健康

身近でもわかる3000万人以上が変形性膝関節症で女性が多い

認知症の母病状悪化と聞かされ実家の札幌に東京から急いで飛んできて3日目の朝。

母親もその後落ち着いたのが病院から何も言ってきません。

私は実家にもうすでに飽き飽きしてきたのでとりあえず明日東京に戻ることに。

しかし今朝姉から興味のある話を聞きました。

女性に変形性膝関節症が多いのを身近で実感

昨日は札幌散策というほどではないのですが普段より歩いたせいか右膝に鈍痛がありました。

今日になっても鈍痛が残り朝食を取りながら私が変形性膝関節症になった右膝をさすっていると姉が、

私が通っているテニスクラブの女性(68歳)も変形性膝関節症になって医師から手術を勧められたので手術しない方向で何とかできないかと他に2つの病院へ行ったのですがいずれも手術を推奨されたそうです。

その女性はおそらく初期ではなくすでに後期の患者だったのではないかと思います。後期と言うのは半月板損傷のみならず大腿骨と腓骨が直接擦りあってお互いの軟骨がすりつぶされている状態です。

つまりO脚かX 脚が進行している状態。

そこで4つ目の病院で手術をしない方向でおそらく理学療法士(PT)によりリハビリを受けているのではないかと思います。

ただしそこでできることは筋力アップのみになるでしょうね。あるいはひょっとして自己細胞再生の治療かも。

たとえO脚であってもそれをリハビリで元に戻すことは出来ません。

現在テニスをやめてヨガだけやっているそうです。

私も3回PTのお世話になりましたがこのままリハビリするよりもジムで筋トレした方が圧倒的に効果的とわかり即通院をやめました。

私の姉も時々膝が痛むそうでおそらくすでに変形性膝関節症になっているものと思われます。

男性より女性に変形性膝関節症が多い理由

それでは男性より女性の方が変形性膝関節症が多いのは何故でしょうか。

・女性は筋肉合成を促進する男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が男性より圧倒的に少なく筋肉量が少ないため膝関節を保護する力が弱くなりやすい。

・軟骨の生成を促進する女性ホルモンの減少より骨がスカスカになりやすくなる。

・男性に比べ女性は骨盤が広く、下肢(股関節からあしの指先まで)の横揺れを支える中殿筋の筋力が少し弱い。そのため脚全体に「スラスト」と呼ばれる横揺れの外力が加わりやすく、これが膝に負担をかけてしまいます。

以上から老化(経年劣化)により男性より女性の方が変形性膝関節症になりやすくなります。

変形性膝関節症患者は3000万人以上

現在日本では800万人以上の変形性膝関節症の人がおり、膝痛があっても病院検査をしない未確認の変形性膝関節症の人は3000万人以上いると言われています。

女性でO脚かX脚、外反母趾、肥満の3つの症状があるとほぼ間違いなく変形性膝関節症になると言われています。

私のように登山をしたり山で走ったりする人は加齢とともに変形性膝関節症になる場合があるのですが、特に登山やマラソンをしなくても40代以上であればなる可能性が出てくるそうです。

ネットでは20代の女性が登山で変形性膝関節症になった記事を見て唖然としたこともありひょっとしたら日本人特有の病気のような気がしました。

まもなく3人に1人が65歳以上を迎える日本。今後も変形性膝関節症や変形性股関節症が増加することでしょう。

腰痛の原因は様々

さらに私の姉はもうだいぶ前から椎間板ヘルニア(腰椎の4番と5番)になっているそうで医師からは腹筋と背筋を鍛えてくださいと言われたそうで「どんどん年をとっていく感じ」と言っていました。

実は私も30代半ばのときに腰痛になり駅の階段の上り下りにも手すりをつかまないと動けないと言う状態がありました。2つ病院に行っても原因は不明で牽引と温湿布をしてもらって一時的に痛みを取るだけしか対応はしてくれませんでした。

いろいろ本を読むと当時(今から30年ほど前)は腰痛の原因の7割は腹筋と背筋のバランスが悪いからと言う説が主流でした。その中でプールで後ろ歩きすれば治るという説があり試してみることに。

それでジムに入会しプールで後ろ歩きをすると全く腰痛がなくなりました。しかし腹筋運動をするとすぐ腰痛になるので完治したわけではありません。

しかし30年後の今もそんなことを言う医師がいるんですね。

現在腰痛の原因は様々で一口に腹筋と背筋の問題ではないのですが。

例えば様々な臓器が病気になったときその臓器と脳を繋ぐ神経が誤って腰が痛いと伝える場合もあるのです。

その原因は背中には多くの神経が通っておりその神経が混線して脳に誤った情報を流し、脳が腰が痛いと判断してしまう場合があるのです。

医師によって診断がマチマチですのでしっかりした医師を選択することが大事になってきます。

本当、医師はピンキリです。

終わりに

高齢者同士の会話は健康とお金の問題が多くなってきます。

私があっちが痛い、こっちが痛いと言う会話をスムーズにできるようなったのは自分でも驚きです。年なんだなぁと実感。

私は実年齢より5〜10歳若いと思ってきたのですが最近は5歳若い程度に納めています。

筋トレ(インクラインダンベルフライ のやりすぎ)で痛めた左肩、登山で痛めた右膝。

それ以外は小便の出が悪いことと直近の2週間位寝つきが悪く朝方に必ず目が覚めてしまうことが私個人の健康問題になっています。

睡眠不良は朝ぼ〜っとするほどで今までに経験したことがないことです。

毎日の晩酌が悪いのかその2時間ほどで入る風呂でアルコール成分が全身を駆け巡るからなのか。アルコール分解をする肝臓の機能低下が原因なのか。

あるいは睡眠に関与する神経伝達物質であるセロトニンの不足なのか。

いまだ不明です。

最近は筋肉肥大と同時に動ける身体を目指していますがその前に睡眠不良を何とかしないと。

高齢者が健康であるためにタンパク質の摂取量をどの程度にすべきか前のページ

高齢者になって老いても一人暮らしが好きで長生きはしたくない次のページ

関連記事

  1. 健康

    コラーゲンの真実

    今日はコラーゲンの話です。コラーゲンは美肌効果がある…

  2. 健康

    コラーゲンを摂取してもアミノ酸に分解されると知っておこう

    雑誌や新聞などの広告で時々見かけるサプリメントに「コラーゲン…

  3. 健康

    なぜ睡眠中夢を見るのか?それもなぜ悪夢が多いのか?

    以前記事にもした睡眠不良。熟睡できないようで朝方目を覚ますこ…

  4. 健康

    人類が作った最悪の化学物質「砂糖」

    炭水化物(食物繊維+糖質)が今悪者になっていますが、それは、炭水化物…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
PAGE TOP