社会

ジジィはじじいを嫌う

今日はジムへ行く前に歯医者へ。先週土曜に奥歯の詰め物が完了し、今日は虫歯、歯周病の全体チェックでした。虫歯が2本あり、そのうち一本は「親知らず」だったのでこれは抜くことにし、もう一本の奥歯の虫歯は軽度なので銀の詰め物をしてもらうことに。全くお金のかかることで今日もレントゲンと虫歯チェックで3000円ほど取られました。3割とられる国民保険だからか。

ジムでトレーニングを終え帰る頃にこのブログでも登場する82歳の老人ががっつり着込んで杖をついてロッカー室に入って来ました。60代の知り合いと話し声が聞こえ、もうジムに来るのが面倒のようで、2月は寒いから来ないとも。その60代は「エアコンの効いている家にこもっていてはダメ。ジムに来は方がいい」と。

80代になるとこんな感じになるのかなぁ、もう刹那的です。生に対する諦めなのか、ただの駄々っ子なのか。両方の気がします。自分でもどうしていいのかわからないのでしょう。思考と体の動きが乖離しているのです。私からするとあの年齢でジムに来るだけすごいと思うのですが。

ネット記事を書くために来ている新宿のドトールでは、午後4時頃、70代らしきじじいたち6人が突然大声を張り上げならが入ってきました。振り向くと皆さんすでに顔が真っ赤。会社員時代の同僚の集まりなのか、何らかのイベントがあって一杯ひっかけてきたようです。

「こんな皆んなに会えることは滅多にない」から始まって、「インターネットで馬券が買える」という話しからホテル、映画、飛行機や電車もインターネットで何でもできるんだ、という話で特に馬券の話で盛り上がり、騎手の武豊の話になったり色々脱線した挙句、最後はゴルフの話になっておしまい。

まあ、賑やかな、騒々しいじじい達でした。少し酔っているので大声を出している自覚がないんでしょう。まあ、耳も少し遠くなっているかも。うるさいのは婆さんだけでないということですね。注意すると「逆ギレ」されそうなのでやめておきました。じじいは切れやすいですから。

もっと年をとると私もあんな感じになるんでしょうか。どういうわけか最近自分より上の年代のじいさんを見てやりきれない感じがするのです。どうも同年代より上のじいさんにいいところなし、と感じるのです。反面じじいばかりのような気がします。

「早く死んでくれないかな」と思います、本当。まあ、私ももっと若い連中から見れば「早く死んでくれないかな、このじじい」と思われているのかもしれませんが。

じいさんはどうもスマートじゃないんだなぁ。スマートというのは、ルックスだけでなく言動、考え方も含まれます。と言ってもかくいう私の言動も褒められるようなものではないのは理解しているのですが。やっぱり団体、集団になるとダメになるのかも。

普段私は一人で生活、行動しているので静かにならざるを得ないのです。一人で騒いでいるなら、逆にちょっと危ない人でしょう。そのせいか集団でいる「やから」を見ると違和感を持つのです。山でも街でも。

「女の敵は女」という言葉があるように「ジジィはじじいを嫌う」なんて言葉もありそうです。

「私は他のじじいとは違う」という発想です。でも他の人から見るとそう思うジジィも単なるじじいなのです。こういう思いはジジィ年齢が若いほど多そうです。私が70まで生きるとすると、その時の60歳は私も見てこんなじじいにはなりたくないと思うかもしれません。

やはりじじいは、年寄りは嫌われ者なのでしょうか。少なくとも好かれる人種ではなさそうです。そうなっていく自分となんとか折り合いをつけて生きていくしかないんでしょうか。

まぁ、そのうちボケたり認知症になって自分が誰かもわからなくなって、めでたし、めでたしとなるのかも。

合掌!

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