月、という感覚もあります。それで長いようなあっという間のような感じなのです。
歳をとるのが遅いような気がするのです。おそらく65過ぎてから早く感じるのかもしれません。
見る夢も変わってきた
睡眠中見る夢も少し変わってきます。この記事を書こうと思ったのも昨夜見た夢のせいです。
あまり良い夢を見ないのは会社員時代からと同じです。
昨夜見た夢は、高校時代から付き合っていた同級生の女性の夢です。昔からたまに出てくるのです。事情があって20代終わりには別れたのですが。なぜか彼女がたまに夢に出てきます。内容は忘れましたが、いい印象はありません。
しかし、なぜ出てくるのかわかりません。別に未練があるわけでもないのに。
実家の母や姉もたまに出てきます。
元カノ、母姉より頻度は落ちますが、会社員時代の同僚などもごくたまに出てきます。
これらは私が仕事上あるいはプライベート上に関与した人物です。そのため頭の中で未だに情報整理しているのかもしれません。(夢は脳内の情報整理のために見ると言われています。)
会社員時代は、会社の人たちなどの夢は結構見ました。やはり接している時間が長かったからでしょう。これもあまりいい夢ではありませんでした。
あと子供時代から見ていた夢ですが、怪獣(もしくは誰か)に追いかけられる夢も会社員時代たまに見ましたね。もう今では見ません。
しかし、どうしてまだ情報整理しているのでしょうか。それもほとんどいい夢ではないのです。私に何か「わだかまり」があるのでしょうか。どうもよくわかりません。
特に、会社員時代の同僚や上司など今となってはどうでもいい人たちです。
退職以来、彼らとは全くコンタクトしていません。これも断捨離の一環です。
過去との決別
新たに退職した人たちにはっきり言っておきますが、会社員時代の元同僚などと会うのはやめたほうがいいでしょう。
昔話に花を咲か、過去を懐かしんでいるだけで今後の自分の生活に何ら影響は与えません。また、基本的に飲み屋で会うパターンが多いと思いますが、お金の無駄使いです。
今後の自分の有意義な人生にお金と時間を使いましょう。過去には決別して自分で未来を切り開いていきましょう。
何も片意地はってそうしろと言っているのではありません。何かに夢中になり始めると過去に付き合っていた人たちなどどうでもよくなるのです。
特に会社員時代の人たちは利害関係で付き合っていたわけでもうそんな利害関係はありませんので、付き合う意味がありません。むしろマイナスです。
過去に引っ張られないように、退職したら人も物も断捨離をしましょう。
リタイヤしたら生活の中心に何を置くか
そのためには現役時代から何かに没頭できる趣味を持ちましょう。
私は57歳の頃で山に出会いそれ以来登山をしています。大した山には入っていませんが、3シーズン月2回ほど行っています。山に出会えてとてもラッキーだったと思っています。
さらに山で痛めた下半身の靭帯を保護するために大腿四頭筋、大臀筋などの下半身の筋力アップのために筋トレを始めました。これもライフワークの一つです。むしろこっちの方にはまっているかもしれません。
年をとっても筋肉は付いてきます。61歳の私でも少しずつですがはっきり筋肉は肥大してきました。どうすれば筋肉がつくのか考えるのが面白いのです。
また、あるサイトでブログを書き始め、さらにクラウドソーシングで筋トレやダイエット関連の記事をゴーストライターとして1年2ヶ月ほど書いていました。
それがきっかけで今この個人ブログを立ち上げて、登山(自然)+筋トレ+ブログが現在の生活の中心に位置付けられています。
何か自分の生活のコアになるものを見つけましょう。生きがいとなります。
収入はどうするか
私は現在預金を崩して生活をしています。家も持ち家ではないので家賃は馬鹿になりません。
そのため、クラウドソーシングでお金を稼ごうと思いましたが、なかなか思うように稼げず、かつ、ブログを書く時間も無くなってきたのでブログ1本に絞りました。
残念ながらまだまだブログでは生活できませんが、生活の足しになるよう月10万円稼ぐことが当面の目標です。
一体いつになることやらですが、預金が段々無くなってきたので数年後には死活問題になるのは必須です。
そのため何とかしようとない知恵を絞っているのですが、いかんせん地頭が良くないので苦闘中なのです。しかし、ホームレス(「シニアが考えるホームレスな人たち」)になることだけは避けたいものです。
また、60歳過ぎると年齢制限により会社への再就職が極端に難しくなります。
私のように組織はもうまっぴらという人もいるでしょうが、まだ会社(組織)で働きたいという人もいるでしょう。
一時期、ハローワークにも行きましたが、ブラック企業か肉体労働ばかりです。特に60歳以上では選択肢がありません。行きたいのであれば覚悟が必要です。
仕事をしたいのであれば、何をやりたいのか50代、本当は40代のうちにしっかり考えておきましょう。
私がブログなどネット関係を仕事にと考えたのは、「いつでもどこでもできる仕事」だからです。また、一人ででき、年齢に関係なく、加齢により老いてもできるからです。
私ももう少し早くクラウドソーシングやブログについて知っていれば、と思いました。
ただし、クラウドソーシングでもよほど特技を持った人でなければ、月10万を稼ぐのは至難の技です。
ネットでは簡単に月20万円を稼げるなんて書いてありますが、そういう人は極々一部の人だけです。私の場合、手取りで月1万5千円前後でした。
私のように組織はまっぴらでなければ、パートの仕事もありでしょう。
60歳を超えて仕事をするのならば、生活の中心を自分が一番したいことに据えて、その費用を捻出するためにパートもしくは派遣で働くというパターンがいいと思います。
私もネットビジネスで稼げないとわかったら何かパート仕事を探すつもりです。
厚生年金だけではとても生活できませんから。
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