雑記

片脚切断した60歳超えの男性の目指す百名山登山を知り我が身を振り返る

アイキャッチ画像:YAMAP

今月誕生日を迎えて満67歳。

以前のように60歳を超えてまだ生きている自分に驚くことはなくなり年齢は単なる数値と淡々としたものになってきました。(家系的に男性は短命なので)

会社員生活をリタイアして以来筋トレ、登山、ブログを生活の3本柱にして生きることを決めており現在も継続中です。

登山も本格的な筋トレも50代後半から始めた遅咲きですが私は全てにおいて遅咲きなのでこんなものだろうと思っています。

さて、つい最近ネットで何か忘れたけど登山関係の情報を検索していたときある記事が目に止まりました。

片脚の60歳の男性が百名山を目指している

それは片脚の男性が百名山を目指して山登りをしているという話です。年齢は60歳(2023年時点)ですから今年61歳になっています。

どうもこの方の登山スタイルが昨年NHK番組に放映されたようでその関連記事を私が目にしたのです。

8歳の時に病気で片脚を脚の付け根から切断せざるを得なくなりその後チャレンジ精神を持って生きることを決意されたようです。

北アルプスの高山のゴツゴツした険しく細い岩場の登山ルートを両手に杖を持って登っていく姿は見ているだけでハラハラします。

また手のひらには亀裂が入っていました。常に杖で体を支えているので手のひらが部分圧迫されるからです。

私などは間違っても登りたくない場所。極端な高所恐怖症というわけではないのですが間違いなく脚は震えるでしょう。

私は3年前に右膝の半月板が損傷し変形性関節症と診断されて下山時に走ることを理学療法士に禁じられもう人生終わったななんて当時は思っていました。

しかしこの記事を読んで「すごい人がいるもんだ」「片脚でもアルプスの高山の岩場を登ることができるんだ」と呆れ、感心しました。

それに引きかえやっぱり自分はまだまだ甘いなと思った次第。若い頃にはあったチャレンジ精神がすっかり影をひそめてしまっています。

登山を始めて間もない頃、南米パタゴニアやカリフォルニアのヨセミテ国立公園の縦走に想いを馳せたこともあったのに今ではご近所の日帰り登山だけで日々お茶を濁している始末。

白い杖をつきながら高尾山へ登る中年女性

これもつい最近ですが高尾山から4号路を経て始めて行く蛇滝口へ出ようと思ったのにどの出口を見落として1号路(表参道)という人酔いしそうなほど観光客(人々の息切れが匂ってきました)で一杯の登山道を下山する羽目になりました。

参考ブログ:『JR藤野駅・陣馬山・明王峠・小田宿・城山・高尾山・京王線高尾山口駅縦走

そんなときに白い杖を持った中年女性とその横に付き添いの女性が高尾山(もしくは薬王院)を目指して登ってきました。

その時は「目が見えなくても登山するのか」、「楽しいのかな」、「山頂の空気を感じ取りたいのか」「いろんな人がいるなぁ」と漠然と思ったのですが今となっては山頂ではなく高尾山薬王院へお参りが目的だったのかもしれません。

いずれにしろ全て舗装路とはいえ地味に急で一般人は脚にくる登山道(特に下山時は膝にきます)ですから白い杖の方が登るのはやはり大変でしょう。

終わりに

上記のお二人には感心しました。

筋トレと登山で日々どこか痛む体ですが一応五体満足な体なのに何をゴチャゴチャ言っているのか、と。

何だかちょっと(人生に対して)引っ込み思案になっていないか、と自問自答。

一方で「俺は俺」と開き直る気持ちも。

しかしどこかで自分でブレーキをかけているのも事実。

心身ともに老化していることの現れです。

その事実を受け止めた上でどうするか、ですね。

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