関西だったと思いますが、つい最近電車に乗っていた高齢者がマスクをしないで通話しているのを乗客が注意したところ、杖などで暴力を振るったので警察に逮捕されたニュースがありました。
そのとき自称会社役員と書かれていたので「会社役員というのは傲慢な奴が多いからなぁ」と思ったことを思い出しました。
しかし、少し考えれば会社役員というだけで傲慢かどうかはわかりません。メディアもわざわざ「会社役員」と書くことで読者が「会社役員だからあまり人から注意されたことはないのだろう、だから傲慢になるのだ。有り得る話だ。」と思うだろうことを十分予想していただろうと思います。
メディアも何気なく情報操作することがあるので注意が必要です。
ところが今日電車に乗っているとマスクをしない乗客が乗り込んできました。
3人連れの1人です。30前後のちょっと様子が変な男性で高齢の男女が彼を挟み込むようにして乗り込んできました。
その様子からピンと来ました。ときどき電車で見かける知的障害者と彼らをサポートする人たちです。2人共首からネームプレートをぶら下げて男性の方は「ヘルパーのxxxxx」と書いてありました。
この知的障害者がマスクをしていないのです。それも私の真向かいに座っているのです。
私はギョッとして3人を見ていましたが、マスクを着用しているヘルパーの2人は知的障害者がマスクをしていないことにも一向に平気のようです。
私は一瞬注意しようかと迷いましたが先頭の話のようになんだか暴れられると怖いのでやめてしまいました。それにこの知的障害者は何か話す様子もなく、私もうすぐ下車するのでまあいいかと思った次第。
口を閉じていればマスクをしなくても人に感染させる可能性が少ないのですが、逆に人から鼻腔を通じて感染させられるリクスがでてくるのです。
だったらその本人が感染するのだから口を閉じていればマスクなしでもいいだろうというのは間違いで、鼻腔を通じて感染させられても当人が無症状感染者になる場合があり知らないうちに周囲に感染させる可能性があるのです。
そしてそれがクラスターにつながるのです。
この知的障害者はその後微妙に私の視線を外し私の後ろの窓の外の景色を見ながら差し指で鼻の中をほじくった後、その指を口に入れて爪を噛んでいました。2度、3度。
JRでは毎日構内放送で「マスクをするようお願いいたします。」とうんざりするほど音声を流しているのですが、このヘルパー2人には馬耳東風なのでしょう。
それともこの知的障害者にマスクを着用させると「暴れる」のでしょうか。
あるいは知的障害者の施設では予算の都合上十分なマスクを用意できないのでしょうか。以前と違いマスクはどの薬局にも山積みになって安売りされています。
新型コロナ感染予防で今後2、3年はマスクが必要という医療従事者もいます。
そういえば今日新宿の喫茶店でもマスクをしないで歩きながら通話している若い男性がいました。
以前マスクをしないで大きな声で会話をしていた30代と思しき男性が店のスタッフに注意されて慌ててマスクをした喫茶店と同じ店です。
結構いますね、まだ、こういうヤカラが。喫茶店を自分の会社と勘違いしているのです。
コンビニでもレジの前のビニールカーテンをあげて会話する男性がいるそうです。それもマスクを外して。マスクをしていると声が聞こえないと思っているのでしょうね。この場合マスクはほとんど顎に引っ掛けています。
単にオツムが悪いのか、コロナ感染に関する情報が全くないのか、よくわかりません。
世の中、私の理解を超える、よく分からない人たちがたくさんいるということはわかります。
知的障害者というのは、相手からどう見られているかという認識があるのでしょうか。よくわかりません。
ときどき街中や書店などでも知的障害者を見かけることがありますが、人に見られている意識があるな、と感じるときもあります。
いずれにしても知的障害者は脳内のパーツの損傷か、ホルモンなどの神経伝達物質の分泌異常で起こるのでしょう。
冒頭のマスク未着用の高齢者の暴力もある意味精神的障害者なのかもしれません。どこか神経伝達物質が不足しているのかもしれませんね。
快楽を感じるドーパミンや睡眠に深く関与するセロトニンあたりが不足しているのかも。
高齢になるとホルモンのバランスが崩れて身体に悪影響を与えますから。
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