先日左膝外側の痛みはふくらはぎの筋肉はがしで劇的改善されたことをブログで書きました。
脛骨からふくらはぎの筋肉(腓骨筋)をはがすとなっていますがおそらく脛骨から腓骨筋の筋膜はがしと言ってもいいと思います。
すべての筋肉は個々にコラーゲンを主成分とする筋膜で覆われています。そして全身にある筋膜は個々の筋膜と繋がっているのです。皮で繋がったソーセージを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
その後もふくらはぎの筋肉(腓腹筋)はがしを毎日朝食後、夕食後、風呂上がり後に継続的に行うことで痛みがさらに軽微になってきました。
しかし未だに長時間椅子に座って立ち上がった瞬間には膝外側に痛みが走る時があるのですがその痛みも10秒程度ですぐ解消されるようになりました。
それでも20、30分歩くと左膝外側(ちょっと上側)に違和感がある場合があります。
さらに太もも外側が張っている感じもするのです。これがいやらしい!
その場所はかつて登山を始めた頃に「腸脛靭帯炎」を起こした場所なので「またか」と思いましたが長梅雨で登山は1ヶ月以上行っていないので他に原因があるはずと色々調べてみました。
左膝外側チョイ上の腸脛靭帯が痛む原因
外側広筋の使いすぎ
外側広筋とは大腿四頭筋の1つで太もも前面の一番外側を通り、主に膝を伸ばす働きがあります。
この筋肉が緊張(硬くなる)と腸脛靭帯下部にある脂肪細胞を圧迫することになりさらにその下部にある外側広筋をも圧迫してしまうのです。
O脚
私はかかとを閉じて起立すると膝の間に指が2本入るほどの隙間ができるO脚なので膝が外側に広がる傾向があるようです。「あるようです」とは本人があまりその自覚がないのです。
そうすると膝下の脛骨に付着している腸脛靭帯が引っ張られる形になって痛みを発症しやすくなります。
ふくらはぎの内側のねじれ
ふくらはぎが内側にねじれても腸脛靭帯炎を起こす場合があります。
先述の通り腸脛靭帯は脛骨(スネの骨)に付着しているので脛骨が内側にねじれると腸脛靭帯が引っ張られるのでその部位に痛みを引き起こしてしまうことがあります。
それは脚を内転させたり内旋させたりする作用のある太ももの内転筋群の影響です。
内転筋群が弱かったり硬かったりして十分にこの筋肉群が働かない場合にふくらはぎな内側にねじれる現象を起こしやすくなります。
骨盤の前傾
骨盤が前傾していると股関節が内側にねじれ膝も内側に入りやすくなります。
いわゆる股関節の内旋が起こりやすくなるのです。
このため腸脛靭帯と繋がっている大腿筋膜張筋や大腿四頭筋の一つである外側広筋を過剰に使ってしまい、太ももの内転筋や中臀筋が十分に使えない現象を起こしやすくなります。
私は内転筋や中臀筋が弱いという自覚があるのですが過去に内転筋を鍛えるべくワイドスクワットを軽いバーベルを担いて立って右の股関節を「ぎくっ!」とさせてしまいその後半年間は痛みが取れなかった苦い経験があります。
そのためなかなかこの筋肉を鍛えようという気持ちがわかないのです。
中臀筋はブルガリアンスクワットで鍛えることができるのでやっていますが中臀筋が鍛えられたという自覚がイマイチないのが現状です。大臀筋が鍛えられている自覚はあり!
中臀筋は歩行において左右脚のバランスを取るために重要な筋肉で大臀筋の下についています。
まとめ
「左膝外側の痛みが解消!効果絶大だったふくらはぎの筋肉はがし!」の通り長時間座った後の膝外側の痛みは劇的改善でした。
「まさに目からウロコ!こんな場所がトリガーポイントだったとは!」という感いいでした。
しかし完全に痛みがなくなったわけではなくそもそもなぜ痛くなるかという視点で今回書いてみました。
そして上記のどれもが私に当てはまりそうです。
しかしその中でふくらはぎの内側のねじれをもう少し注視したく次の機会にもう少し詳しく書こうと思っています。
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