雑記

素朴な疑問!なぜドイツはラグビーが弱いのか

にわかラグビーファンで一杯だったワールドカップのラグビー戦も(日本は)終了しましたが、ここでちょっとあれっと思ったのが出場国にドイツがないことです。

ドイツはサッカーのみならずその他のスポーツでも強豪というイメージです。特に東西ドイツが統一されてからさらに優秀な人材も多くなったことでしょう。

それがどうしてラグビーでは名前が出てこないのでしょうか。イギリスで生まれたラグビーはヨーロッパのみならずイギリスの植民地であったオーストラリア、ニュージーランド、アフリカや南米の一部でも盛んに行われています。

ドイツにも日本より古いラグビー協会があり多くの大会にも参加しているようですが、どうも日本より弱いようです。

ラグビーの世界ランキングを調べてみるとその主な国(地域)は下記の通りです。(2019年10月21日時点)

  1. ニュージーランド
  2. イングランド
  3. ウェールズ
  4. 南アフリカ
  5. アイルランド
  6. オーストラリア
  7. フランス
  8. 日本
  9. スコットランド
  10. アルゼンチン
  11. フィジー
  12. イタリア

28. ドイツ

80. 中国

105.アメリカ領サモア(最下位)

なんと105位中28位です。ワールドカップ出場に向けて大会に参加はしているようですが、弱くてワールドカップには出場できないのです。

ドイツ国内でもあまり盛り上がらずラグビー自身があまり興味の対象になっていないようです。

最もちょっと前まで日本もそうでしたけどね。

ドイツがラグビーが弱い理由

ドイツがラグビーが弱い理由は諸説ありますが最も有力な説としては、第1次、2次世界大戦でラグビーの母国イギリスと敵対したのでラグビーの普及発展が遅れてしまったせいというものです。

さらに8300万人の人口ですでにプロスポーツとしてサッカーやハンドボールがあるからということもあるようです。

しかし、日本ではプロスポーツに野球、サッカー、バスケットボールやスポーツとしてみていいのか大相撲もありますがそれだからラグビーが弱いということにはならないでしょうね。

アメリカの場合はアメリカンフットボール、野球、バスケットボールにアイスホッケーなど人気プロスポーツが目白押しなのでサッカーとともにラグビーもイマイチ人材が集まらず弱いというのはわかります。アメリカは基本金にならないことはしないので。

それでももともと体格のいいドイツ人が本気になってラグビーに取り組めば日本にとっても強敵になるでしょう。

ラグビーは上流階級のスポーツでサッカーは労働者階級のスポーツか

一般にはラグビーは1830年前後イギリスのパブリックスクールのラグビー校が発祥とされていますが諸説あるようです。

パブリックスクールといえばイギリスの上流階級の子弟がいく私立学校です。したがってラグビー自身もその流れを汲んでいます。

昔はフェアプレー精神、肉体や精神の鍛練などは市民の模範となるべく貴族としての人格形成に一役買っていたはずです。

もともとはフットボールというスポーツがありそれが1860年代手を使わない・使うルールでサッカーとラグビーが分離しました。

そのサッカー(イギリスではまだフットボールといい言い方が多いらしい)とラグビーが分離した結果、サッカーはより多くのチーム出来て丸いボールでプレーするようになりだんだん労働者間でも盛んになり、一方でパブリックスクールや大学などではラグビーが引き続き盛んに行われるようになったようです。

現在はほとんどサッカーは労働者階級のスポーツでイギリスのパブでもそれがはっきりわかります。各地にパブがあり、労働者・ミドル・上流の階級によって集まるパブがそれぞれ異なります。

労働者階級向けのパブではサッカー(フットボール)の話が弾みます。服装や話し方も異なります。

したがってファンのマナーの面から言えばラグビーファンの方が上品でサッカーファンは下品という傾向があります。

労働者階級や泥んこまみれになるのが嫌いなイギリス人から見れば、ラグビーなど「ケッ!」てなもんでしょうね。「気取りやがって」という感じでしょうか。

最も最近ではヨーロッパのラグビーファンもサッカーファンのように柄が悪くなってきて嘆くラグビーファンもいるようです。これってその国の経済状況が反映されていると思います。

特にイギリスなどは階級社会でありかつ景気も低迷していますから。

日本は富国強兵のためにラグビーが奨励された

出典:BBC NEWS JAPAN  1874年、富士山のふもとでラグビーの試合が行われました。

江戸時代末期に横浜に上陸したイギリス人がラグビーをしたようでそれが明治時代になって富国強兵策の一環として日本人の犠牲精神・体力・忍耐力向上のためにラグビーが奨励された面があるようです。

日本人の持つ精神性から人種差別、汚い言葉使いや見つからなければ反則をしても構わないというようなプロサッカーよりもフェアプレーを重視したラグビーのほうが合っているかもしれませんね。

しかし、日本の学生ラグビーって高校も大学も結構問題起こしていますからね。私が通った高校では在学中にラグビー部が廃部になりました。何かしでかしたのでしょう。一人は退学になりましたし。

あまりラグビーをカッコよく神聖ししないほうがいいのでしょうね。所詮人間のやることですから。

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