昨日は、丹沢山塊の丹沢三峰(みつみね)縦走をしてきました。
先週の寄→鍋割山→塔ノ岳→大倉(「鍋割山・塔ノ岳3か月半ぶりの登山で道間違いと筋肉痛!」)に続いての丹沢です。奥多摩の雲取山にしようかも思いましたが、先日の雪でアイスバーンがあるかも、とやめたのです。
結果は丹沢は快晴で雲取も天気が良かったようです。
新宿駅6:40→(小田急急行ふじさん1号)7:21→本厚木駅7:50→三叉路BS8:35
三叉路BS8:40→丹沢山12:50(昼食)→塔ノ岳14:00→大倉BS15:20
標準コースタイム9h10m→6h40m(23km)でした。(過去最高は6h10m)
本厚木駅〜三叉路BS
本厚木駅前の宮ヶ瀬行きのバス(5番のりば)は、登山客が20名程いました。塔ノ岳登山客のための渋沢駅から大倉までのバスに比べたら非常にマイナーな路線です。
途中駅で仏果山へ行くために10名ほど高齢者が降り、三叉路では私を入れて5名降りました。ソロの若い女性、20代の男女、50代と思われる男性です。
いずれも 40リットルくらいのザックをパンパンにしていましたが、丹沢は山中にテント泊できるところはないので丹沢山か塔ノ岳の山頂小屋で一泊するのでしょう。日帰りは私だけのようです。
先週の登山での思わぬ筋肉痛に懲りてジムでの筋トレ後のストレッチを念入りにやるようになり、かつ急がないで登ることにしました。
丹沢山へはこの三叉路BSと次の終点の宮ヶ瀬BSからでも登山できます。この宮ヶ瀬BS近くにはトイレもあるのでバスに乗っていてトイレに行きたくなったら宮ヶ瀬BSで降りてトイレに行ってから丹沢山を目指しましょう。
三叉路BSから丹沢山
三叉路BSを降りてそのままヤビツ峠方目へ歩き最初の信号を左折。100mほど歩くと右手に丹沢山登山口が見えます。
このルートは5回目ですが、マイナーで登りよりも下山用に利用する人の方が多いですね。今回も途中何人もの下山する登山客に会いました。70代3人組のお婆ちゃん達は元気だけど危なかしい感じで鎖を渡って降りて行きました。
丹沢山のみやま山荘で一泊してきたか、ピストンしてきたトレランもどき(格好だけはトレランナー)の人たちも結構います。
登り始めにある高畑山は今回はパスしました。山頂はベンチがあり少し開けているのですが、特に展望が良いわけでもなくつまりません。ここを巻いて行きます。
途中歩いて1時間半程に5、6か所道幅の狭い、傾斜している、地面が緩い、岩を乗り越える箇所があるので少し注意が必要です。
それ以降はきつい急登はほとんどないのですが、登りでは「地味に」きつく感じます。
丹沢山手前2kmほどで道間違いをして5分ほどロス。以前も同じところで間違えたような。落ち葉で登山道がよく見えなくなるのと、新しい踏み跡があったのでそのまま行ってしまったのです。
すぐ引き返してよく周囲を見ると木の根に混じって腐った丸太の土堰が見え、ここを少し登ると登山道がはっきり見えてきました。危ない危ない。
途中、何人ものシニアに会いましたが、70歳くらいの女性がソロで両腕を組みながらゆっくり登っていきます。20リットルくらいの小さなザックなので登山慣れしているな、と思いました。
丹沢山北面は先日の雪がまだ残っていました。
その後はちょっときつく感じる時もありましたが、思ったより楽に山頂へ。
丹沢山山頂
写真左は、丹沢山頂のみやま山荘。
丹沢山山頂は思っていたよりも混雑していていました。到着後空いたテーブルベンチに腰掛けおにぎりを2個食して、念のためにトイレに行きました。
丹沢山のトイレはきれいと言われどんなものかと入ってみると他の小屋トイレと同じく薄暗く洗浄水は出るようですが、塔ノ岳の尊仏山荘と同じくドッポンタイプです。ただし、尊仏山壮よりは臭いません。
トイレットペーパーは添え付けですが、使用後は持ち帰り。洗浄水は便器右奥の空気圧でポンピングするタイプです。灯油ポンプのシュポシュポする動作を足で踏んでイこないます。
私は、便意があったので少し排便した後シュポシュポしたのですが、どうも洗浄水が流れていかないようで薄暗いトイレでじっと便器を覗くと黒い塊のようなものが見えました。
何度シュポシュポやってもダメだったので止むを得ず、次に使用する人の小便の重量で蓋がドッポンと下がるようにしてもらいしかないと判断しトイレを後にしました。(少し匂ったらそれは私のせいです。)
もちろん使用済みのトイレットペーパーは、自前のジップ付きのゴミ袋にいれて下山後駅のゴミ箱に捨てました。
丹沢山から見る富士山はとても大きく見えスマホの写真ではその迫力はわかりません。
丹沢山〜塔ノ岳
しかし、私がこのコースで一番好きな場所は、丹沢山から塔ノ岳に至る稜線でそこから見る富士山が最高です。
雨や雪どけですぐぬかるんでくるので歩きづらい時があるのですが、それを差し引いても素晴らしい眺めです。
この稜線で撮った写真はアイキャッチ画像で使用しました。
「日本人に生まれて良かった!」と何度も思うくらいです。
稜線は先日の雪のせいで一部ぬかるんだところがありましたが、「どろんこ祭り」というほどではありません。
塔ノ岳山頂
塔ノ岳はさらに賑わっており相変わらずです。ここからも富士山がよく見えましたが、肉眼では丹沢山や稜線から見る富士山より小さいです。はっきり言ってこの山頂はもう飽きました。
塔ノ岳〜大倉BS
すぐ下山を開始。途中登山道の脇で休んでいる人が格好いました。膝を痛めたのでしょう。途中にある山荘、茶屋などでもたくさんの人が休憩しています。ほとんどの人が膝を痛めていたはずです。
上記左写真は大倉BSまであと2kmちょっとの私の好きな登山道でここまでくるとホッとします。
上記右写真は塔ノ岳登山口近くの石(ガレキ)で作られた登山道で固くドゲトゲして最後まで地味に膝を痛めさせてくれます。
私も過去何度も痛めた左膝外側の腸脛靭帯をさらにここで痛めましたが、今回も筋トレの成果で痛みもなく下山できました。
大倉BSは相変わらずの混雑ぶりですが、すぐ次のバスが来るので助かります。
登山の締めは帰宅後のお酒です。私は登山中、下山後もお酒は帰宅するまで一切飲みません。
帰宅後お酒を美味しく飲み、スーパーで買ってきた25%引きの鶏の胸肉を食しました。やっぱりお店で鶏の唐揚げを買うより安価でヘルシー。
風呂に入る時にはトレランシューズも一緒にブラシと中性洗剤でゴシゴシ洗います。
次回の丹沢山塊の登山は、丹沢主脈(焼山経由)か丹沢主稜(西丹沢ビジターセンター経由)になるでしょう。
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