昨日は昨年12月21日以来の超久しぶりに奥多摩へ行ってきました。
登山としても1ヶ月半ぶりです。
本来であれば雲取山へ行くのですが左膝外側の痛みからどう回復したかを確認するためのテスト登山のため万一のことを考えて大岳山へ。
したがってほとんど走ることはなく歩き専門となりました。
天候は曇り時々晴れですがほとんど樹林帯を歩くのでかなり蒸すだろうと想像していましたが思った以上には蒸しませんでした。と言っても蒸し暑かったことには変わりませんが。
ルート
奥多摩駅(9:33)→(11:34)鋸山→(12:31)大岳山(12:41)→(14:17)つるつる温泉・金毘羅山分岐→(金毘羅尾根経由)→(15:56)金毘羅山→(16:35)武蔵五日市駅
移動距離
25km
移動時間
標準コースタイム9h→7h05m
奥多摩駅〜大岳山
ホリデー快速の電車で行きましたので乗り換えはなし。その分車内はほとんど登山客で座れないほど混んでいました。しかし幸運にもまもなく座ることができ1時間以上立ちっぱなしということは回避できました。
昨年12月以来奥多摩駅には行っていないので今回初めて新しいトイレを利用しました。
スペース的には以前よりコンパクトになりましたが大便器は5個、小便器もおそらく同数あったと思います。大便器はウォシュレット。
手洗い台は3個あります。
まあ以前のトイレが場所だけ広かったのでこんなものでしょうね。
奥多摩駅を出てまもなく昭和橋を渡ってすぐに鋸山・大岳山の登山口あります。
この昭和橋から下を見ると川沿いはキャンプ場になっており結構は人出です。昨年の台風の無残な爪痕はもはやなくなっています。
鋸山まではほとんど樹林帯で結構な急登もありマイナーなルートですので御岳山のような人出はないのでこのルートを選んでいます。
すれ違う人はほとんどいないだろうと思っていたら学生の団体がいましたしトレランの連中も意外にいました。
左膝の状態を確認しながらゆっくり歩くことに専念したのですが鋸山への到着は以前と変わらず2時間だったのが意外でした。
ただ大岳山直下の登りはいつもキツく感じるのですが今回はいつも以上に息が荒れました。これは蒸し暑さのせいもあったと思います。
蒸すと大気中の水分量が多くなりその分まで吸い込むので重い空気を吸うために心肺機能に過負荷がかかるのです。
大岳山〜つるつる温泉・金毘羅山分岐
大岳山では日陰で30人程が昼食を取っていました。
富士山は雲とガスで見えませんでしたがもともとここから見える富士山は大したことはないのでどうでもいいのです。
やはり富士山は日帰り登山では丹沢の蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳間の稜線もしくは大菩薩の雷岩から見るのが一番です。
おにぎりを食して10分程で下山開始し日の出山方面へ向かいます。
途中下り坂では100mほど走りましたが膝に問題ありませんでした。
日の出山はもうハイキングコースなのでこの山だけに来て帰りはつるつる温泉で一息いれるパターンが多いという感じです。あとはせいぜい御岳山からケーブルカーで来て日の出山に登って昼食をして下山というパターンでしょうか。
この山頂も長居は無用な場所で、季節によっては鍋料理で酒盛りをやっています。
金毘羅山分岐〜(金毘羅尾根経由)〜金毘羅山〜武蔵五日市駅
金毘羅山への分岐点近くにある階段を上るとベンチがありそこでザックを降ろしてロードバイクでよく使う水筒(手で水筒を握ると水が飛び出します)に水を補給して左膝の脛骨と腓腹筋の筋肉はがしをやってから金毘羅尾根に入りました。
この尾根もいつも間にかかなり整備されていて以前より標識が増え登山道も少し広くなったような感じがします。
以前はどちらかというと鬱蒼とした樹林帯と行った感じでトレランの連中しかす買わないルートだったのですが。(トレランの若い女性1名とすれ違いました。)
このルートも人が少ないと思っていたら武蔵五日市駅と麻生山の分岐点で高校生?の団体と数名の引率者が座って休憩していました。
もう完全に3密です。この尾根でこんなに多くの団体を見るのは初めてだったので写真を撮りました。
金毘羅山に近づくに従って登山道が狭くなり草木が多くなって鬱蒼としてくるのですが一番気になったのがセミの声がうるさいのなんのって。
ミーンミン(自宅近くでも聞く)
ジ〜ジ〜(一番耳障り)
ビィ〜〜〜(不気味)
ようやく金毘羅山到着。誰もいません。
すぐ武蔵五日市駅へ向かって下山。登山道はもう舗装されているので膝に中止しながら歩いて下ります。
以前はこの長い舗装道で左膝を痛めがことが何度もあります。ここを走って下りて左膝が全く痛くなかった時は本当に嬉しかったのを記憶しています。
もちろん金毘羅尾根でも結構走っていたのですが、昨日は100%歩きでした。何だか急に年をとった感じです。
まとめ
今回は歩きに専念したので移動時間が7時間ほどでしたが前回は日の出山も登って6h25mでした。
左膝の調子は歩く分には問題ないとわかり、これで走るとどうなるか次回試してみたいと思います。
ただ股関節が痛く(鈍痛)なったのはどういうわけか。下山時に走ると痛くなる時がありますが今回はほとんど走っていないのです。以前より軽いトレランシューズに変えてクッション性がなくなったからかも。
あるいは老化なのか、1ヶ月半ぶりの登山だからなのか、よくわかりません。
しかしそれにしても真夏に低山の登山は考えものですね。幸い夏山特有の虫攻撃はほとんど受けませんでした。2度アブが俺の縄張りに来るんじゃねぇ〜みたいな感じできましたが。あとはバッタが体に飛び込んでくることは2、3回あっただけ。
帰宅後夕食の準備、と言っても冷凍枝豆を解凍していつもの野菜をチンできる準備をして風呂に入りました。風呂ではいつものようにトレランシューズもブラシで洗い今回はザックも丸洗い。
たっぷり汗をかいた後に枝豆と発泡酒(普段は飲みません。)で一人乾杯。これが楽しみ。
しかし間もなく疲労感が襲ってきて普段ではあればパソコンに向かって山ブログを書くのですがその元気もなく布団に横になってウォークマンで音楽を聴いていました。気がつくと1時間以上経っていました。
もう年なのだなあと改めて感じ入った次第。今まで山で走ってもこんな疲労感を感じることはありませんでした。ここは蒸し暑さのせいにしよう。
翌日洗面台の鏡で顔を見ると見事に日に焼けていました。日焼け止めクリームの効果はありませんでした。汗で流れたのでしょう。
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