一律10万円の特別定額給付金の申請が始まって以来区や市町村の役所が混乱していると聞きます。
その理由はオンラン申請の方が郵送される申請書より早く手続きが取れ早く入金ができると考えている人たちが多いからです。
また当時総務大臣がマイナンバーから申請することを推奨していたのでないでしょうか。
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自らの申請不備で役所に殺到する高齢者
ところが蓋を開けるとオンライン申請にはマイナンバーカードが必要でそれに沿って入力をしなければならないのですが、パスワードを忘れたり入力を何度もな違えたりしてその人の申請システムが安全上「ロック」されてその解除を求めて役所へ行く羽目になる人が後を絶ちません。
その多くが若い世代に比べてパソコン操作が苦手かつ時間だけはたっぷりある高齢者です。
さらに追い討ちをかけるように役所側のチェック方法が超アナログでマイナンバーと口座が紐付けになっていないことによる弊害がはっきり現れました。
それにしてもすでに年金が支給されているはずの高齢者はなんでそんなに急いで申請するのかわかりません。
黙っていても郵送で申請書が送られてくるのですから待っていればいいのです。
もともとこういう定額給付金は年金受給者、公務員や生活保護を受けている人たちには不要もしくは支給するとしても後回しにすべきものです。
この人たちは国や自治体から定額を支給されているので新型コロナ感染で会社やお店が休業になっても経済的に直接的影響を受けないからです。
それにもかかわらず何をそんなに急いで申請するのでしょう。
もちろん私ももらえるものであれば欲しいと思います。私は無職でシングルゆえの少ない年金も支給される年齢にまだ達しておらず預金を切り崩して生活しているのですから。
しかし支給されるべき順番が違うでしょう。
マスクを購入するために朝から長蛇の列も高齢者
マスクも暇な高齢者が薬局の前に開店前から並んでマクスを購入しようとしていました。おかげて購入できない会社員がたくさん出ました。
マスクをすべき順番はまず毎日満員電車に乗って会社へ行かざるを得ない会社員でしょう。毎日暇を持て余して家にいる高齢者ではありません。
トイレットペーパーの買い占めも高齢者だった
さらに新型コロナ感染でトイレットペーパーの買い占めをやったのも専業主婦と高齢者です。シングルで勤め人は夕方以降しか購入できないのです。
しかもマスクと同じ原料でできているトイレットペーパーも不足するという偽情報がsnsで流されておバカが買い占めに走ったせいです。
トイレットペーパーは国産で在庫も十分にあったわけです。
何を焦って買うのでしょうか。バカ丸出しです。
高齢者の健康年齢と介護要期間
高齢者問題は上記だけではなくもはや日本問題になっています。
それというのももう直ぐ3人に1人が65歳以上(高齢者)になる現実です。
男女別の平均寿命、健康年齢、介護要年齢を比較してみましょう。
男性 | 女性 | |
平均寿命 | 81歳 | 87歳 |
健康年齢 | 72歳 | 75歳 |
介護要期間 | 9年 | 12年 |
男性の場合平均寿命が短いため介護要期間も短くなりますが個人差もあるでしょうが72歳を境にして段々介護が必要になってくるわけです。
この年齢あたりからでしょう、自分の身体に自信がなくなり分別能力も徐々に落ち始めるのは。
おそらく上記の問題を起こす高齢者もこの年代に達した人たちが多いのではないかと思います。
もう社会のこと、周囲のことなどかまっていられないというより理解できなくなってくるのです。つまり若者の常識を知らない故の無分別と異なり老化による無分別です。
私は健康年齢の上限になるまであと10年ほどありジムトレーニングと登山で同年代よりも体力があると自負していますがそれでも物忘れなどが多くなり老化を実感しています。
いずれ私もこのような厄介な高齢者になる可能性もありそれを考えるだけでゾッとします。
厄介な高齢者にならないために
それではこんな厄介なお邪魔虫のような高齢者にならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
すべての人間は加齢により老化し高齢者となりますがすべての高齢者が先述のような厄介な高齢者ではありません。
一体どこが違うのでしょうか。
好きな趣味を持っている人
テニス、音楽、水泳、ジム、絵画、登山、旅行など何か好きな趣味を持ち継続してそれを楽しんでいる人は健康年齢の上限は高くなる傾向にあります。
もちろんスポーツ系の趣味であればなお健康的ですがそうではなくても没頭できるものであれな何でもいいでしょう。もちろんパチンコなどのギャンブルはNGですが。
下半身の筋トレは脳を活性化することがわかっているので身体を動かすことは思った以上に心身ともに健康に効果があるのです。
身体を清潔に保つっている人
体を清潔に保つ事を心がけるということは社会との結びつきを維持するという事です。不潔な人は誰にも相手にされません。
特に男性の高齢者は長い耳毛、鼻毛には不潔感がありきちんとカットしましょう。
ここの毛がきちんと処理していない人は世間だけでなく自分自身に対しても興味がなくなっているのです。
服装に気をつけている人
服装に気をつけることは高価な服装をするというのと違います。私はもうユニクロか無印良品でしか着る物は購入していませんがそれは自分の経済状況を考えてのことと会社員時代にはストレスで比較的高価な服を買っていました。
ストレスからというのは会社勤めを辞めてからわかったのです。今では会社員時代よりかなりストレスが減り驚くほど物欲も少なくなってきました。
だからと言ってだらしない服装をしているわけではありません。こざっぱりとして清潔な服装を心がけるだけでも人間は変わってくるのです。
身だしなみって結構大事です。
仕事、ボランティア活動をしている人
何らかの形で社会と繋がっている人は生活に張りが出て老化速度が遅くなります。
私のような無職でボランティア活動もしていない人間はそういう意味ではボケが早く来る可能性を持っています。ブログを書いて社会との接点を設けようとしていますが成功しているとは言い難いのです。
やはり何かをすると何らかの報酬がある方が張りは出ています。しかしそれが必ずしもお金である必要はありません。人から感謝されればそれだけで嬉しいはずです。もちろんお金がついてくればなおいいのですが。
なんでも話せるパートナーや友人がいる人
やはりこれが一番必要でしょう。なんでも話せる人と会話ができるだけでの思考能力の低下を抑制しさらに心理的な安定を維持することができます。
逆に私のような独り者で友人・知人が少なくかつ物だけでなく人も断捨離している者としてはこの点で非常に問題です。
このような私に心配する友人とは年に1、2度メールでなんとかコミュニケーションを継続しています。
やはり自分から積極的に会話をするように努めるできでしょう。自戒を込めて。
まとめ
世界一の高齢者化を迎えている日本ですがそれによるそれによる弊害も多々あるのです。
厄介な高齢者にならないためには政府に頼ることなく個々で自分を律するような生活をしましょう。
特に健康問題は高齢者にとって一番大きな問題です。
また平均寿命が延びることは一見すると良いことのように見えますがその分生活費がかかるわけで素直に喜んではいられないのです。
したがって無趣味で何もすることはないという高齢者は働きましょう。
私のようにジム、ブログ、日帰り登山が好きな人間にさらに労働が加わると体がバラバラになりそうです。ブログでお金が稼げるようになれば一番なのですがエベレストに登るより厳しいものがあります。
もっとも最近のエベレストはお金があれば誰でも登れるようですが。
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