いつもならば新年は実家の札幌で迎えているのですがコロナ禍によって実家へ行くことを取りやめ年末年始は東京で過ごすことに。
元旦に行くところがなくなったので山でも登ろうと思って丹沢山塊を考えましたが、新年はいつもなら北海道神宮へ行くので神社仏閣があるところへと考えました。
別に宗教心に熱いわけでもないのですが新年のひとつのけじめとして行くことに。
思いついたのが高尾山の薬王院です。ここを通過して高尾山経由で陣馬山まで行くことにしました。
ルート
高尾山口駅(8:27)→高尾山薬王院→高尾山→(10:06)城山(10:07)→(10:46)景信山(10:52)→(12:20)陣馬山(12:35)→(一ノ尾尾根)→(13:57)JR藤野駅
移動距離
22km
移動時間
HCT8h→5h30m
京王線高尾山口駅〜薬王院〜高尾山山頂
元旦で薬王院への初詣でもと混んでいるかと思ったら駅は思ったより人出は少ない感じでした。
しかし薬王院を目指して今回初めて第一号路(表参道)経由で登ると結構下山してくる初詣客がいました。
私より早く初詣を済ませている人がたくさんいたということです。
第一号路は全て舗装されているのでほとんど初詣客(観光客)でその中に私のような登山ウエアを着た人はちょっと浮いています。
この薬王院(正式名称は高尾山薬王院有喜寺)は多分私は今回初めて行くところだと思います。
少し調べるとこの寺院は神仏合祀時代のお寺で中に神社があるという今時珍しいお寺なのです。
天平16年(744年)行基菩薩によって開山とあります。嘘か本当か知りませんが。
ただ建物は奥多摩の御嶽神社(御岳山)の方が重厚そうな感じがします。私は神社仏閣の門外漢なのでよくはわからないのですが「感じ」としてそう思います。
この武蔵御嶽神社も天平8年(736年)行基によって有名になったようです。
どちらも由緒のあるお寺や神社のようです。
さてこの薬王院は登るに従って3つほどの寺院(神社)がありどれもお参りしたのですが、いざ祈願するとなると私は何を祈願するのか迷ってしまうのです。
これは北海道神宮の参拝の時もそうでいざ参拝して手をあわせるときに何も祈願するものがないと毎年気がつくのです。
結局健康でありますように、としか思い浮かばないのです。
私は特別な悩みや目標が何もない人間だったのだなと新年早々気がつくのでした。
今更金運を神頼みしても全く意味ないですし。
今年もとりあえず健康でありますようにと祈願してきました。
何だか中身のない人生を過ごしてるのでしょうね、私は。
薬王院を通過するとまもなく高尾山山頂。意外に空いていましたがつまらない場所なのでそそくさと奥高尾へ。
ここまではほぼ全員マスク着用です。
ちなみにお線香はひと束100円でしたがすぐ折れるのです。安いお線香を使ってるのでしょう。
奥高尾へ入ると途端に人がいなくなります。ようやく落ち着いて移動できます。
高尾山山頂〜城山〜景信山
城山へ行くとこれも意外でしたが人がまばらでした。2軒ある茶店のうち一つが営業していました。
ここは写真を撮るだけで通過し景信山へ。
途中何組かのソロ、家族、カップルとすれ違いましたがかなり少ないですね、いつもの週末よりも。やはり元旦はこんなものなのでしょうか。
景信山も人が少なくいい感じでした。2軒ある茶屋は両方とも営業していました。
ここで軽く食事をして陣馬山へ。
景信山〜陣馬山〜(一ノ尾尾根)〜JR藤野駅
ここまで来て感じたのは女性のソロ登山客が結構いたことです。年齢も若い女性から年配の女性まで色々です。
意外な発見でした。
ここでトレランをしている人が数人いました。素足に短パン姿で走っている人もいて寒くないかの思いましたが、私も登山パンツは夏用で薄い生地なのですが歩き始めると寒くはないのです。
陣馬山山頂も空いていて家族連れとカップルがいただけです。
この山頂にも外国人がいてここに来る途中にもいました。日本の登山に慣れているようですれ違いざまに「こんにちは」とはっきり言ってきます。
陣馬山山頂の茶屋は相変わらず休業でやる気があるのかと思ってしまうほどですが、山頂直下に茶屋2軒は営業していました。
甘酒があれば一杯飲もうかなと思いましたがありませんでした。まあ基本お酒は自宅で飲むので別にいいのですが元旦ということでちょっといいかなと思ったのです。
一ノ尾尾根はほとんど歩きましたが緩い下りやフラットなところは歩幅を小さくとってスロージョギングしました。
移動時間は5h30mと丹沢の寄BS→鍋割山→塔ノ岳→大倉BSのコース時間並みの超短時間でした。
当初はピストンでまた高尾山まで戻ろうかと思っていたのですが高尾山周辺の人混みとまたマスク着用が嫌で人が少ないあの尾根を下りたのです。
一ノ尾尾根は人が少なく落ち着きます。
藤野駅に着くと間もなく高尾行きの電車が来て乗り込み、高尾駅のトイレで着替えてゆっくり帰宅しました。
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