アイキャッチ画像:ニューズウィーク日本
最近の自民党や岸田首相の愚行を連日メディアはこれでもかというように書き立てています。
私のような政治・経済音痴でさえ(あるいは政治・経済音痴だからこそ)日本は大丈夫かと不安になってきます。
もちろん世界中問題のない国はありません。それを知らずして日本だけが問題であるかのように考えること自体問題であるとも思っています。
分断国家でトランプを大統領にしてしまうアメリカ。極右が躍進するフランスや北欧。EUを脱却後ゴタゴタ続きで3人も首相が交代したイギリス。エネルギーの過剰なロシア依存で経済力が急降下してきたドイツ。
しかしこれほどひどい政治家が他の先進国にいるのでしょうか。どこかの村会議員のような感じさえします。
目次
一連の日本の政治家の愚行
今メディアは旧統一協会と自民党議員の密な関係を暴き立てようとしています。
政治家は旧統一教会がカルト教認定まで後一歩だったことを知っていました。壺や印鑑などの霊感商法時代を知りそして今も手を替え品を替えてせっせと日本人からお金を巻き上げ本国である韓国へ送金していることさえ知っていたはずです。
さらに彼らの教義の根底は反日であることも知っていたはずです。それにもかかわらず選挙ためにカルト教団を容認しているということは自民党の政治家こそ売国者であるということです。
自分が当選したいためにカルト教団を利用し、逆に利用されているとは思いもよりません。これを洗脳と呼ぶのです。
新型コロナ対策問題では病床数世界一位の日本がベット数は余っているのにもかかわらずコロナ患者を入院させることができない緊急状態を招き、その原因の一つに利権団体の日本医師会があるのにもかかわらずこれまた自民党の支援団体であり多額の献金ももらっているので何も文句が言えません。
日本は病院数が多いのです。この病院数も世界一なのです。しかしその分一病院あたりの医師数が極端に少なく新型コロナのような緊急性の高い病気が蔓延すると集中治療ができる専門医が病院にいないという現象が起きてしまうのです。
また各病院の連携システムもできておらず医師の派遣の融通性が限りなくゼロになっているので病床はあれど医師はいないという状態が続くのです。
それによって多忙な病院と暇な病院に別れてしまい非常に効率の悪い状態になってしまうのです。
安倍元首相の国葬問題も然りで岸田首相の勇足で国葬がゴタゴタするようになり遺族からすればいたたまれない気持ちでしょう。
岸田首相は聞く耳があると自分で語っていますが「根回し」が全くできない人のようであちこちから俺はそんなことを聞いていないと言われてしまいゴタゴタが続くのです。
もともと首相には向いていないと初めからわかっているのに首相になってしまったのですから本人も大変でしょうが国民はもっと大変です。無能者が首相になったのですから。
東京五輪汚職。とうの昔に誰もが薄々わかっていたことでしょう。電通、森元首相、IOC、JOC、山下IOC会長、橋本聖子議員などはもう限りなくブラックに近い人たちです。
何を今更といった感があります。日本には原子力村、医療村とスポーツ村があって政治家、企業が利権でコンクリート並みに強固になっています。
維持費で赤字になり国税を使って返済。自分はポケットにお金が入って周囲のおバカなスポーツ議員連中は一生懸命ヨイショして銅像まで立たせる。
本当、ゴロツキです。
台湾の半島帯メーカーが九州に半導体工場を作ることになって地元では大騒ぎになっているようですがこれも家電用などで使用される低レベルの半導体であって最先端の半導体ではないのです。
先端技術の半導体工場ならまだしも低レベルの半導体に数千億円という国民の税金を使う価値は全くないというのが半導体の専門家の意見です。
これも政府や経産省の勇足であって日本の得意分野である半導体の材料や部品に特化すればいいのです。
20年以上に及び日本人の給与が上がらず先進国最低レベルの賃金になっているのにもかかわらず相変わらずの無策で何もできないでいる状態が続きこれに長期間にわたる円安が拍車をかけ物価が上昇しています。
政府は内需拡大しお金が回る政策が必要で日本の会社の巨額の内部保留を流出させるためのシステムを作る必要があります。さらにかつてのソニーやホンダのような「イノベーション」が必須になってきます。
