アイキャッチ画像出典:ニュージーランド観光局
時々見る山のブログ記事でGWにニュージーランドへトレッキングに行った記事が出ていました。現地の知り合いの日本人ガイドがいろいろ案内してくれたようです。
ニュージーランドの自然もさることながら、現地日本人ガイドというのが引っかかってネットで調べてみるといろいろなガイドをする現地在住の日本人がいるようです。
あるガイドの会社のHPでは、ニュージーランドは雨が多いのでゴアテックス(防水)仕様のトレッキングシューズを推奨していたのには驚きました。
そうか、雨が多いんですね、ニュージーランドは。それに雨の中、苔むした山中をトレッキングするのがまた格別だそうです。
なんだか日本の屋久島に似ているのかな。屋久島の宮之浦岳を1泊2日予定で登ろうとしたのですが、前日の天気予報で翌日は終日雷雨だったので日帰り登山に切り替え、山行12時間を費やし膝がガクガクしたことを今でも覚えています。
当時は登山経験もあまりなく、しかもソロだったので不安もありましたが行ってみると「ここは日本か?」と思うぐらい素晴らしい景色でした。
上記宮之浦山頂の写真の中の若者2人はイタリア人で日本に来て1ヶ月いろいろ山に登ったがここが一番と言っていました。
写真には載っていませんが、「花之江河」の湿地帯はまさに幻想的!
(縄文杉には期待しないほうがいいでしょう。なんだかしょぼかった!)
また行ってみたいのですが、行くからには島をぐるっと回って観光した方がいいと前回行ってわかりました。しかし残念ながらペーパーの私はレンタカーを使えません。
オートマだったらなんとかいけそうですが、登山に来て交通事故を起こしたら洒落になりません。それに野生猿が道路に出てくる場所があるので注意が必要です。
普段車など全く必要としないのですが、こういう場合はちょっと不便さを感じます。
このニュージーランドには稜線歩きにはもってこいの山々があるのではないかと思います。
現地ガイドのプロフィールを読むと日本の山だけでなくあちこちの国の山を登ったり、スキューバダイビングを資格を取るためにわざわざアメリカに行ったり、あちこちの国々で仕事をしてきた日本人たちがたくさんいらっしゃるのには驚きました。
みなさん、いろいろなところに登っているんですね。
行き着いた先がたまたまニュージーランドといったところでしょう。流れ者?
こういった人たちが現地で何かしらの仕事をしながら観光客相手にガイドの仕事をしているようです。登山関係はやはり登山経験のある専門的なガイドがついています。
翻って私を見ると一体日本で日々何をしているんだろう、と思わざるを得ません。何だかものすごく時間を無駄にして生きているような気さえします。
移住してしまう人たちは、きっといいなと思ったら深く考える前に行動してしまうタイプの人たちが多いのかもしれません。
この年になったらもう人と比較してはいけない、などと自分のブログ記事にも書いたりしますが、このような人たちを見ると羨ましいなと正直思ってしまいます。
しかし、一方で冷静に考えると都会と自然を往復することが自分の嗜好に合っているのでやっぱりずっとニュージーランドにというのは無理だろうなぁ、とも思うのです。
屋久島が素敵で移住してきた人たちも結構いるようですが、私にはちょっと無理な気もします。富士山と同じで遠くから見るのが一番というのと同じです。
それでも、それでもなんだか私は鳥かごの中で生活しているような気がするのです。
相変わらず人間がちっちゃい自分を発見!
お金を稼いであちこちトレッキングしたいものです。
ちょっと忘れていました。そう私はフリーマンだったのです。
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