アイキャッチ画像:フィガロジャパン
テレビでもネットでも毎日パリオリンピックが目に飛び込んできました。それもようやく終了し一息ついた感じ。
3年前コロナ禍の東京オリンピックでIOCや日本政府に対してあれほど不快な目にあったのにも関わらず2024年のパリオリンピックを見るなんてどうかしています。
別にサッカーファンでもバスケットボール、バレーボールファンでもないのにオリンピックや世界大会のときだけ私は「にわかファン」になるのです。
というわけでやっと終了したパリオリンピックですが、そこには随所にフランス人気質が出ていました。
責任感のないいい加減な仕事しかしないフランス人
選手は選手村から試合会場まで専用バスで通いますが、この専用バス運転手たちはどういうわけかたびたび道に迷ったて間違った試合会場へ選手を運んでしまいます。
これらのバス運転手は事前にルートチェックをしていないのでしょう。あるいは当日になって派遣されたにわかバス運転手の可能性もありますね。
日本人なら事前にルートチェックを行い実際に各ルートを全部試運転するはずです。仕事に対すう責任感はフランス人、特に労働者階級の人々には皆無ですから。
9時から5時の仕事であれば仕事が終わらなくても5時には退出します。つまり5時前にはすでに退出準備をしているわけです。
間違いを絶対認めないフランス人
選手村の食事はフランスの一流のコックが務めましたが、このコックは肉類を極力排除してどちらかというとビーガン好みの料理を作り、これでは高タンパクな食事ができないと多くの選手からクレームがきてそれに対処すべく少しずつ肉類を少しずつ増やし始めたそうですが、圧倒的に量が不足していたので各国の選手たちは自国からコックを連れてきたり自前で料理する羽目になりました。
それでも担当したフランス人コックは、「選手に(1日)900gのタンパク質が必要と知った。何事も実験であり今後増やしていくつもりだ。」とのたまい謝罪の言葉も一切なし。
選手に900gのタンパク質が必要なのは事前調査すればわかること。大会開催中になってわかるってどういうことですかね。
このコックは選手のために料理をつくっているのではなく自分の名声のためだけにオリンピックで料理を作っているだけででしょうね。普段自分のレストランで料理を作っても「俺の作った料理を食べろ」と言わんばかりの態度なのでしょう。お客に対するリスペクトなどないでしょう、全く。
このコックには選手ファーストなんてはなから頭にはないのです。
謝罪なし、無責任、超我儘はフランス人の気質そのものです。
衛生観念ゼロのフランス人
セーヌ川の汚染問題には笑わせてくれました。パリ市長自らセーヌ川に飛び込んで泳ぐデモンストレーションをやりましたがその後体調不良が続出して基準値大幅越えの大腸菌が検出される結果に。下水処理場の汚水の中で競技をしているようなものです。
2000億円かけてセーヌ川の浄化を推進してきましたが、全くの無駄に終わりました。もっとも環境汚染に対する技術力がフランスにあったとは到底思えませんが。
もともとフランス人は衛生観念がゼロですので公共のトイレは非常に汚いし、パリ市内もゴミが多く悪臭が漂っていると言われいます。
香水やハイヒールもこういった悪臭や汚物がパリ市内に充満していたので発明されたのです。
主観が強すぎ他人への配慮が全くないフランス人
エアコンなしの選手村の選手部屋は大不評でした。各国が自前でエアコンや扇風機を取り揃えたり、選手村を脱出してホテル住まいに切り替えたのです。
今やどの国も異常気象が起こっていますのでフランスも当然ながらこの猛暑も予測されて当たり前でしたが読みが甘いのかそれとも経済的余裕がなかったのか、はたまやどんなことがあろうともはなからエアコンなど取り付ける意志はなかったのか。
私は一番最後の理由だと思います。
フランス政府が今回のオリンピックで掲げたエコが優先第一ですから選手ファーストなど頭にも浮かばず。
自分がこうだと思えば周囲(他人)への配慮は眼中にありません。
これがフランス人気質です。
終わりに
ヨーロッパの中でも超個人主義のフランス人はそれゆえに組織だったことが非常に苦手です。
また社会主義国家であり、労働者の生活が保護され甘やかされています。
それに甘えるかのように仕事はしないし、いい加減なところがあります。日本の対局にあるといっていいでしょう。
また階級社会でもあり上流社会階級と労働者階級が分かれていますので、貧困の差が大きく大量の移民がそれに拍車をかけています。
満足にフランス語の読み書きができない移民やその子供たちが増え更なる経済的貧困を増加させているのです。
こういった負の連鎖がフランス社会に暴力やテロ行為などを生むのです。
完全に移民政策の失敗と言えるでしょう。
日本もそうなりつつあり私は非常に危惧しています。
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