アイキャッチ画像:FITNESS LOVE
今日で2023年も終了です。
この1年間を振り返ってみると、身体にいろいろな変化が起こりました。
一言で言うと私の身体に「老い」を実感したことです。
ではどんな「老い」なのでしょうか。
目次
この1年で老いを感じたこと
左肘が筋膜包炎になったこと
今年6月に左肘がかなり腫れてきたので形成外科へ行ってきました。いつ頃からか忘れましたが、徐々に左肘が腫れてきたのです。
それに気がついたのが筋トレ後のストレッチのとき。フォームローラーで腸脛靭帯をストレッチするときに肘をつくのですが左肘に違和感が出てきたのです。そして徐々に左肘が膨らみ始めました。
かなり大きくなって目立ってきたところで心配になって新宿の形成外科へ行くと「筋膜包炎」という診断でした。
長年このストレッチをやってきたせいで肘に過負荷がかかり肘関節内にある筋膜包が炎症したようです。
再発しやすいとのことでなるべく左肘には負荷をかけないようにしています。
参考記事:『新宿歌舞伎町の形成外科クリニックで左肘が滑膜包炎と診断される』
左踵が足底筋膜炎になったこと
以前からの症状でしたがそれは登山(特に下山)のときにたまに出る程度でした。
それが登山のときばかりでなくジムでレッグプレスやカーフレイズをやるとその症状が出てくるようになりました。
さらに日常的にも朝起きて立ち上がって歩くと痛みを感じます。そのうち痛みはなくなるのですがまた外出すると痛みが出るときがあるのです。
典型的な足底筋膜炎の症状です。
対処法としては足裏に過負荷をかけないことと足裏のストレッチが効果的なのですが、脚トレを止めるわけにはいなかいので入念なストレッチをしています。
それでも完治しません。慢性的になると完治が難しくなるようです。
テーピングの対処法も知りましたがおそらく効果はないでしょう。
白内障になっていたこと
左目の奥が痛みが続き眼科医に行って調べてもらいました。パソコンの見過ぎによるドライアイだろうと思っていると眼精疲労のようなものでした。
しかし検査で白内障になっていますと言われ、愕然としました。
白内障は視界がぼやけたり、物が二重に見えたりする症状ですが私は全くそのような症状がないので加齢によるものでしょう。
いずれ老化するとほとんどの人が白内障になるので生活に不自由になったら手術すればいいので気楽な気持ちではあります。
過去2度緑内障の疑いがあると健康診断でいわれたことがあるのでそっちの方を心配していました。緑内障は視界が狭くなり失明の恐れもあるので。
対処法として直射日光が良くないので登山用に購入していた調光レンズのメガネを日常でもかけるようにしています。
超高レンズメガネは登山で登山道が暗く見えて足元が危なくなるときがあったのでほとんど使わなかったのですがいまでは登山でも使用しています。
体重が落ちてウエストが増えたこと
6月から9月にかけて3ヶ月で体重が63kg台から60kg台へと3kg落ちました。それと同時にウエストが78cmから80cmに増加。
これはかなりショック(今年1番のショック!)ではっきり言えることは筋肉量が落ちて体脂肪が増えた、ということです。
食事内容、食事量、筋トレ量に変化はなくなぜこのようなことが起こったのかは今持ってもわかりません。
代謝が落ちたとしか言いようがないのですが水分摂取量も多少関係していたかもしれません。如何せんこの夏は酷暑でしたからジムも暑く2リットルの汗は出ていたはずですが6月はまだ猛暑、酷暑ではありませんでした。
今現在は体重は62kg台まで回復しウエストも79cmまで戻りました。
対処法としてはタンパク質の摂取量はこのままでもう少し糖質の摂取量を増やしてみること。
インクラインダンベルプレスの挙上重量が落ちたこと
上記の体重が落ちたことに関係します。筋肉量が落ちたせいでしょう。インクラインダンベルプレスで28kgx2x5回x5セットやっていたのに26kgx2しか挙上できなくなったことです。
それも26kgでも重く感じていました。
初めはなせなんだろうとと思い、フォームが間違っていたのか、それとも同じ種目を長期間やって筋肉に刺激がはいらなくなったせいか、などと悩みました。
やはり原因不明の体重減、筋量減によるものだと今は考えています。
しかし頭をよぎったのは老化という文字でした。
年のせいで筋肉の質が劣化したのか、という心配でした。
それでもその頃ジムにスミスマシンが導入されそれでインクラインベンチプレスを始めると無くなってきた大胸筋下部を含む大胸筋全体にまた張りが出てきたので筋肉の質の劣化ではないとわかり、まだいけると気持ちが楽になりました。
記憶力が低下してきたこと
もともと記憶力がいい方ではないのですが筋トレで各種目の回数、セット数を覚えておいて毎晩パソコンに日記を書くときにその日の筋トレ種目と回数、セット数なども書き込んでいます。(ジムでメモを取るのは嫌いなので)