卵が先か鶏が先か
今だけでなくずっと前からこんな日本の政治家連中は本当に日本に必要なのかと考えていました。
日本の政治家はどうしてあのように下品で醜く傲慢で頭が悪いのでしょうか。
どうしてあのような化け物が政治家になるのでしょうか。
どうしてあのような化け物を国民は当選させるのでしょうか。
バカが政治家になるのか政治家になるからバカになるのか。
卵が先か鶏が先かという問題です。
私と同じように考える人はたくさんいるだろうと思っていたら慶應大学大学院准教授の小幡 績(おばた せき)が面白い記事を書いていました。
日本の政治家があまりにもひどすぎる理由
私的に解釈して書くと
・もともと愚かな人しか立候補しないので愚かな人が政治家になってしまう
これって言えてます。
知名度がそれなりにあるおバカタレントが政治家になるケース。政党とするとおバカでも国会内で議員数が増えるとそれだけ勢力の増加になるので党の言う通りに動いてくれればいいのです。むしろおバカな方が扱いやすいこともあるのです。
・愚かな人の方が「より得票力」がある
これは先述の「おバカタレント」に通じます。
選挙で無名の人よりもちょっと有名人の方に投票をしてしまう愚かな国民が存在するのです。
愚かな人は愚かな人から選ばれるのです。
・政治家になると国民から愚かな行動を強いられる
これは国民(支持者)からこれをやってくれ、あれをやってくれと言われると次回の選挙のためにそれらに応えなければならず結局八方美人になって本人も何をしたいのか、何をしたのかわからなくなってしまうのです。
そういった環境下にずっといると政治家がどんどん鈍感になってしまうのです。
旧統一教会一つとっても、立候補者は初めはその支援に後ろめたさを感じても当選してその支援の環境下に慣れてくるとだんだん自分の良心(あれば、ですが)の呵責に悩むことがなくなってくるのです。
別にカルト教団の信者でもないし選挙のためと最初は割り切っていてもそのうちだんだんと感化されてある政治家のようにカルト教団の要望通りに国会で発言して法案を通過させてしまうのです。
そして政治家本人はカルト教団に感化されていると言う認識は薄いので始末に負えないのです。つまりいつの間にか洗脳されてしまっているのです。
正しいことをすると落選する
例えば、選挙で「後期高齢者(75歳以上)の保険料を30%にする」と言えば投票者は年金受給者が多いので落選する可能せいがあります。
ある政治家が「日本の生産性が先進国最低な原因は中小企業、特にサービス業が安価な商品を販売し利益率が低いからだ。今後はサービス産業の最低賃金の値上げさせる」と言えば中小企業が9割以上を締める日本では次回の選挙で落選するでしょう。
落選しないためには国民の受ける話を持ち出して支持率を上げる必要があります。そのためどんどん八方美人になっていくのです。
このような政治家が多い一方、地盤・看板・カバンのある2世、3世のような政治家はそのようなことを心配することが少ないので言いたいことが言えます。したがって一般国民はそっちの政治家の方が頼もしく見えるのです。
終わりに
顔はその人の人生を物語ります。
政治家があれほど醜いのはよほどのことをしてきたからでしょう。
正しいことをしようとする政治家は落選するはとても残念なことですが、それも現実です。
愚かな政治家の背後には愚衆がいます。
政治家はもはや不要で政治的判断はAIにさせよう言う学者も出てきました。
もう政治家に期待すること自体無意味なことになるのでしょうか。
それとも今後いつか賢明な政治家が生まれるのでしょうか。
もし生まれるとすれば、それは愚衆の中から生まれるのでしょうかそれとも賢明な大衆の中から生まれるのでしょうか。
一人一人が小さくとも声を出しやがてそれが政治(政治家)に反映しそしてまた彼らが大衆(選挙民)にのまれて愚かな政治家になっていくことを繰り返すのでしょうか。
おそらくこれらの問いは政治家が誕生して以来ずっと問われていたことでしょう。
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