社会

2021年都の緊急事態要請を招いた店で飲酒するおバカな都民

新年早々また1都3県が緊急事態宣言を政府に要請した模様。

これが実現するとより一層飲食店を始めとする観光業界が大打撃を受けます。

そしてあくまで要請なので政府がまたある程度の補償を余儀なくされるわけです。

そして最終的には国民の税金に跳ね返ってくるのです。

これだけ新型コロナの感染者が増加し重症患者が増えるのはGo To トラベルを実施したからですが、人が移動すればウイルスも移動するのです。

しかし、そのウイルスはどこで感染し広めているのでしょうか。

それは結局飲酒ができる飲食店です。

飲酒ができる飲食店では誰もマスクをしません。当然です。

マスクを外してお酒を飲み、またマスクをして会話をします。料理を食べる時にまたマスクを外し食べ終わるとまたマスクをして会話をします。

こんな面倒なことやるわけがないでしょう。お酒の席で。

そしてお酒が入るにしたがって最初は静かに会話していてもだんだん会話の声も大きくなり口を開けて笑ったりし始めます。

もう飛沫感染の始まりです。

何と言っても圧倒的に無自覚症感染が多いのですが当の本人は感染しているとは思わないので遠慮がありません。

どんどん会話が盛り上がりどんどんお酒を飲みどんどん飛沫感染を誘導していくのです。

以前からブログでも書いている通り、誰もお酒を出す飲食店に行かなければ感染者数や重症患者はこんな人数にはならないのです。

私は毎晩お酒を飲んでいますが100%家飲みです。しかし飲み屋の雰囲気は好きなので今も赤提灯があるような飲食街は夕方の帰宅前意識的に通ったりします。

そこではみなさん楽しそうに飲食していますが当然のことながら誰もマスクはしていません。もう「このエリアだけは、自分だけはコロナに感染しない」と信じきっているようです。

当然のことながら私はマスクをしてそこを通るのですが飲んでいる人たちを見て当初「楽しいそうだな」と「大丈夫か」の気持ちが半々でしたが最近は「こいつらバカか」という気持ちに傾いてきています。

一方でお店の方も日銭商売なので毎日営業しないとやっていけません。特に地代の高いお店になるほどその傾向があります。

しかし「コロナ禍でも営業しないと生活できない」ということと「自分たちの仕事でコロナ感染を広めている」という2つの事実。

この2つの事実とどう折り合いをつけていくのか。人によって異なる判断をしますが、人が感染するより自分の生活を重視する人もいます。

実際のところどちらに正・誤があるかという二者択一ではないのです。

できることがあるとすればお客が飲みに行かないことです。それで飲食店の人が生活できなくなったとしても止むを得ません。

それは国家権力の強制ではなく「お客の意志」なのですから。

冷たい言い方をすれば、お客が来ないということはもともと魅力のあるお店ではなかったということです。

東京都の感染者数は2020年6月4日の感染者数は28人でしたが2020年12月31日には1,337人となり累計感染者数は東京都だけで60,000人を超えました。

新規感染者数は半年間で実に48倍になったことになります。

変異種の流入も一役買っており衛生観念の異なる海外からの流入にも緩い対応(このコロナ禍でも結構ビジネスで外国人が入国していたらしい)してきたツケが回ってきたようです。

しかしこれだけの感染者数を出しても「まだ欧米よりマシ」とうそぶいている日本の政治家たち。特に「観光業のドン」らしい二階堂幹事長などは早く死んでほしいものです。

おそらくインバウンドなしにはもう日本経済は成り立たないところまで落ち込んでいるのです。

そしてコロナ禍で日本経済が落ち込んだのではなくもともと落ち込んでいたところにコロナが出現したのです。

何度も言っていますが東京オリンピックはもはや中止にすべきです。

私は晩酌後も動画を見ながらお酒を飲んでいます。

一人でもお酒は飲めるのです。

願わくば今後もジムの営業が継続できますように!

そうだ、これを薬王院で願をかければ良かったのだ。

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