そのため回数、セット数は覚えておこうと意識的に今何回、何セットやったかを再認識するようにしているのですが、それが今2セット目なのか3セット目なのかさえ覚えていないときが多々出てくるようになったのです。
いやいや4セット目か5セット目かならまだわかりますが、2セット目か3セット目かもう忘れるなんてありえないでしょう、と自問自答する日々が多くなったのです。
週間英字新聞を読んで英語を忘れないようにしていますが、このとき分からない単語をスマホの英語辞書で調べるのですが調べて20分もするとその調べた単語の意味を忘れ、1時間もすると調べたことさえ忘れていることもありました。それにしても今だに調べる単語が多すぎる。
とうとう英単語だけでなくセット数も忘れるようになったか、と嘆くことしきりです。
いずれ私の名前さえ忘れる日がくるのではないかと危惧していますが、そうなったらもはやヒトではなくなっているので自覚症状はなく気楽といえば気楽です。周囲は迷惑するでしょうが。
登山でスタミナがなくなってきたこと
神奈川の大倉BSから大倉尾根を通って塔ノ岳に登るときに以前の私ならビギナーの頃を除きノンストップで山頂まで登っていました。ところが今年2回塔ノ岳に登ると途中で1回、2回と小休憩をしなければ山頂まで行き着けませんでした。
直線距離にして7km弱の短い登山道ですが急登でガレ場や木の階段が多く膝に優しくない登山道です。私が変形性膝関節症を発症したときもこの大倉尾根(バカ尾根と言います。)を走って下山した後のことでした。
脚力がなくなったというよりスタミナがなくなってきたという方が正しいでしょう。
ウエストを増やさないため長年夕食には米類、麺類を食しないようにしていることから糖質不足になっていたのかもしれません。
対処法としては少なくとも登山に行く前夜はご飯(白米か玄米)を食して筋グリコーゲンを保存しようと思っています。また翌朝登山前にも糖質をしっかり摂取すること。
また登山も月1ではなく少なくとも月2回は行くようにしないと筋持久力、スタミナともアップしないでしょう。
顔にシミやニキビが目立つようになったこと
私は同年齢の男性よりも見た目は最低5歳は若く見られます。
その理由の一つに顔に老人特有のシミやシワが少なかったかです。
しかし今年になって頬(ほほ)にシミが、額(ひたい)にニキビが多く出てきました。また女性が気にする鼻周りの豊麗線(ほうれいせん)も出てきたのには驚きました。
直射日光を浴びすぎているのか。夏山登山は2回しかしていませんがそれ以外のシーズンの日帰り登山でも紫外線は平地より多く浴びてしますので皮膚が痛みやすくなるのです。
男なので別段それほど気にしなくてもいいのですがジムのパウダールーム(洗面所)で引き締まった色白の肌に日に焼けてシワシワでシミシミの顔ではどうもバランスがとれません。
また顔が老けて見えると精神的にも老け込んでしまいそうです。
ジムで出会う多くの高齢者男性の惨めな容姿は私の反面教師です。
ああならないようにしたいのですがいずれはなるのでしょう。
ヒトは誰でも老化するのですから。しかし老化のなりようがあるはずです。
生けるゾンビになる前にこの世とおさらばしたいものです。
2024年の筋トレ目標
ちょっとネガティブなことを書きましたが来年の筋トレの目標は、
・全ての種目で今年より1kgでも挙上重量が上がるように
・45度レッグプレスはmax.250kgできるように
・インクラインベンチプレス(スミスマシン)で70kgできるように
・ダンベルプレスで30kgx2できるように
・ダンベルフライで26kgx2できるように
・加重懸垂とディップスで+10kgできるように(ネガティブ動作で)
・ワンハンドローで38kgできるように
・ダンベルシュラッグで40kgx2できるように
・ワンハンドサイドレイズで16kgできるように
・スタンディングサイドレイズで10kgx2できるように
・肩、肘、膝、股の各関節を痛めないように
・中重量で回数xセット数を増やした筋トレも取り入れるように
終わりに
今年は本当に老化を感じさせる出来事がありました。
ジムの筋トレ最中で急にシャリバテのように体からエネルギーが急速に抜けていくような虚脱感を何度か体験しました。
登山でもスタミナ不足を実感。
いやぁ、これが老いかと思った次第です。とうとう自分にも身近なものになりました。
なんだか30歳手前で駅の階段を駆け上がって息切れがしてタバコをやめましたが、それでも中年という実感はなく32歳の頃に何かをしていてスタミナがなくなったと実感し、「俺ももう若くない」「青春は終わった」などと寂しい思いをしたことがありましたがその感覚にちょっと似ています。
先月66歳になり来年は67歳です。もう70歳も間近。昔は60歳、70歳の高齢者を見て彼らは自分とは関係なく老人でありもう直ぐ死ぬ人たちと思っていました。
自分がその年代になりまだ生きていることに本当に不思議な感じがするのです。
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